深町眞理子のレビュー一覧

  • ペット・セマタリー(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とてもゆっくり物語は進んでる。
    猫を生き返らせる。亡くなった隣人のノーマは生き返らせなかった。
    思うに、夫のジャドは誰かが人間を生き返らせて、結果どうなったのか知ってる気がする。
    だから心がぶれず、葬儀を行った。
    人間を生き返してしまった結果、どうなるのかジャドは言わない。
    猫のチャーチは頻繁に動物を食すようになった。
    人間だとどう変化して、どんな恐怖を与えるのか下巻をこうご期待といったところだろうね。
    姉の死にトラウマがある妻のレーチェルが息子が亡くなってどうなるのか興味ある。

    0
    2012年03月02日
  • ペット・セマタリー(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    息子のゲージを生き返らせたのはいいけど今度は自分の手で殺すはめになってた。
    事故で亡くすのはつらい。
    でも自らが息子の容姿をしたモノを殺めるのもまたつらいでしょ。
    なのに懲りもせず妻を生き返らせようとする。
    どんなに埋めるのが早くても1度亡くなった者はもとの人間に戻らない。
    哀しみは狂気に向かわせる原因なんだね。
    しかも歩いて行ける距離に死者を生き返らせれる土地があれば、哀しみの中の希望に突き動かされて何度でも間違いを犯してしまう。
    悪魔と化した妻が帰宅した夜、ルイスは殺された。
    想像じゃなく確実だと思う。
    そして隣人の老人ジャドは無視なのかよ(--
    妻が亡くなった哀しみは大きいかもしれないけ

    0
    2012年03月02日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

    Posted by ブクログ

    赤髪連盟、まだらの紐とかはミステリに興味なくても名前だけは聞いたことがあるんじゃないかと思うほど有名な作品。

    ただ読んでなくても大抵のストーリーを知ってしまっていたので新鮮味がなかったのが残念。もっと早く読んでいればなぁ。

    0
    2012年01月28日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

    Posted by ブクログ

    短編集スキー。
    いや~相当粒ぞろいの内容ですよコレ!
    ボヘミアで、ホームズが初めて意識する女性が出てくるんですね、ドキドキ。
    つうても、全然恋愛っぽくないのがいいんですけど^^;
    なぜにここまで恋愛嫌いなキャラにしたんだろう、ドイル先生。

    今読むと、改めて現代のミステリーもののあらゆる要素が詰まっていることにビックリ。
    「赤毛同盟」のカラクリなんてよくよく考えるとコントか!な感じだけど、でも、こういうミステリー今でもあるよね。
    うーん。すごいな。ドイル先生。
    そしてホームズとワトソンが仲が良いのが微笑ましいvv

    0
    2011年11月03日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よくぞまあ、こんなにも短編を創作できるなあ~。
    でもドイル先生お疲れだったんだね……
    世界のアイドル、ホームズを滝つぼに落としちゃったもんね……

    人気が出過ぎると、たとえ著者にもキャラクターは制御しがたいのですな。

    馬の失踪の話、面白かった!
    カレーかあ。なるほどねえ。
    時代的に、インドの描写が多いのも興味深い。

    0
    2011年09月13日
  • 親指のうずき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たった一つの絵からこんな事件に発展するなんて!!

    でも登場人物が多いのと、過去の話がごちゃごちゃになって、読み終わった後のいつものすっきり感がなかった。もう少ししたらリベンジしようと思う。

    タペンスのことを話すトミーとロバートがおもしろかった。

    0
    2011年05月02日
  • 招かれざる客

    Posted by ブクログ

    すべてが疑わしく感じてしまう。先入観からアイツが怪しいとか一転、二転三転そして犯人は…

    やはりアナタでしたか。という展開かなぁ

    エンジェルは女性かと最初思ってしまった。

    検察側の証人でも感じたんだけど、どちらも犯人は逃げ切れてる(笑)

    0
    2011年01月26日
  • シャイニング(下)

    Posted by ブクログ

    上巻ではひたひたと忍び寄っていた恐怖。下巻でついに現実の形となって母子に襲い掛かる。人間ドラマと絡めた丁寧な恐怖感の描写は上手いなあと思うのだけど、物語の展開は結構シンプル。もう少し、どんでん返しを含めたジェットコースター的展開を期待していたので肩透かしを食らった気分。

    0
    2010年12月10日
  • 野性の呼び声

    Posted by ブクログ

    ゴールドラッシュ時代の犬の話。
    あらすじはお金持ちに飼われてぬくぬく暮らしていたけど、ひょんなことから犬ぞりに使われることになって、次第に野生に目覚めていく…!みたいな感じ。

    ジャックロンドンは、柴田元幸さん訳の『火を熾す』が良かったから今回これを読んでみたけど、だいぶ趣の違う話しでびっくり。
    解説によると、ジャックロンドンはいろんなジャンルの小説を書いてはるらしい。知らなかった。
    でもまさか犬が主人公とは。
    まあ楽しんで読めた。
    ハウス名作劇場とかにでもなってそうな話の流れだったと思う。
    多分ほんとにアニメになってるんじゃないだろうか。

