syo5のレビュー一覧
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前作の「最後の医者は桜を見上げて君を想う」を読んでから、こちらを読みました。登場人物の性格や考え方、人間関係を知った上で読んだ方がよりすんなり読めると思うので、ぜひ桜バージョンから読むのをお勧めします。
今回は2章構成で第1章は同じ病気にかかりながらも考え方次第で全く違う人生を歩むことになった2人の話。第2章は助かる見込みがないと言われながらも、最後まで諦めずに常にポジティブに病気と戦った母親の話。
医療の限界はあると言えど、病気との向き合い方次第でこうも違うものかと考えさせられました。
実はこの"雨上がりの空"バージョンの下巻も読み始めているところ。へぇ〜上巻の話が -
Posted by ブクログ
死に対する考え方が正反対の医師、福原と桐子。その間で揺れる医師、音山。
ライバルであるが、最後には深い友情で再び繋がった3人の素敵なお話。
悲しくはあるけど、心の中が不思議と温かくなるストーリーでした。
「死」に対する向き合い方は医者が決めるものではなくて患者本人が決めるべきで、どれが正解とは言えない。
今、いくら健康だからと言っても、この本に出てきた患者のように、不治の病や難病にかかる可能性は誰にだってある。自分だったらどう決断するか、この本を読みながら改めて「死」について考えるきっかけになったし、いざその時がきたら周りの意見に流されず、自分の意志で生き方を決めたいと感じました。 -
購入済み
やっと続編
梅毒しました
途中でそれぞれの登場人物の過去未来現在を
見失いそうになりますが、そんなことは
気にせず読み進めて完読。
前作から変わらず良作
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Posted by ブクログ
ネタバレ・施餓喜の神
ただ幸せを押し付けてるだけでは無いんだな。
遺された側にはたまったもんじゃないかもしれないけど、満腹で終わって良かった人も居たかもしれない。
まあ、生きててよかったって見せつけるのも良いじゃない。
・御魔退の神
悪気のないおまけの神。神様が喋るのは何であれ怖い。
・知られずの神(裏)
嬉しいような悲しいような。
切間さんと宮木さんが会話してるのは嬉しいけど、覚えてないんだもんなあ。
でも、烏有さんが道案内してくれたって思い出したもんなあ。
・湯治の神
要らなかったのだろう。
藁にもすがる思いで湯治に来たのに、入れ替わりに気付かない。治ったのが嬉しすぎて周りが見えてないだけか -
Posted by ブクログ
上巻から続く桐子先生の過去回
桐子先生にとって"最初の"患者、とある母親のお話
闘病中、苦しくてもポジティブに上を向き続けた患者が放つ「あきらめてもいい」という言葉の重み、その後に続く言葉は必見です!
後半は桐子の同期であり考えの違いから対立している福原のお話
福原父は息子も勤務している病院で院長を務めているが認知症を発症してしまう
父と確執があり、院長の座を狙う福原は復讐として死神と恐れられる桐子を主治医に任命するが…
上巻で福原は、AIDS患者を救わなかった桐子を非難した訳ですが、今回のお話ではブーメランとして跳ね返ってきています
患者である福原父だけでなく福原さえ -
Posted by ブクログ
おもろかったー!
おもろかったけどまぁまぁ忘れてたー!
つかさー、ほんまじ誰かまとめサイト作ってくれんかなー?
出てくる神様一覧みたいなさ
はいはい『領怪神犯シリーズ』は土着信仰、神道ってやつが物語の根っこにあるんよね
日本ってさ「八百万の神」がおわす国なわけね
「八百万」ってのは文字通り八百万てことじゃなくて、めちゃくちゃたくさんって意味なんだけど、単に数が多いってだけじやなく、もうそこら中にって意味も内包してるのね
つまり「八百万の神」ってのはもうそこら中にめちゃくちゃたくさん神様がおるってことなわけで、日本てのは多神教にもほどがあるやろ!( ゚д゚ )クワッ!!って国なんよな〜
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購入済み
カフネより
ディグりに読み始めました
そんなにグッと来てないのに
泣けてきた不思議な感覚
勿論続編も購入済み
楽しみでしかないですね
優しい作品でした。
感情タグにはない項目#
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Posted by ブクログ
期待以上でした。
『どこよりも遠い場所にいる君へ』
もうひとつのエピローグ『天国へ続く橋』
の続編。
前作読んだ余韻がまだ残っていたので感動も2倍
夢中になってしまい一気読み。
前作から4年後の設定で舞台は宮城県
前作の主人公の和希や幹也、高津さんにまた会えるのが嬉しいですね。
幹也の乳母っぷりも健在で和希とも相変わらず微妙な距離感が笑える。
プロローグの和希の言葉に一気に物語に引き込まれる。またあの感動が味わえる。
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