【感想・ネタバレ】領怪神犯のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月29日

後ろが怖くなったのは辻褄合わせの神。
理不尽とは違うけどそれに近い何か。
良くては無し、悪くて死。

ずっと違和感を感じていたが何か分からず。
でも昭和で違和感の正体が分かったような。

ゲームとは言い得て妙。

片岸さんではなく宮木さんだったのかと思った。
何がと聞かれても言葉にするのは難しい。で...続きを読むも、宮木さんの方だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月03日

面白かった!
解決はしない、ただ調査するだけ……だからこそ、それぞれの怪異の「こんなん解決できないわ無理無理」ってレベルの恐ろしさが浮き彫りになるというか。
個人的に人魚の村が一番ぞっとしたなぁ。悪意の煮凝り。

最後に世界観の背景が明かされたところで背筋ゾワッとした。
軽口かと思ってたセリフの意味...続きを読む合いも変わってくるの……本当に構成すごいなぁ!

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購入済み

怪談ブームですが…

2023年08月21日

最近はどこかで聞いたな、読んだことあるなという怪談話や小説ばかりでした。
「こわいでしょ!」と全面に恐怖を出して怖がらせようとする怪談が増えたような気がします。
正直、この小説も期待せずに読みました。
結果、めちゃくちゃ面白かったです。
読みながら部屋を確認してしまうような、窓の光が気になったり、静...続きを読むかな空間が怖かったり。
忍び寄る気持ち悪さのような感覚を久しぶりに味わう事ができました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月15日

幽霊とかの心霊系ホラーは大の苦手なのですが、都市伝説とか土着信仰的なものが好きで普通に楽しく読めました。

知られずの神の項が印象に残り、人が消えたのに消えたことを忘れてしまう描写にゾクゾクしました。私達の当たり前の生活にも見逃したり記憶から消えたなにかがあるのではないかと思わてくる内容で面白いもの...続きを読むでした。

最後の項の話のような辻褄を合わせるというのは、きっと我々の学ぶ歴史の中では幾度も行われてきたことなのだろうなと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月08日

超常現象を起こす神々と、調査する公務員のはなしという設定が好きすぎた。
村って都会と違うヤバいものがありそうなイメージがあるから舞台設定もめっちゃ好み。

好きなはなしは『水底の匣の中の神』と『辻褄合わせの神』『そこに在わす神』

昭和百四年、実は第三次世界大戦もあってすべて隠してある歪みが神をうみ...続きを読むだしているのではないかという予測をしてしまう、もうたまらなく好き。
神は神だからそれこそ人間ひとりにひとりずついてもおかしくないし例えばひとつの村に神が何人いてもおかしくない。
歪みを知りすぎた宮木が前の部署からとばされてきたことも今後どんな展開になるのかめちゃくちゃ楽しみ!
紙の本でぜひ続きを読みたい!!

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

情景を把握したいだけなのに比喩が多くて目がウロウロして結局よくわからず若干読みにくいのはあるのですが、毎回登場する神がしっかり怖くて、登場人物同士の掛け合いにも魅力があり、終盤の怒涛の展開にも引き込まれました!気になって続編も買いました!

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Posted by ブクログ 2023年12月14日

怪異が起こり、それを調査するといったのがこの物語の主な流れです。

他の方の感想にもあると思いますが、怪異を調査するだけで解決はしないので、なんとなく後味が悪いです。

しかし、名前からどんな怪異を起こすのか分からない領怪神犯もいるので読んでいて面白かったです。

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Posted by ブクログ 2023年08月26日

一話ごとにすっきり解決するのでは無く、人の手に負えない神に会っては逃げる話が続く。クトゥルフものやクトゥルフ系TRPGと似ている。また随所に散りばめられたこの世界の違和感が最終話ではっきりと示される部分がとても良かった。2巻も楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月31日

ホラーは苦手なのですが、ぐいぐい読み進めてしまいました。
後半の『辻褄合わせの神』『こどくな神』『知られずの神』が特にお気に入りです。

不気味な神による超常現象だけでなく、人間の手によって生まれた社会の歪みが恐ろしかったです。
そしてその歪みは閉鎖された村だけでなく、もっと大きなものっぽい…?とい...続きを読むうところで終わり、続刊を読むのが楽しみです!!

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Posted by ブクログ 2023年06月15日

ほぼどの怪異(?)にも対応出来ない。
なるほど、「神犯」ということか。
2巻が7月に発売とのことで予約した。
読み進めていると「もしかして…」と方向性は予測出来る内容。しっかり完結出来たらかなりの良作になると思う。次が楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年01月07日

最初の話が投げっぱなしのすっきり解決しない結末で驚いたけれど、冷静に考えれば、神が起こす天災にも似た事象に人間が太刀打ち出来るはずないなと理解。
そんな「領怪神犯」を調査はするけど、せいぜい妥協案を出すまでがお仕事、完全解決はしない(というかできない)特別調査課の物語。

カクヨム発だからか、話数が...続きを読む多い。
その分「領怪神犯」のバリエーションも多く、読み進めていくと解決できない展開も気にならなくなった。
一応真相に近いことは分かるし「ひと喰った神」や「こどくな神」など言葉遊び(解釈?)が面白いものもある。
解釈そのものも面白い話もあり、よくこんなにバリエーションを揃えたなあと驚くほど。
個人的には人魚の村の話と辻褄合わせの話が怖かった。
住人が怖いという意味で。

上記の通り、解釈が面白いので、前半は民俗ものとして読んでいたが、後半は一気にホラー色が増した印象。
特に人が消えているのに気付かない展開、主人公がずっと抱えていた件に関する話はトップクラスに怖かった。
会えたのに、どうにもならないのは、ヨモツヘグイや黄泉比良坂を思い起こさせた。

そして、最後の最後に明かされるとんでも設定。
あれには本当に「まさか!」となった。
もしかしたら、現実世界も……なんて考えると、まだまだこの「領怪神犯」の世界は広がっていきそうだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月04日

最初は「神」による怪異を解決せずに調査するだけ、緊急性なし、なんて、時代かなと感じた。しかし、連続短編小説なので、徐々に明らかにされていく主人公の背景と共に、だんだんと世界の歪みが感じられ、最後には、大きなどんでん返しがあった。ホラーだと思って読んでいたので意外だったが、面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年07月20日

ネタというか発想はめちゃくちゃ好みなので、あとは何が/誰がどういう動きをしてるか・なぜそう判断したのかもっとわかりやすい描写をしてくれたらまじで推すと思う。期待値で星増やしました!

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