syo5のレビュー一覧

  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    シリーズの中で一番好きだった。
    途中で「はっ!」っとさせられるところもあって。
    まだ大切な人と死別した経験は少ないので、こんな気持ちになるのか?と理解できないところもあったけど…。
    なんだか心に残る作品でした。

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    2025年04月04日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    ネタバレ

    切なかった。大切な家族が突然亡くなることへの悲しみがすごく伝わって感情移入してしまった。いつ何が起きるかわからない人生の中で、死にたくなるほど悲しいことが起きても頑張って生きていればいつかは救われると希望が見えたのがよかった。私も今ある健康な体に感謝をして、後悔のない日々を過ごしていきたい。

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    2025年03月30日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    ネタバレ

    人生の最期はどう過ごすか考えさせられた。お医者さんも自分に合うお医者さんと出会えたら良いなと思った。

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    2025年03月28日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    ネタバレ

    最後の医者は海を望んで君と生きる★4.5
    たまたま前作を人にプレゼントしようと本屋にいったら新作が出てて歓喜!迷わず買った。
    今までのシリーズとはちょっと違うテイストに感じられた。というのも今まで以上に医者以外の登場人物に焦点をあわせていた。福原が助けられなかった辻村浩平とその妻の藍香。その藍香に思いを寄せるがうまくいかない桃谷尋。尋と藍香と浩平のストーリと福原と桐子と音山のストーリが並行して進んでいく。あのスーパーヒーローのような医者だった福原が浩平を救えなかった時についに心が折れてしまいオペも怖くてできなくなるのは予想外だった。人は死んでも生きている人たちに強く影響し続ける。なんなら生きて

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    2025年02月25日
  • 領怪神犯3

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    このラストで良かった…!!
    道を間違えてもう戻せないものを全てなかったことにしてしまうのも正解かもしれないけど、その中でもがいてきた人や戦ってきた神達の報われなさをこのラストが全て救ってくれました!
    「神頼みができない切間」が印象的でした。物事の最終手段は神頼みだ!って思いたいのにこの世界で、この人は最も神に頼れない、自分で戦うしかない孤独な立場が切ないです。
    そして私の好きな神が切間の願いを叶えて助けてくれるのが好きすぎます。
    烏有の口調がすぐ出てきたのも、ずっと自分を押し殺して頑張ってきた糸が切れて素が出せた瞬間で何気に好きなところです。切間と烏有の再会は泣けました。

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    2025年02月23日
  • 領怪神犯2

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    1巻で気になって仕方なかった組織の秘密が20年前の出来事から明かされる2巻!
なぜ、この組織は作られたのか。そして何をしていたのかが明かされるドキドキの話でした。
神々もさらにおどろおどろしい物ばかりで時代によって違う信仰の度合いかな。
くわすの神が大好きです笑
1人のおじいさんの信仰によって生きている神でしかも全然害がないし、なんなら優しい神様であとからもなんだかんだ助けてくれるいいやつだ!ってなりました。
そこに在わす神は特に大事なキーパーソンで、それ自体は何か動き回るわけでも、しでかす訳でもないのに、最も危険という神々しい佇まいですよね。
でも使う人によっていい物にも悪いものにもなる…そ

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    2025年02月23日
  • 領怪神犯

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    読んでみたら大ハマり!イッキ読みしました!
妖とか神とかそうゆうもの好きなんです笑
どんな神かっていうそれぞれの名前もセンスが良くて、中でも私は「水底の匣の中の神」と「知られずの神」の話が好きです。
不気味で得体の知れなくて、でも絶対的に何か影響を与えながらもそこにい続ける神の不確かさと、そこに住んでいる人間のどこか危険なおどろおどろしいものを感じさせる塩梅が素晴らしいと思います。
ダークファンタジー好きの人は必見!
漫画化もされているのでそのうちアニメ化されるんじゃないでしょうか…!?
しかも最後に領怪神犯だけでなく、特別調査課の隠されている秘密の片鱗を知ったところでこの巻が終わるのがつい次

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    2025年02月23日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    (下巻)がこんなに面白いとは!
    絵梨さんの明るい性格が周りの人をグイグイ惹きつける。福原欣一郎仕事以外に興味が無く面白みのない男。そんな彼が心惹かれる程素敵な女性絵梨。欣一郎が幼い頃父親は居なくなった。家族を持つこと大切な人を守ることそれが重荷になり、将来への不安となり怖くなってしまい欣一郎達の前から消えてしまったのだろう。
    欣一郎もまた父親と同じ感情に襲われる、が、絵梨の前向きな言葉に不安をかき消され共に歩む事を選ぶ。
    記憶障害で病院のベッド意識朦朧の中昔の出来事が次々と現実のように見えて譫言のように呟く。
    主治医の桐子が事細かくノートに記し福原の知らない父親欣一郎の絵梨や息子にたいする想い

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    2025年02月14日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    最後の医者シリーズ。前作から6年ぶりだそう。
    私は最近知った作家さんだったので、続けて読むことが出来てラッキーでした。

    本作は、死別後に遺された家族がテーマ。
    大事な人を失った遺族の辛さや悲しみだけでなく、悲しみと寄り添うようになれるまでの変化や辛い気持ちをどう持っていくか、時間を経ての経過などがリアルに描かれている。

