syo5のレビュー一覧
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自分を生きる
近々本書の続編が映像化されるというので、読み始めました。
白血病の実情について、ドラマなどでの知識しかなく、その厳しさを改めて知りました。
医療ものは本もドラマも数多く世に出ていて目にしていますが、エンターテインメントとて受け取っていたんだなと思います。
医師も一人の人間で、生き方についての考え方は様々であるはずです。
ただ、その信念に従って患者の命に向き合っている医師はどれくらいいるのか。
そう考えたとき、自分は自分の生き方にどれだけ真正面から向き合っているのかと、考えさせられました。
人は自分のためだけには生きられない、そんな生き物なんじゃないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
人間の手には負えない超常現象、またはそれを引き起こすモノは「領怪神犯」と呼ばれる。
役所でこの領怪神犯を調査する部署に所属する片岸は、部下の宮木とともに日本各地で起きる現象の確認と対処にあたっていた。
超常現象に対応する人たちの物語は、これまで様々なテレビドラマに熱中した自分にとっては胸が高鳴る設定だ。
本作は、領怪神犯に対して積極的に対処するというよりは、あくまで現状把握がメインというスタンスの部署であることが特徴的だと感じた。
そのドライさと、結果的に解決とはいかないすっきりしなさが、作品全体に不気味な雰囲気を漂わせている。
また、片岸たちが危機的状況に直面することも多々あり、そういった -
Posted by ブクログ
「どこよりも遠い場所にいる君へ」「また君と出会う未来のために」につながる物語。
その二冊、1年半前に読んでいるので、だいぶ話の内容を忘れていたが、読んでいる内に少しずつ思い出してきた。
表題作は、中学生の高津が入り江で2079年から来たと言う女性を助けたところから始まる2001年の話と、高津が入院した七緒から彫刻の制作を依頼された2015年前後の話、それらが交互に語られる。
「どこきみ」で語られなかった隙間を埋める、「どこきみ」を読んでいた人への特典みたいなお話。高岡という町、ちょっと気になる。
それ以外にも番外編4作。命が尽きる前の七緒、卒業前夜の和希、2030年にいた爽太、2069年の -
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Posted by ブクログ
「どこよりも遠い場所にいる君へ」の続編。続編というより2冊でひとつの作品といっても良いのでは?
今回は、9歳の時に震災に遭い両親を亡くし未来へ迷い込んだ経験を持つ支倉爽太を中心に物語が展開していく。
前作の和希や幹也も成長して登場し、爽太を支えていく姿が温かかった。
泣き虫爽太が五鈴に会うため情熱を注ぐシーンは少しハラハラもした。
ぶっきらぼうだけど頼りになる高津さんも前作に続き、いい存在感だった。
和希の「もう会うことはできないなら、おれたちができるのは、今ここで生きることだと思う。今ここに自分がいることで何ができるのかって、一生懸命考えることだと思うよ」の言葉が心に残った。 -
Posted by ブクログ
いわゆるジャケ買い。作品の舞台や雰囲気感は好みだけど、内容は瑞々しい中学生や高校生向けという感じで自分にはちょっと合わなかったかな…。
読者を裏切るための「まさか…!?」を狙った展開が後半にあるんですが、そんな素振りをおくびにも出していなかったので驚きというより困惑が勝ってしまったのと、ネタバレを避けつつも感想として吐き出しておきたいのは最後に出てくる小道具。この手の展開は自分も大好きなんですが、伝えたい想いがたくさんあるからこそ、大事な言葉は短ければ短いほどグッとくるシーンになると思ってます。募る想いをある程度文字にして伝えようとすること自体はいいとしても、後半の大事なところ、作品を通じて届 -