syo5のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人間の手には負えない超常現象、またはそれを引き起こすモノは「領怪神犯」と呼ばれる。
役所でこの領怪神犯を調査する部署に所属する片岸は、部下の宮木とともに日本各地で起きる現象の確認と対処にあたっていた。
超常現象に対応する人たちの物語は、これまで様々なテレビドラマに熱中した自分にとっては胸が高鳴る設定だ。
本作は、領怪神犯に対して積極的に対処するというよりは、あくまで現状把握がメインというスタンスの部署であることが特徴的だと感じた。
そのドライさと、結果的に解決とはいかないすっきりしなさが、作品全体に不気味な雰囲気を漂わせている。
また、片岸たちが危機的状況に直面することも多々あり、そういったハラハラ感も楽しむことができた。
シリーズ1作目となる本作であるが、この巻単体では謎が増えていっており、モヤモヤする読後感であった。
なので、ページ数が増えても良いのでもう少し物語が進んだところまで読みたかった気がする。
けれどもラストで物語の世界に対する大きな謎が提示されて終わったので、この先が気になるところでの区切りだったのかもしれない。
今後の展開を見届けるのが楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
「どこよりも遠い場所にいる君へ」「また君と出会う未来のために」につながる物語。
その二冊、1年半前に読んでいるので、だいぶ話の内容を忘れていたが、読んでいる内に少しずつ思い出してきた。
表題作は、中学生の高津が入り江で2079年から来たと言う女性を助けたところから始まる2001年の話と、高津が入院した七緒から彫刻の制作を依頼された2015年前後の話、それらが交互に語られる。
「どこきみ」で語られなかった隙間を埋める、「どこきみ」を読んでいた人への特典みたいなお話。高岡という町、ちょっと気になる。
それ以外にも番外編4作。命が尽きる前の七緒、卒業前夜の和希、2030年にいた爽太、2069年のみずき、それぞれのエピソード。
「どこきみ」では七緒が1974年から2017年に来た話、「またきみ」は爽太が2011年から2070年に行って帰ってきた後の2021年の話で、「まだきみ」はみずきが2079年から2001年に来た話なのだが、そこで語られなかった番外編のお話に、私の頭の中は登場人物と時系列がごっちゃごちゃ。
まあ、細かいことは気にせずに、登場人物との再会を楽しんだら良いのだろうけどね。
館長の八宮って誰だと思ったが、和希だったな。この本では「月ヶ瀬」だったので、すぐに思い出せなかったわ。 -
Posted by ブクログ
「どこよりも遠い場所にいる君へ」の続編。続編というより2冊でひとつの作品といっても良いのでは?
今回は、9歳の時に震災に遭い両親を亡くし未来へ迷い込んだ経験を持つ支倉爽太を中心に物語が展開していく。
前作の和希や幹也も成長して登場し、爽太を支えていく姿が温かかった。
泣き虫爽太が五鈴に会うため情熱を注ぐシーンは少しハラハラもした。
ぶっきらぼうだけど頼りになる高津さんも前作に続き、いい存在感だった。
和希の「もう会うことはできないなら、おれたちができるのは、今ここで生きることだと思う。今ここに自分がいることで何ができるのかって、一生懸命考えることだと思うよ」の言葉が心に残った。
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Posted by ブクログ
いわゆるジャケ買い。作品の舞台や雰囲気感は好みだけど、内容は瑞々しい中学生や高校生向けという感じで自分にはちょっと合わなかったかな…。
読者を裏切るための「まさか…!?」を狙った展開が後半にあるんですが、そんな素振りをおくびにも出していなかったので驚きというより困惑が勝ってしまったのと、ネタバレを避けつつも感想として吐き出しておきたいのは最後に出てくる小道具。この手の展開は自分も大好きなんですが、伝えたい想いがたくさんあるからこそ、大事な言葉は短ければ短いほどグッとくるシーンになると思ってます。募る想いをある程度文字にして伝えようとすること自体はいいとしても、後半の大事なところ、作品を通じて届けたいテーマのところこそ、文字でざーっと羅列するんじゃなく、この作品全体を通して読み手に響かせてこそ、じゃないすか…!不安にならないでくれよ作者さん…!頼むぜ…!と思ってしまった。
セットでオススメされていた「また君と出会う未来のために」も買ってあるので、そっちも読みます。 -
Posted by ブクログ
「最後の医者」シリーズを期待して読みましたが、それほどでもなかった(笑)
ライトノベル系のエンターテイメントストーリ
無料のホストクラブ?と言われる「ヒペリカム」で共同生活を送る男たちが男女の悩みを解決する物語
下巻です
第二章が続きます
やはり、クライアントとの会話を通して、谷堂が自分自身を振り返り、気付いていきます。
自分自身のカウンセリングにもなっているんですね。
八坂、赤松とお互いがお互いを想う気持ちとすれ違い
八坂と赤松の恋の行末は?
恋愛ストーリの鉄板でしたが、ラストシーンはぐっと来ました。
そして、最終章の第三章
オーナの春日部の物語
春日部の過去が語られます
若いころのイタリアで知り合った女性ルチアとの想い
イタリアの家族ってこんなにも暖かいものなのでしょうか?
そんなルチアとその家族と暮らす中で下したつらい決断
そして現在、春日部を訪ねてきた小さな女の子の正体は..
ハッピーエンドでよかった。
「ヒペリカム」の花言葉は「悲しみは続かない」
楽しめました。 -
Posted by ブクログ
「最後の医者」シリーズを期待して読みましたが、それほどでもなかった(笑)
ライトノベル系のエンターテイメントストーリ
無料のホストクラブ?と言われる「ヒペリカム」で共同生活を送る男たちが男女の悩みを解決する物語
上巻です
第一章
元ナンバーワンホストの桧山の物語
ホストに貢ぎたいハルコ
そのハルコとの会話を通して過去の自分と向き合うことになる桧山
そして明らかになるハルコの正体
これは、びっくり!
そして、本当に求めていたモノ
じんわりと、良い話でした。
第二章
スポーツマンで堅物の谷堂
気分やの大学生の篠田
この二人とそれぞれのクライアントの物語
谷堂のクライアントは自分時に自信が持てない、女性に対して奥手の八坂
篠田のクライアントは男性に対して積極的な赤松
赤松が一方的に八坂を誘うものの、うまくいかない二人
それぞれの考え方はあるものの、自分としては八坂が気に入らない(笑)
こういう男嫌い(笑)
そして、下巻に続く