syo5のレビュー一覧
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材木座海岸の3人の男子高校生の青春もの。
そのひぐらしという名前の朝食専門カフェでバイトしている3人。
いまいちコミュニケーション力高くない水澄くんは、中学までは水泳漬けの生活だったけど、自分には才能がないと断念。しかも兄はオリンピックメダリストで、嫌いじゃないけどコンプレックス。しかもやっと自覚した初恋の幼なじみは、兄が好きだった(笑)
大学生の統一朗はなんでもソツなくできてしまうせいで、自分の欲しいものやが分からない人。あと、かなり感情の動きが鈍い。空気を読むのは鋭いし頭はいいし努力家だし穏やかな性格なので、これまでの人生で常に上の下か中をキープしてこられた。
個人的には、この統一朗のお -
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「別の自分に生まれ変わる感覚」を題材にした話が読みたくなって、けれど「異世界モノ」と分類されるラノベはとにかく苦手なので何かないかな、と思ったところで出会った一冊。異世界モノをより丁寧かつ現実的にやったらこうなるだろう、という内容に「夢をかなえるゾウ」のガネーシャみたいなキャラを添えたような感じというか…感想が上手くまとまらないんだけど、自分にはちょっと合わなかったのが残念。それでも「ありのままで前向きに生きよう」という全編を通じてのメッセージには共感できるので星3つ。
その時々の時代のことをもの凄く調べて書いているであろう詳細な描写に感心はしつつも、その詳細な描写が続いていくにつれ「そういう -
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夢探偵フロイトシリーズ 第1弾。
舞台は私立未来世紀大学の夢科学研究所。
夢の研究をするフロイト教授とヲタ森と
助手のあかねがメインキャラ。
森を逃げ回り、得体の知れない怪物に襲われる―
そんな“悪夢”を見る人がいるという噂が広まり
その真相を探るというもの。
夢とミステリーを繋げましたかぁ~
今までとは違うアプローチにワクワクしました。
今までの作品のような派手さはないけれど
民話や伝説、童謡などの蘊蓄や雑学も楽しい。
結末は悲しいものだったけれど、続きを読もう。
読んでいて、昔あった地図から消えた村
「杉沢村」を思い出したと思ったら DVDになってたぁ -
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夢探偵フロイトシリーズ第三弾!
夢科学研究所のサイトの常連さんから
通販サイトで夢が売られてるという情報が・・・
フロイト達は、身分を隠して購入することに。
しかし、送られた夢は吉夢と悪夢が入れ替わっていた。
夢を見させるためのトリック?は、自己暗示的なもので、
アリだけど、夢が現実に出て来るところは、精神的に
脆い状態の人を狙う勧誘のテクニックみたいです。
今回もペコが狙われるんだけど、色々と緩くて鈍いから、
母の気分でハラハラ読んでました。
ろず建物因縁帳シリーズの小林教授が名前だけの登場でしたが
講義内容が重要なヒントを与えたようです♪
犯人に対するフロイトのキツイ一言と優しいフォローが -
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タイトルが、え?って思ったけど、読んで理解。
久々に続編読んだから、前回までのあらすじ覚えてないけど読める本。
ストーリーはそこそこ、普通。
タエちゃんの言葉いいなーって思った。
自分でもおばあちゃんになった時なんて想像出来ないし、その時の視点からみた今の自分は多分青い。
人間生きてれば罪を重ねるし、ボロボロになったり、汚れてしまったりするけど、そんな穢いものも全てひっくるめて今があるんだと思った。
無くていい過去なんてない、悪いことの方が多くても辛くても、それが良くも悪くも今の自分を創ってる。
そんな風に達観していられるのはもう何十年生きればいいんだろう…。
そんな事を考えつつ、大学生 -
Posted by ブクログ
夢の研究をする私立未来世紀大学の夢科学研究所。
通称フロイト教授と助手のヲタ森、学生のあかねが「繰り返し見る悪夢」と「悪夢に殺された」情報を解き明かすミステリ。
恐怖で眠ることさえ怖くなる悪夢が可視化され、同じ夢を見る人が現れるというのは起こりえることと思うが、
そこから原因を掘り起こして解決することは現実のこととして無いのだろうか。
辛い記憶というのは心のバランスを図るように封印したり捻じ曲げたりするが、それでもその片鱗が悪夢という形で漏れ出てくるのなら、いっそ事実を知った方がラクになるのだろうか。
それとも忘れたフリをしていた現実に絶望してしまうのだろうか。
夢科学研究所に初めて関 -
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ネタバレ2021/4/16
今回は薄味。
ペコの進路が気になってて楽しみにしてたけど変化なし。
まだ10月らしいけど。
助手雇う話はどうなったんだ。
ペコは優しいから前作の敵、夢売り姫香も受け入れるけど、私は優しくないから邪魔やった。
姫香入学してくるからまた出てくるのね。
今のところ私はげんなりしてるけどお手並み拝見。
自分たちの研究室に放火した人をも受け入れるペコはお人好しが過ぎるよw
それにしても今回は見せ場なかったなぁ。
期待値が高すぎて申し訳ない。
間から逃げられないようにさりげなく組んだ足でガードするフロイトっていう描写は妙にかっこよかった。