最後の医者は桜を見上げて君を想う

最後の医者は桜を見上げて君を想う

616円 (税込)

3pt

続々重版、25万部突破!本読み書店員が選ぶ「感動小説」第1位!
自分の余命を知った時、あなたならどうしますか?
死を肯定する医者×生に賭ける医者
対立する二人の医者と患者の最後の日々――
衝撃と感動の医療ドラマ!

あなたの余命は半年です――ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が限られた時間の中で挑む戦いの結末とは? 究極の選択を前に、患者たちは何を決断できるのか? それぞれの生き様を通して描かれる、眩いほどの人生の光。息を呑む衝撃と感動の医療ドラマ誕生!
【文庫書き下ろし】

<全国の書店員様からのおすすめコメント>

とてもとても重い作品で、死ぬ事について何度も何度も考えさせられました。その中で最後の最後に一粒だけ用意されていた小さな希望に私は自然に涙を流していました。
(TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣様)

「あなたは大切な人の余命を知った時、どうしますか?」対立する2人の医者を通して命の重さを考えさせられました。
(紀伊國屋書店 新宿本店 宮本様)

医者達が織りなす「生」についての物語は考えさせられる部分が多く、ラストは涙が止まりませんでした。
(オリオン書房 ノルテ店 澤村様)

著者の集大成的なこの作品は涙がこぼれる場面が多々ありますので通勤・通学中に読まれる場合はご注意ください。
(福岡金文堂 姪浜南店 林田様)

医師達の「本気」が文字から浮かびあがってくるようでした。彼らは本当に、強い。人間賛歌とはこのような作品のことを指すのではないでしょうか。
(宮脇書店 本店 藤村様)

死の恐怖が安らぎと受容に変わったとき、本当に生きる意味とは何なのか、迷いながらも最後まで戦い抜いた患者、医師達に涙があふれました。
(伊吉書院 類家店 上道様)

「死」を透かして見えてくる「生きる」ことの真の意味。死が怖れから安らぎに変わる瞬間をあなたは知るでしょう。
(東郷倶楽部 代表 医師 東郷清児)

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最後の医者は桜を見上げて君を想う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この物語にはもうすぐ子供が産まれる会社員、3年頑張ってようやく医学部に合格できた大学生、患者と一緒に迷い悩む、なかなか答えが出せない苦しさを分かち合うあえる医者の3人が、完治不可能な病気になり、究極の選択を強いられます。
    医療の話だとわかって読み始めたものの、私も、治らない病気を抱えている家族がいる

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    完治することが不可能な病気を患った場合、つらくても治療を続けるのか、緩和ケアに切り替えるのか、とても難しい問題だと思います。
    私個人としては、苦しみ続けるよりも残りの人生をその人らしく生きる道がいいのではと漠然と思ってきました。
    ただ、それはあくまである程度人生を長く過ごされた患者さんを想定していた

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    医療を諦めた今でも忘れられない作品です。命に対する選択というのはある日突然やってきてしまいます。明日があるとは限らないのは、健康な人も病が命を蝕んでいる人も変わらないのに、当たり前の明日を信じています。きっとそれは必ずしも悪いことではない。でも、自分らしい戦い方を自分で選びたいです、わたしの人生だか

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    とても素敵な作品でした。医療ものは初めて読んだのですが、本当に辛い現場だなと思います。
    正直、心が元気な時でないとかなり凹みますし、引きずります。まだ心に針が引っかかって取れない感じがしています……。
    私も、もう少し大事に生きていこうと思いました。

    0
    2024年08月16日

    Posted by ブクログ

    命とは
    生きるとは
    死ぬとは

    「死」を受け入れ残りの日々を大切に生きる道を説く医者桐子
    奇跡を信じて最期まで治療の余地を探り「生」を諦めない医者福原

    描かれる患者側の気持ち、医者側の気持ち

    何を大切にし軸にするのかは人それぞれ
    選択って難しい 

    章名の通り、死からは逃れられない状況で
    圧倒的

    0
    2024年07月04日

    Posted by ブクログ

    キレイ事や、装飾されたドラマのような
    死を描くのではなく、
    目を覆いたくなるような、現実の描写。
    命について、生きるということについて
    深く考えさせられた。

    桐子という医者が、急性骨髄性白血病の患者と
    語り合うシーン。
    生きたい、だけど、数%の奇跡の可能性を何度もくぐり抜けるために、身を切り、骨肉

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

    死に向き合う医師の話。
    とても良かった。初めは、ライトノベルチックな感じかと思い読み進めたが、読み終わってびっくり、全然違うし、内容も題材も凄い。
    女子大生の所の話は涙が出そうになった。
    価値観、倫理、考え方、色んなものを総合的に鑑みても良い作品だと思う。

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    突然余命を宣告されたら残りの人生を過ごすか、どんな状態の患者でも救おうとする医者と、生と死に向き合っているからこそ死を受け入れ限られた時間をその人らしく過ごすべきだと考える医者の両極端の存在を通し、考えさせられるお話だった。音山の願いを、出世のチャンスを捨てて最後の最後に叶える手術をする福原と桐子の

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    二宮敦人さんは初読みの作家さんだった。

    装丁デザインの美しさに魅かれて手に取り、イラストのイメージから、勝手に軽いタッチの小説だと思ったら、しっかりと重たい内容の医療小説だった。


    【あらすじ】
    物語の舞台は武蔵野七十七病院

    副院長の「福原雅和」は患者の命を救い、奇跡が起きることに執念を燃やす

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    大好きだった。人間の人生は一つ一つがドラマチックであり、人間は相互作用しながら学びながら生きていると感じる。
    信念をもってことにあたるかっこよさと難しさ、理と情、友情と仕事など色々な要素が入っている。おとやま先生素敵でした。

    0
    2024年03月29日

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