syo5のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ピアノの先生も、少子化で昨今大変らしい。
前々からそんな話も聞こえてきた。
そういう意味では、ピアノ講師のお仕事小説があってもいいのに、意外と今までなかったな、と思い、本書を手に取る。
天才ピアニストとして期待されていた阿刀敬。
ドイツ留学中、実業家だった父が急逝し、借金があったことが判明。
相次いでドイツで師事していた先生も亡くなり、コンサートピアニストとしてデビュー直前に、諦めることに。
ぼろ家を買い取って、唯一手放さなかったベーゼンドルファーのグランドピアノを置き、ピアノ教室を始める。
そもそも、生徒が集まらない。
やっとレッスン生となった子どもたちは、みんな一癖あって…というお話。 -
Posted by ブクログ
ライトノベルというよりはライト文芸です。
舞台は冬が一年中続き、四季が一切無くなってしまった世界。
神奈川県出海町で過ごす幸久と、同じく出海町の別荘で一人住んでいる美波の甘く切ない恋のお話です。
高校3年生であれば誰もが悩むであろう進路の問題、思春期特有の葛藤などが描かれています。
自分もこの頃は色々と悩んだなぁと、小説を読んで懐かしく感じました。
終わらない「冬」の描写を繊細に描いており、冬のあの綺麗だけどなんだか寂しくなるような光景を感じながら本を読み進めることができました。
おそらくコロナ禍に巻き込まれてしまった高校生達がモチーフなのだと感じました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ完結。
フロイト先生の追ってた悪夢と直接対決した…と思ったらアッサリでした。それにしてもペコの荒唐無稽、強い。
恋愛になりそうでならなかったのも良かったです。友情しか深まらなかったし、ペコを始めとしてヲタ森も姫香も翠も成長しました。
夢で繋がる、って凄い。電気信号を脳に送り込んで映像やメッセージを共有、と言われれば(……いずれ出来るかも?)となるのにもハッとしました。技術の進歩よ〜
追ってた悪夢の根源はリングっぽかったです。
ナタリアは貞子より酷い人生なので全てを呪いたくもなり、殺すという悪意だけを夢の中に遺していったのも頷けます。
夢科学研究所と対峙出来て彼女も少しずつ救われていく -
Posted by ブクログ
ネタバレ「人を殺す悪夢」を解き明かし、事件の真相に辿り着くミステリ。面白かったです。
内藤さんのシリーズは3作目、比奈ちゃん恵平ちゃんの2シリーズと違い、今作は警察関係ではない。睡眠時に見る夢の研究所です。
キャラはいつも通り立ってて、なんだか事情がありそう。庭園作りに勤しむ肥料袋のような学長さんや、食堂のおばちゃん・タエちゃんも気になります。森をフラフラしてる白衣の人は一体?
悪夢が解き明かしたのは辛い事故とそれの隠蔽で、悪夢となってたのは事故の記憶と隠蔽するための脅迫によるトラウマ……悪夢に悩まされていた人たちが死んでしまうほどの。酷い。
夢だからいつものようなエグい遺体損壊描写は無いけど、やり切 -
Posted by ブクログ
夢探偵ってあるから、もっとオカルトチックかと思ってたけど、違ってた。
なんで、こんな夢見るの?をずっと調べて辿り着く…
何かプロファイリング??…ちょっと違うな…
しかし、同じような夢見る人の原因探して、これはやり切れん感が、半端ない。
夢って、自身が封印してる記憶とかも出て来るんかな?
自己防衛で封印しているとしても、封印しないと自身が保たないような凄い事は、どこかから溢れ出るんやろな。
精神的なもんやから、やはり、夢とかに溢れ出る…
そんな封印しないといけない事を幼い子供達に…
ほんまに、親とか関係する大人には怒りしかない…
夢とミステリーの融合…ええ感じでした!
私の見る夢?
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購入済み
最後
全体を通して、簡素であるよう丁寧に気持ちが向けられた文が読みやすい。展開も無理矢理感は少なく自然。
しかし最後。パパ福原の回想を一人称、福原は三人称だったものが激しく混同。表現上意図されたものであろうと、いきなり読みにくく素人文のようになるところは助けて欲しくなる。