【感想・ネタバレ】極彩色の食卓 ホーム・スイート・ホームのレビュー

あらすじ

【電子版巻末には丹地陽子先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
燕と律子。家族よりも「家族」の二人が選んだ道は――。
料理コラムニスト・山本ゆり氏も絶賛の感動大作。

女流画家・律子と暮らしはじめて3年――。
美大卒業を目前にしていた燕はある日、1本の電話を受ける。相手は内定の決まった修復工房の所長で、2週間ほど瀬戸内の小島へ研修に行ってくれないか、というものだった。律子と遠く離れることに不安を抱きつつも瀬戸内海に浮かぶ小島・花之島を訪れる燕。親の都合で島を出た少年、難病の画家の夫を持つ年の離れた美しい妻、美術雑誌の新人編集者。そして老練の修復士・皆本。人々との出会いを通じて、自分の過去と向き合う燕。そして律子にもある変化が――。


風光明媚な瀬戸内の島を舞台に贈る、心を満腹にする色彩と食卓の物語、堂々完結!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。
女流画家律子と美大生燕。
絵画と料理を軸に
心と体が満たされていく

色のない文面から頭の中に
様々な色が広がって
まるで冷えた心が温まるような心地良さ

美味しい食事と
綺麗な色は
人を癒す力がある

そう思えたシリーズでした

燕が社会人になってからも
続きが読みたかった

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

絵画の修復師を目指す燕はで2週間の研修で風光明媚な瀬戸内の島へ。そこでの人々との出会いを通じて、燕は自分の過去と向き合い前へ進んでいく。家族といっても近いからこそ言葉にする大切さを実感させられる。

0
2025年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ最終巻。
過去2作の登場人物たちに加えて、新しい出会いも。
第一印象が良くない人たちも、実は複雑な感情を抱えていて、物語が進むうちにギクシャクした関係が滑らかになっていく。
その変化は、シリーズ共通。
特に1巻目から対立していた柏木と燕の関係が、かなり前進して、とても微笑ましい。
まだまだシリーズが続いてほしい気持ちもあるが、大団円なラストで大満足!

0
2025年07月08日

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