syo5のレビュー一覧

  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

    Posted by ブクログ

    同じ国家資格を持つ医師だけど考え方が違うと治療方針が180度違う。余命を受け入れて過ごすという考えの桐子と絶対に諦めないという考えの福原はそれぞれベテラン医師。
    自分が壁にぶち当たったときはお互いの意見を求めあう二人の関係性が素敵。

    0
    2025年05月09日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

    Posted by ブクログ

    医師を目指し、医学部で切磋琢磨してきた同期3人。
    今は同じ病院で勤務している。
    院長の息子で副院長の福原は患者を救うことに情熱を燃やす。
    一方、桐子は死ぬことが決まっている患者には辛い治療を勧めず、緩和ケアを勧める。それが故に死神という仇名が付けられている。
    福原は今やそんな真逆の考えの桐子を疎み、病院から追い出したいと思っている。
    そんな2人の間に立ち、なんとか仲を修復しようとするのが音山だった。
    音山は2人のように強い信念がなく、患者の死に慣れていく自分を嫌悪していた。
    日々関わる患者たちに訪れる死。
    それに向き合う医師の誰が、何が正しいとは言えない。それぞれに想いがあるから。
    3人の関係

    0
    2025年05月05日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

    Posted by ブクログ

    末期癌であろうが最後まで生を諦めない熱い天才外科医福原、冷淡に余命宣告しながらも今後の生き方を説く桐子。
    対立する2人の医師の間で揺れ動き、患者と共に迷い考える音山。

    死を突然突きつけられた患者の葛藤や、医師たちのそれぞれ異なる意見を通して生死について考えさせられる作品です。強い信念を持った極端な2人とは異なる音山が人間味あって好きです!

    0
    2025年04月27日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

    Posted by ブクログ

    誰にでもやってくる死。
    みな100%死ぬ。

    最期をどのように過ごすか考えさせられた。

    患者本人の気持ち。
    家族や周りの気持ち。
    医者の気持ち。
    たくさんの気持ちや思い、考えがある。

    でも、一番大切なのは患者本人の気持ち。
    余命宣告された時、きちんと教えて欲しいし、教えたい。
    そして一番いい死に方を選びたい。

    0
    2025年04月20日
  • 夢探偵フロイト -マッド・モラン連続死事件-

    Posted by ブクログ

    ミステリー?ホラー?と思いつつ読んでいって、藤堂比奈子シリーズ読んでたから、まさかのあの人登場で飛び上がった

    0
    2025年04月07日
  • さよなら、転生物語

    Posted by ブクログ

    読みやすくてすぐ読み終わってしまった。

    自分の人生どこかしら嫌なところがあり、違う人になれたら今よりももっと楽しく生きていけると考えたことがあった。自分ならどういう転生するかな、そもそも転生したいかなと考えた。

    楽しく読めました。

    0
    2025年04月02日
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 上

    Posted by ブクログ

    無料のホストクラブと聞いたら、怪しくて近寄ろうとは思いませんが、ヒペリカムのような場所があるなら行ってみたくなりますね。

    どう表現するのがいいのか難しいですけど、人間臭いというのでしょうか。
    表に見えてる顔や言動だけでは、その人を理解することはできない。
    かと言って、その本質というか本心というかを見ることは容易ではない。
    当たり前のことなんですけど。

    ヒペリカムのスタッフも、ヒペリカムを訪れるお客さんたちも、それぞれが悩みを抱えていて。
    自分が何を望んでるのか、何を悩んでいるのか、自分のことなのにわからないこともありますよね。
    そんな時に誰かと対話することで、見えてくるものもある。

    ヒペ

    0
    2025年03月30日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

    Posted by ブクログ

    大好きなシリーズです!
    私たちが今健康に生きていられる事は当たり前ではないということを再確認させてもらえる作品でした。
    前作も含め、本当に心に残る大切な小説になりました‪☺︎‬

    0
    2025年03月25日
  • また君と出会う未来のために

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    支倉爽太
    クラブ「アルファルド」でバイトを始める。ヴァイオリンを弾く。小学三年生の時、行方不明になった。両親は津波にのまれて亡くなった。


    尾崎幹也
    支倉の一歳年上。クラブ「アルファルド」では二番目に若い。東北で一番有名な難関国立大学に通っている。法学部。

    八宮和希
    クラブ「アルファルド」のピアニストが退職したため、代わりにピアノを弾いた。幹也の同居人。

    西城まどか
    爽太の八歳年上。仙台市内のIT系企業で働いている。

    日野原圭
    爽太と同じ大学。美術室の石膏像みたいな男。チェロを弾く。

    早坂千晴
    爽太と同じ大学。ヴィオラを弾く。

    高泉
    室内楽サークルの代表。


    圭、千晴と四重奏の

    0
    2025年03月18日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

    Posted by ブクログ

    病院を通じたさまざまな患者や医者の物語。

    上巻だけではいまいちピンとこなかった本だが、必死に生きようと、必死に救おうとする彼らの思いが描かれている。

    個人的には視点が変わるところがわかりにくかった。それがまたこの本の面白いところなのかもしれないが。

    0
    2025年03月16日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    月ヶ瀬和希
    校則の厳しい私立中学に通っていたが、知り合いのいない環境を求めて離島の采岐島高校に進学。クラスで王子」と呼ばれている。出入りが禁止される入り江で倒れた七緒を発見。

