【感想・ネタバレ】領怪神犯のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

後ろが怖くなったのは辻褄合わせの神。
理不尽とは違うけどそれに近い何か。
良くては無し、悪くて死。

ずっと違和感を感じていたが何か分からず。
でも昭和で違和感の正体が分かったような。

ゲームとは言い得て妙。

片岸さんではなく宮木さんだったのかと思った。
何がと聞かれても言葉にするのは難しい。でも、宮木さんの方だった。

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2023年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
解決はしない、ただ調査するだけ……だからこそ、それぞれの怪異の「こんなん解決できないわ無理無理」ってレベルの恐ろしさが浮き彫りになるというか。
個人的に人魚の村が一番ぞっとしたなぁ。悪意の煮凝り。

最後に世界観の背景が明かされたところで背筋ゾワッとした。
軽口かと思ってたセリフの意味合いも変わってくるの……本当に構成すごいなぁ!

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幽霊とかの心霊系ホラーは大の苦手なのですが、都市伝説とか土着信仰的なものが好きで普通に楽しく読めました。

知られずの神の項が印象に残り、人が消えたのに消えたことを忘れてしまう描写にゾクゾクしました。私達の当たり前の生活にも見逃したり記憶から消えたなにかがあるのではないかと思わてくる内容で面白いものでした。

最後の項の話のような辻褄を合わせるというのは、きっと我々の学ぶ歴史の中では幾度も行われてきたことなのだろうなと思います。

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2023年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

超常現象を起こす神々と、調査する公務員のはなしという設定が好きすぎた。
村って都会と違うヤバいものがありそうなイメージがあるから舞台設定もめっちゃ好み。

好きなはなしは『水底の匣の中の神』と『辻褄合わせの神』『そこに在わす神』

昭和百四年、実は第三次世界大戦もあってすべて隠してある歪みが神をうみだしているのではないかという予測をしてしまう、もうたまらなく好き。
神は神だからそれこそ人間ひとりにひとりずついてもおかしくないし例えばひとつの村に神が何人いてもおかしくない。
歪みを知りすぎた宮木が前の部署からとばされてきたことも今後どんな展開になるのかめちゃくちゃ楽しみ!
紙の本でぜひ続きを読みたい!!

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2023年01月08日

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ネタバレ

ホラーは苦手なのですが、ぐいぐい読み進めてしまいました。
後半の『辻褄合わせの神』『こどくな神』『知られずの神』が特にお気に入りです。

不気味な神による超常現象だけでなく、人間の手によって生まれた社会の歪みが恐ろしかったです。
そしてその歪みは閉鎖された村だけでなく、もっと大きなものっぽい…?というところで終わり、続刊を読むのが楽しみです!!

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2023年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほぼどの怪異(?)にも対応出来ない。
なるほど、「神犯」ということか。
2巻が7月に発売とのことで予約した。
読み進めていると「もしかして…」と方向性は予測出来る内容。しっかり完結出来たらかなりの良作になると思う。次が楽しみ。

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2023年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の話が投げっぱなしのすっきり解決しない結末で驚いたけれど、冷静に考えれば、神が起こす天災にも似た事象に人間が太刀打ち出来るはずないなと理解。
そんな「領怪神犯」を調査はするけど、せいぜい妥協案を出すまでがお仕事、完全解決はしない(というかできない)特別調査課の物語。

カクヨム発だからか、話数が多い。
その分「領怪神犯」のバリエーションも多く、読み進めていくと解決できない展開も気にならなくなった。
一応真相に近いことは分かるし「ひと喰った神」や「こどくな神」など言葉遊び(解釈?)が面白いものもある。
解釈そのものも面白い話もあり、よくこんなにバリエーションを揃えたなあと驚くほど。
個人的には人魚の村の話と辻褄合わせの話が怖かった。
住人が怖いという意味で。

上記の通り、解釈が面白いので、前半は民俗ものとして読んでいたが、後半は一気にホラー色が増した印象。
特に人が消えているのに気付かない展開、主人公がずっと抱えていた件に関する話はトップクラスに怖かった。
会えたのに、どうにもならないのは、ヨモツヘグイや黄泉比良坂を思い起こさせた。

そして、最後の最後に明かされるとんでも設定。
あれには本当に「まさか!」となった。
もしかしたら、現実世界も……なんて考えると、まだまだこの「領怪神犯」の世界は広がっていきそうだ。

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2023年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は「神」による怪異を解決せずに調査するだけ、緊急性なし、なんて、時代かなと感じた。しかし、連続短編小説なので、徐々に明らかにされていく主人公の背景と共に、だんだんと世界の歪みが感じられ、最後には、大きなどんでん返しがあった。ホラーだと思って読んでいたので意外だったが、面白かった。

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2023年01月04日

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