syo5のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
治らない病気であっても「延命」を諦めない福原先生と、「死」も選択のひとつと考える桐子先生。
前作とは置かれた環境が変わっても二人の考え方は変わらないようで。
今回の患者は難病にかかった恋人同士。
彼女は福原先生を、彼氏は桐子先生を受診。
同じ病気で、ほぼ同じタイミングで感染しているのに、二人の経過が全く違う。
前作で何となく二人の考えは理解したつもりでしたが、今回はあまりにも差があって、戸惑う。
患者が拒否しても、治る見込みがあるなら受診させるべきではと私も感じてしまって、患者の要望に寄り添うということが、正しいのかわからなくなりました。
ふたつ目のケースは、桐子先生の幼少期のお話。
過去 -
Posted by ブクログ
前作『どこ君』(若いふりして略語?)の続編です。こういう系の表紙‥まだ恥ずかしいですが、少し慣れました。寧ろきれいかも? ただ、「TikTokで話題の〜」という帯のデカ文字には慣れません‥。
前作の4年後の設定です。主人公も変わり、本作単独でも楽しめそうですが、可能な限り前作と続けて読んだ方が、物語の深みが伝わる気がします。
タイムリープもの、ピュアな恋愛ものは共通項として、前作は神隠しに遭った少女を受け入れる側の物語でしたが、本作は過去に神隠しに遭った側が主人公という設定です。この逆パターンが新鮮で、前作の登場人物も大事な役割を果たしています。
おじさんでもいいなと思ったのは、恋 -
-
Posted by ブクログ
これは面白い!前作よりも面白さは確実にパワーアップしている。福原や桐子の幼少期、はたまた福原の父親の過去などが描かれた今作は物語をより深くしていて、それぞれの本当の気持ちとかが伝わってくる。
上巻から続いている『とある母親の死』。桐子の隣のベッドに入院してきたエリはとにかく前向きで、読者である私たちにもたくさんの前向きな言葉を投げかけてくれる。
そして『とある医者の死』。また誰か死んでしまうのかと辛い気持ちで読み始めると、まさかのあの人。そんなに勿体ぶることでもないので、言ってしまうが、福原の父親である医院長が認知症に罹る。福原は父親の治療を桐子に依頼する。
前作ではそれぞれの -
Posted by ブクログ
前作から連続で読んだので、それぞれのキャラなどを忘れることなく読めた。どうしてもこのようなシリーズ本となると、前回の内容やキャラクターを忘れてしまうことが多いので、私みたいな忘れやすい人間には連続で読むのはいいな。
さて、前回医院長である父親の命令に背いた福原は何もさせてもらえずにいた。一方、病院を追われた桐子は小さな診療所を始める。
そんな2人の元に訪れた患者はAIDSに感染していた。AIDSになり、ダメな彼氏と別れて福原の元を訪れた彼女。彼女に去られて病気から目を背けていたが、桐子の元を訪れた彼氏。それぞれの運命は。
第2章では、桐子がまだ少年の頃の話が描かれている。アレルギ -
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2024.4.9再読。前回はオーディオブックだったので、紙の本にて。
ネットで夢が売られているという、なんとも不思議なところから。見たい夢が見れたらいいなあと思うけど、やっぱりそううまくはいかないものらしい。
間違って(わざとだったのだけど)凶夢を見せられたあかねがなんだかかわいそうだった。人が死ぬのは夢でも嫌だと思う。夢のはずなのに現実になりそうで不安になるよなあ。
今回の犯人は暇なの?とも思うし、ターゲットに近づくためだけにいろいろバイトなりなんなりしてたら時間もなくなるだろうし、将来が不安になったりしないんだろうか。もっと健全に楽しめることとかあったらよかったのに。ちょっとかわいそうな気 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2024.4.7再読。前回はオーディオブックだったので、今回は紙の本にて。
音で聴いていたときは、なんだか翠の見ている悪夢の話と、てるてる坊主殺人事件の話が繋がっているはずなのにばらばらに思えてしっくりこなかったけど、今回本で読んでとても納得できた。
カスミや翠が思うあかねへの気持ちはよくわかる。いらつくしなんでこの子がと思うけど、そう思いつつも羨ましいとか好感はけっこうあって、その矛盾にまたいらいらするんだろうな。みんないい子だ。
犯人はとてつもなく気持ち悪かったけど。殺した子の持ち物で人形を作る…むしろ人形を作るために殺す?なんて気持ち悪い以外のなにものでもないような。
メインのはずのフロ