    最後の野生に帰る直前の雰囲気が好きだった。
    なんと

    0
    2010年12月01日
  • 七つの時計

    Posted by ブクログ

    やられた!
    推理物は絶対どんでん返しがあるから
    疑ってかからなきゃなのに
    つい引き込まれてしまった。
    人名が多いから登場人物一覧にお世話になりました。

    0
    2010年08月16日
  • NかMか

    Posted by ブクログ

    トミーとタペンスが下宿に潜入し、敵国のスパイを探り出す冒険もの。
    この二人の活躍する話では、謎ときは偶然によるものが多く、推理はいまいち。

    0
    2010年05月14日
  • 渇きの海

    Posted by ブクログ

    SF好きと称しながら、クラークしか読んでいないのは偏食というもの、だけど彼を読み尽くすだけで人生おわっちゃう、ってくらいたくさん本がある。

    「2001年宇宙の旅」「幼年期の終わり」は、あまりにも有名。どちらも大学時代に読んで哲学書とみまごうほどに、(そういえば、大学のインド哲学通論の教授が、ウパニシャドを研究するなら「幼年期」を読めとおっしゃっていました) 内容が華麗だったので以来手に取って、読めるものは読む。長そうなら断念。


    月に塵のような小さな粒子で出来た湖があり、そこを観光船が遊覧している道中、予想もつかなかった出来事が起こる。

    その塵をとりまく、人間の攻防や心理状況がリアルに描

    0
    2010年05月04日
  • 野性の呼び声

    Posted by ブクログ

    純粋に、物語として楽しみました。荒々しく、男性倫理で貫かれた小説で、1903年に出版されたのに全然古くさく感じない。とりあえずゴールドラッシュのことをもっとちゃんと知りたいかも。ただ、訳はもうちょっと荘厳な感じで読みたかったなあ…タイトルも「荒野の呼び声」の方が好き。柴田さんの訳で出てる「火を熾す」が本当に読みたい!!
    作者について言うと、女性差別・人種差別は時代が時代だから仕方ない…んだろうと思う。1日19時間も勉強してようやく大学に入って、それなのにお金がなくて退学せざるを得ない、なんて、社会主義に転倒するのも当たり前だ。

    0
    2009年10月07日
  • 七つの時計

    Posted by ブクログ

    クリスティが一時期凝った(そういう時代だった?)大掛かりな悪の組織モノ。
    バルト警視が活躍。
    活発な女の子が向こう見ずに活躍する話。
    リアリティはないけど、こういう話すきっす。

    0
    2009年10月07日
  • ペット・セマタリー(下)

    Posted by ブクログ

    後味の悪さがたまらない。キングとは小学生の頃この作品で初めて出会ったのだが、後味の悪さではキング作品でこれを超えるものは無いように思う。
    他の作品は笑いの要素が強いが、これは悲しみの要素が強いのだろうか。

    0
    2009年10月04日
  • 親指のうずき

    Posted by ブクログ

    亡くなった叔母の遺品、一幅の風景画を見たタペンスは奇妙な胸騒ぎをおぼえた。描かれている運河のそばの一軒屋に見覚えがあったのだ。悪い予感を裏づけるかのように、絵のもともとの所有者だった老婦人が失踪した…初老を迎えてもますます元気、冒険大好きのおしどり探偵トミーとタペンス、縦横無尽の大活躍。

    0
    2009年10月07日
  • 渇きの海

    Posted by ブクログ

    色々な人が乗り合わせるから心強くも、不安にもなる。この本の登場人物はあまりドキドキの要素にはならなかったが、一難さってまた一難の救出劇はドキドキ。

    0
    2009年10月07日
  • 招かれざる客

    Posted by ブクログ

    こういう視点は大事だろう。つまり先入観によって僕達は自ら壁を作る。そして、その壁によって自分自身で自分自身を騙すことになる。幻想を僕達は見ている可能性がある。

    0
    2009年10月04日
  • NかMか

    Posted by ブクログ

    トミー&タペンス夫婦シリーズの一作。変装してスパイみたいに潜入したり、髪の毛を引き出しにはさんだりとと古典的な探偵の手法が載ってて面白い♪

    0
    2009年10月04日
  • 親指のうずき

    Posted by ブクログ

    2006.02. トミー&タペンスシリーズ。叔母の遺品の風景画に不安を感じたタペンスは、その画の元の持ち主が疾走したことで、捜査に乗り出す・・・。初老とは思えない、タペンスのすごい好奇心に圧倒されっぱなしだった。それにしても英国婦人はあんなによく喋るのか?みんなすごく噂話好きで、そしてどこかでその噂話がつながっている・・・のかと思えば、ラスト悲しい狂人と化した婦人が。タペンスと同じように、見知らぬ土地を冒険しているようで、とても面白かった。

    0
    2009年10月17日