    また、遺族がテーマで、そちらがメインで描かれていながらも、医者である2人はきちんと(というと語弊があるかもしれないが)隠れることなく主役として登場し、いくつかのストーリーが並行して進んでいく構成力。

    3人で生きていく。
    重なる言葉も素敵でした。

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    2025年02月09日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    前作までは終末期の患者と医師との関係、本作は死別によって残された家族に焦点を当てた物語。
    残された人の苦しみ、無力感、それを隠して"普通に"暮らしている様子が辛い。
    死と向き合うことを勧めていた桐子にはどう映るのか…。

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    2025年02月08日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    何度読んでも好きなシリーズ。
    最新刊を読むために再読。

    覚えていない内容もあったので、
    再読して正解でした!
    上巻では〝死神〟と呼ばれる桐子先生の
    過去と現在を行き来しながらのお話が中心。

    個人的には、桐子先生推しなので
    下巻もこのまま再読し読み進めていきたい。

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    2025年02月07日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    最新刊を読むために再読。
    本当に何度読んでも素敵な作品。

    福原と桐子 2人のやり取りも上巻よりも濃くて
    なにより福原の父と母は強い…。
    特に母の絵梨は絵に書いたような明るく、
    何事もプラスに考えて実行できる。
    絵梨の強さと、それを振り回されながらも
    支えてきた父(院長)の絆に涙した。

    君が1度失った家族が、もう一度蘇るんだよ。

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    2025年02月07日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    この本を読んで深く感じたことがある。
    元気であることは幸せなこと。健康であることは何事にも代えがたい。日常生活での嫌なこと苦しいこと腹が立つことなどちっぽけな出来事。
    新ためて健康でいられることに感謝したい。

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    2025年02月06日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    死神と呼ばれる医者、桐子。彼は、死を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末は。誰もがいずれは死んでしまうけれど、死との向き合いかた、死ぬまでの時間を精一杯過ごす人の生とむきあうことが、読んでいて苦しくなった。今ただ生きていることが、とんでもなく感謝すべきだと感じた。

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    2025年02月03日
  • 深愛  煌華宮の檻   下

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    「深愛」の意味が明らかになる時どう思うか理解できるかは、すごく人それぞれだと思う。
    主人公の目線、それぞれのキャラの目線。想い、感情。様々な角度から物語が形成されラストまで引っ張られていく。
    #煌華宮の檻 の外からこの物語を動かしていたのは誰?

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    2024年12月30日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    ネタバレ

    最後の医者シリーズ大好きです。

    手術は成功したはずなのに無くなってしまった男性の奥さん
    その奥さんに恋をした男性

    そしてその患者を担当した執刀医福原。

    それぞれの考えや感情が全て入ってきて、心苦しく、切なくなる小説でした。ほんとに悲しい。
    自分がこれらの悩みを抱える方々を支える精神保健福祉士に慣れるのかどうか揺らがされると同時に支えたいと思いました。

    福原がしんどくなっていく、医者として仕事が出来なくなっていく中、「はやく桐子助けてあげて、!」と思うばかりで笑
    でも最終的には桐子が、音山が助けてくれる。
    友情って、人の繋がりって素晴らしいんです✨️
    そんなことを思わされる1冊でした。

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    2024年12月25日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    最後の医者シリーズは私の中高生時代の朝読で何度も読み返した思い出の小説で、期待値MAXで購入。結果、一日で読破してしまうほどのめり込んでしまった。人間ドラマが最高に良い。今作は精神面のドラマが描かれていて、支える側と支えられる側両方の苦悩が苦しかった。やはりこのシリーズは死に関する人々の心を繊細に表現するのがものすごく上手い、

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    2024年12月24日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    新海誠さんの映画になりそうな青春ファンタジー。
    離島の高校生が主人公。島の美しい自然が新海誠さんのアニメーションのように目の前に広がった。
    いくつもの伏線が散りばめられていて最後は大きく繋がる。続編もあるようでいつか読んでみたい。

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    2024年12月16日
  • 領怪神犯3

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    過去編、そして現代へと物語は戻り、新旧の調査課メンバーがついに事態の全容に迫る。恐ろしい真相と、作り込まれた世界感、これまで読んで知り得た世界感全てが結実して、この結末になった。
    人間と神々の物語は、この全三巻をまとめて読まないと混乱する。しかし、ちゃんと繋がるのでメモしながら読み進めるとカタルシスがある。一巻の最後の盛り上がりから一気に読んでしまった。
    ここに至る全ての歴史と紡いだ人々が愛おしくなるラストだった。
    最高。

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    2024年12月07日
  • 領怪神犯2

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    ついに明かされた過去。
    対策本部の切間、烏有、冷泉、凌子など現代に連なる過去の人物が活躍した時代。それは恐ろしい宿命の物語だった。
    創設者とは?そもそも対策本部とは?
    まだ明かされていない謎は3部作の最終巻である次巻に託されることになっている。
    過去編から現在に戻る物語は奥行きができて俄然面白い。
    次巻が楽しみだ。

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    2024年12月01日