syo5のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ2冊目。
面白かった。
切間さんと烏有君のコンビが、一夏の間に仲良くなっていく姿とか微笑ましかったし。切間さんが烏有君の後々の事を考えて動いて、それに気づいた烏有君が嬉しさとか戸惑いとか感じてそうなのも良かった。
それだけに最後の章はハラハラした。
1冊目の片岸さんと宮木さんはどっちも死ななさそうな感じだったから、そこら辺全く心配なく読んでたけど(六原さんも)、烏有君はともかく切間さんは死にそうでハラハラした。
死ななくてもそれ以上悪い目に遭いそうな、薄幸そうな感じなんだよなぁ。
後、宮木さんの父親が切間さんだと判った時に、最初に出て来た切間さん=烏有君と分ったから、それもあってハラハ -
Posted by ブクログ
ネタバレこういう作品って、どこまでが科学的考証に沿い、どこまでを想像力にまかせてふくらませるかというバランスが難しそうとは思います。シリーズ後半で、夢を直接映像化するという話になっていきますが、脳波から得られるデータは、脳の活動をとらえるには、相当に間接的なものでしかないはずなので、そこから、夢の情報をそこまで再現するのはきっと難しいはずだよなあと、どうしても思っちゃうところはありました。
かといって最先端のMRIによる脳の映像化装置となると、とてもおんぼろプレハブ小屋で、予算のない弱小研究室ができるようなものではなくなるはずです。そういう意味で脳波でがんばるというのは、ある意味リアルなのかもとは思い