【感想・ネタバレ】極彩色の食卓のレビュー

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2019年10月19日

老女と青年と美味しいに決まっているお料理。そして、ノスタルジーな感じ。心の闇が垣間見える。でも、なんかずっと読んでいたい。

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Posted by ブクログ 2019年07月26日

この小説は沢山の色で溢れていました。
世界的に有名な女流画家である「律子」と絵を描かなくなった青年「燕」の物語。

生活能力のない律子と一緒に暮らす中で、燕は数々の料理を振る舞いますが、そのどれもが豊かな色によって表現されています。律子は食べたいものを色で指定していくので、燕はそれに合った料理を作る...続きを読む。この時点でもう師匠と弟子のようでした。

わたしは、自分が本当にやりたいことを、「自分には才能がない」「もっと上手い人が沢山いる」と思って辞めてしまうことが今まで沢山ありました。まさに燕もそんな風に夢を諦めた男の子。

本を読み終えた後に、
自分の好きなことをやってもいいんだ。
と思わせてくれる小説です。

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Posted by ブクログ 2020年10月13日

なろう系だと思って舐めてたらひきこまれた。美大を休学した男が不思議な女性に逢い、食事をつくることを条件に居候する話。食べ物のと心の揺らぎの描写がすばらしい。全体に漂う空気(匂い)がいい。きったない部屋なんだろうけど不思議と不潔な感じがしない。

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Posted by ブクログ 2021年02月06日

本を読んでいると、たいていの場合は早く先を読み進めたくなるのだけど、たまに進まないでほしい。もっとゆっくりと読んでいたいと思う本がある。この本のように。
主人公と律子さんの不思議な関係。小さな子供がお母さんを愛している感じなのかな。

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Posted by ブクログ 2020年03月04日

秘密を抱える天才女流画家の律子さん。
拾われた、絵が描けなくなった燕。
二人の生活はどこかはかなげで危ういけれど、美味しそうなご飯が二人を繋いでくれている気がした。料理が出てくる小説は多いけど、香りや湯気、色彩まで、文章から伝わってくるよう。
食材が高級そうなイメージだけど、特に色が伝わってくる。

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購入済み

サクッと読める

2019年06月28日

章ごとに話が区切れるので軽く読める
表紙の通り様々な色合いとおいしそうな料理が楽しめる話

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