あらすじ
江戸の料理屋「千川」で料理人として働くことになった、きよ。慣れないながらも一生懸命励んでいたある日、ひとりの男が「千川」を訪れる。男は「千川」の主の次男坊・彦之助。上方での料理人修業を終えて帰ってきたそうだが、なにやら様子がおかしい。そのうえ、彼はやけにきよを敵視してきて……。彦之助の嫌がらせに、きよを襲う謎の体調不良。そんな中でも、自分の料理を食べたお客の笑顔が心の支え。身も心も癒される食と人情の物語、波乱含みの第二弾!
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キヨの江戸料理日記2
江戸時代の生活状態が読んで想像できるようでした。姉弟間の思いやりが鮮明に書きあらわされて楽しく読む事ができました。
Posted by ブクログ
出勤途中、流れてきた女性を発見した。
店の近くだったので全員で…という、慌て草。
短編で、犯人分かって終了、でしたが
女の人が怖いのか、思い込みが怖いのか。
そして店の次男登場。
この頃はこんなもの、と言われればそうですが
うわぁ…な状態。
自分がされて嫌な事は、な発想はないのだな、と。
修行に出ていたのにどうなったのか等
じんわり分かってきましたが
その状態は確かに、こうするかも。
しかし、還る場所がある人だけが、できる選択。
おきよの料理が、増える?
私の周りには、好い人ばかり居て、恵まれている。と、きよは、言うけれど、きよの人の良い性格と、心のこもった美味しい料理が、そういう好い人達を、自分の周りに集めているんじゃないかな?これからも、おきよの料理を、どんどん増やせるように、頑張れ!
Posted by ブクログ
今回はライバル登場により、料理人としての意識がアップしてきました。
美味しそうな料理…ちょっと手間だけど、家で作れそうとか思ってしまうものもあるな。
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きよが相変わらず、お人好しでみんなから好かれているし、料理が上手い。次回作で彦之助がどうなるのか?きよが、武家屋敷に行ってしまうのか?はたまた…早く次回作が気になってしょうがない(^^)
Posted by ブクログ
秋川滝美さんの時代小説。
江戸時代女料理人として働くきよのお話し第二弾。
前回は、自己肯定感がめっぽう低かったきよだったが、
今回はヒール役の登場によって心情の変化が⁈
Posted by ブクログ
情は人のためならず。きよもせいも魅力的な人ですね。でも、彦之助がなんかとても魅力的。清五郎も人間として成長しているけど、彦之助の振れ幅がすごい。