    尾崎幹也
    和希のルームメイト。和希の世話をやき、「乳母」と呼ばれる。飄々として世渡りがうまい。和希とは横浜のK大付属に通っていた。

    相葉修治
    和希のルームメイト。温厚で少し恥ずかしがり。平和を愛してやさしい。

    高津椿
    和希と共に七緒の救助を行った。七緒を生き別れの妹として保護。

    顕光
    和希のルームメイト。常にきっぱりはっきり潔い。

    秋鹿七緒
    入り江で倒れていた少女。今を一九七四年だと思っていた。

    耕平
    和希の

    0
    2025年03月14日
  • 領怪神犯

    Posted by ブクログ

    自然が癒しを与えもすれば突然牙を剥くが如く、〈神〉が引き起こす超常現象。その一見理不尽な神の仕業を調査し、対処する公務員(特別調査課)の活躍を描く。最後にある謎が明らかになり…。続き読みます!

    0
    2025年03月12日
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 下

    Posted by ブクログ

    自由に生きていきたい。生きるべきだ。という想いを作品全体を通して感じました。

    親をみるために地元を離れられないとか、会社を継げとか、何かを成しえなさいとか、何かと親に言われて生きなければならない日本人。
    親の不安も理解できるけれど、親も子供のために自立するべきだなと。
    チャンスがあるなら、世界に出るのだってアリ!なくらいに。

    想像していたストーリーとは違う作品でしたが、元ホストの檜山にしろ、飽き性の篠田にしろ、生真面目すぎる谷堂にしろ、すごくピュアで懸命に考えてるんだなと感じました。

    春日部とルチアの関係性は素敵!

    0
    2025年03月12日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ衝撃で、めちゃくちゃ胸が熱くなる話。

    どんなに塞ぎ込んでしまった相手にも、誰にでも光を与えられる絵梨さんのたくましさ、不器用すぎるけど葛藤しながらも家族を愛する欣一郎さんの優しさ。
    それぞれが想いあってすごく素敵だった。

    最期にお父さんと福原が向き合えたこと、福原が父親にも自分の医療の価値観を貫き通せたこと、本当に良かったと思う。

    前半は絵梨さんと桐子のはなし続編、後半は欣一郎さんと福原の話。

    素敵な家族愛を感じた…
    続きが気になりすぎて、一気に読み終わってしまった

    0
    2025年03月09日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

    Posted by ブクログ

    シリーズ1が良くて続編を。
    たぶん設定が1から進んでいてよかった

    エイズのカップルと、末期癌の母親の話(前編)

    無知であること、ネットに転がる専門外の人のテキトーな意見を鵜呑みにすること、感染した現実に向き合おうとしないこと…
    彼女は早期に確認し認め、医者に診てもらい、正しい知識を教えてもらい、回復していく。

    人間の強さ、弱さを感じた

    0
    2025年03月08日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

    Posted by ブクログ

    HIVにかかってしまったカップル。
    明暗を分けた結末だったが、なんか、ほんmと、言葉が難しいというか。

    0
    2025年03月05日
  • 領怪神犯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    序盤は実話怪談や掲示板系の様な、全て解決せずに末端だけ判明する感じで凄い好きな単話怪談だった。個人的に人魚の話好き。 後半はしっかり解決したり、世界の真相だったり、しっかり締めにかかっていて小説って感じ。 普通に良作な章だと感じた。 エピローグの真相開示は、伏線自体はあったけど、それでも尚唐突感を感じてしまった。

    0
    2025年03月05日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

    Posted by ブクログ

    どこよりも遠い場所とはどこなのか。

    最後に全ての伏線が回収され話が繋がっていくにつれ、とても切なくなった。

    青春の友達同士のストーリー、島の風景、古くからの言い伝えなど
    世界観がとても好きで
    風景も登場人物も頭に浮かび
    彼らは別世界に存在し、生きていて、私は時々それを覗きにいくようなそんな感覚だった。
    今も続いてるんだろうなと思う。

    0
    2025年03月04日
  • 領怪神犯3

    Posted by ブクログ

    ライトノベルホラー的な何か
    ひまわり師匠曰く「ごった煮設定」
    はい、流行らせましょう

    人智を超えた超常現象
    確かに古事記が着想的な感じの神々も在わしますが、ビジュアル的にはクトゥルフ神話が近いのではと思います

    1巻の現在に戻り主役交代の感あり
    恐るべき神を使役しようという恐るべき人
    目には目を的に神には神をの驚きの展開

    3巻に入ってもまだ新しい神を出してきて
    どうまとめるのか心配なほどでしたが
    時間軸と世界線のズレが
    心地よく終結したと思います
    でも3巻まとめ読みがお勧めです
    コミックでも読みたいなと思います

    0
    2025年02月23日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

    Posted by ブクログ

    内容、良い。登場人物、良い。読みさすさ、良い。
    全部いい感じ。
    今回はそれに加えて登場人物のつながりがさらに、良い。
    つまり良い感じ

    0
    2025年02月12日