極彩色の食卓

極彩色の食卓

748円 (税込)

3pt

3.9

夢に挫折し、今を無気力に生きる美大生の燕は、かつて一世を風靡した天才女流画家の律子に拾われ、生活の面倒を見てもらうことに……。

引き替えとなる条件は、美味しいご飯を作ること。

自分の過去や絵で挫けた事実を隠したい燕は、言われるがままに美味しい食事を作り、律子と一緒に暮らし始める。
でもそんな彼女にも隠している過去と秘密が……。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

極彩色の食卓 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 極彩色の食卓
    748円 (税込)
    夢に挫折し、今を無気力に生きる美大生の燕は、かつて一世を風靡した天才女流画家の律子に拾われ、生活の面倒を見てもらうことに……。 引き替えとなる条件は、美味しいご飯を作ること。 自分の過去や絵で挫けた事実を隠したい燕は、言われるがままに美味しい食事を作り、律子と一緒に暮らし始める。 でもそんな彼女にも隠している過去と秘密が……。
  • 極彩色の食卓 カルテットキッチン
    748円 (税込)
    挫折した絵に対する想いを取り戻して3年。 相変わらず律子のアトリエに住み続ける燕は、将来のビジョンを見つけられないまま、美大の最終年を迎えていた。ある日、燕はアルバイトを始めた音楽喫茶で音楽高校に通う桜と出会う。 挫折とトラウマからピアノが弾けなくなっていた彼女にかつての自分の姿を重ねた燕は、彼女の仲間やそのその幼馴染、そして律子とともに、料理で寄り添っていくが――。
  • 極彩色の食卓 ホーム・スイート・ホーム
    803円 (税込)
    【電子版巻末には丹地陽子先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 燕と律子。家族よりも「家族」の二人が選んだ道は――。 料理コラムニスト・山本ゆり氏も絶賛の感動大作。 女流画家・律子と暮らしはじめて3年――。 美大卒業を目前にしていた燕はある日、1本の電話を受ける。相手は内定の決まった修復工房の所長で、2週間ほど瀬戸内の小島へ研修に行ってくれないか、というものだった。律子と遠く離れることに不安を抱きつつも瀬戸内海に浮かぶ小島・花之島を訪れる燕。親の都合で島を出た少年、難病の画家の夫を持つ年の離れた美しい妻、美術雑誌の新人編集者。そして老練の修復士・皆本。人々との出会いを通じて、自分の過去と向き合う燕。そして律子にもある変化が――。 風光明媚な瀬戸内の島を舞台に贈る、心を満腹にする色彩と食卓の物語、堂々完結!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

極彩色の食卓 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    老女と青年と美味しいに決まっているお料理。そして、ノスタルジーな感じ。心の闇が垣間見える。でも、なんかずっと読んでいたい。

    0
    2019年10月19日

    Posted by ブクログ

    この小説は沢山の色で溢れていました。
    世界的に有名な女流画家である「律子」と絵を描かなくなった青年「燕」の物語。

    生活能力のない律子と一緒に暮らす中で、燕は数々の料理を振る舞いますが、そのどれもが豊かな色によって表現されています。律子は食べたいものを色で指定していくので、燕はそれに合った料理を作る

    0
    2019年07月26日

    Posted by ブクログ

    読書習慣を身に付けたくて、わたしが少しずつ、毎日大切に読んでいた小説です。
    短編になっているから、どんなに疲れていても読みやすくて、癒されました。
    料理が題材の本が好きな私は、グッと惹き込まれました。料理と美術の融合面白いなと思いました。好きな作品です!

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    絵が描けなくなった美大生・燕は、日暮れの児童公園で、世界的に有名な女流画家・律子と出会う。

    律子が燕の素描を描きたがったことから、律子のアトリエ兼自宅に居候し、描き始めると寝食を忘れる律子のために、料理を作るようになった燕。
    互いの過去を明かすことなく、ただ季節の手料理をはさんで食事をするふたりに

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    出てくるご飯がどれも美味しそうで、絵の描写の部分には何故か色を感じられる作品でした。
    続編もいつか読みたい。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    なろう系だと思って舐めてたらひきこまれた。美大を休学した男が不思議な女性に逢い、食事をつくることを条件に居候する話。食べ物のと心の揺らぎの描写がすばらしい。全体に漂う空気(匂い)がいい。きったない部屋なんだろうけど不思議と不潔な感じがしない。

    0
    2020年10月13日

    Posted by ブクログ

    本を読んでいると、たいていの場合は早く先を読み進めたくなるのだけど、たまに進まないでほしい。もっとゆっくりと読んでいたいと思う本がある。この本のように。
    主人公と律子さんの不思議な関係。小さな子供がお母さんを愛している感じなのかな。

    0
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    秘密を抱える天才女流画家の律子さん。
    拾われた、絵が描けなくなった燕。
    二人の生活はどこかはかなげで危ういけれど、美味しそうなご飯が二人を繋いでくれている気がした。料理が出てくる小説は多いけど、香りや湯気、色彩まで、文章から伝わってくるよう。
    食材が高級そうなイメージだけど、特に色が伝わってくる。

    0
    2020年03月04日

    購入済み

    サクッと読める

    章ごとに話が区切れるので軽く読める
    表紙の通り様々な色合いとおいしそうな料理が楽しめる話

    0
    2019年06月28日

極彩色の食卓 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ことのは文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す