あらすじ
江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、良き競い相手だった彦之助が独立し、己の店を持つことになった。「彦之助が店を持てるのならば、自分だって……」と揺れる心を持て余していたある日、母から帰郷を促す文が届く。実家に帰れば、店を持つ後押しをしてもらえるかもしれない――誘惑に駆られるきよ。一方で、彦之助は自分の店の奉公人とうまくいかず、信頼できる相手と働きたいと、きよを己の店に引き抜こうとして……
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Posted by ブクログ
彦之助がお弁当屋の店を持つ事になって、てっきりお清と一緒にやるのかと思ったら、ちょっと違った。しかし、いつの日かお清が店を持つことになるのは間違いないだろう。次の本が楽しみです。
Posted by ブクログ
料理長の弟が、店を持つことに。
先に…という状態で、心中穏やかではないです。
それは当然だろう、というのもありますが
読者としては、なるほどな展開に。
ある意味もてもて?w
一国一城、というのに、本人は我を通そうとしているし
どうして思う通りに進む、と思っているのか
非常に謎です。
合わせてもらえるのが当然、と思っているのか
どうにかすれば引っ張れる、と思っていたのか。
店を持つ前のやらかし、もそうですが
確かに紙は高いですし、書いておけるものはないですが
ちょっとこれは…な弟君。
物理的にも離れましたし、次に入った人からも
言われてしまう予定ですし、どうにか…なる?
今回は、あっちとこっちの男どもに
振り回されっぱなし、でした。
Posted by ブクログ
江戸の料理屋”千川”で料理人として働くきよ
一人前の料理人を目指し精進を重ねていたある日、良き競い相手だった彦ノ助が独立し、己の店を持つことになった。自分も・・・と揺れる心を持て余したある日母から帰郷を促す文が届く。
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秋川滝美さんの料理時代小説第4弾。
料理の才能はめっぽう高いが、自己肯定感が低い主人公おきよ。
夢に向かって自分の才能を惜しみなくさらけ出せ〜!
Posted by ブクログ
あの兄弟、おきよを料理人として取り合ってるのも嘘ではないと思うけど、明らかに女性としてもだと思う、、
あと、何で読んだか忘れたけど(美味しんぼ?)、「先代と同じレベルになっても常連客は同レベルとは感じてくれない。先代と比べて一段上に行って、やっと同じレベルになったと感じてくれる」みたいなのを読んだことがあって、それって真実と思ってて、だから、弥一郎さんはすごいんだと思う。