深町眞理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ息子のゲージを生き返らせたのはいいけど今度は自分の手で殺すはめになってた。
事故で亡くすのはつらい。
でも自らが息子の容姿をしたモノを殺めるのもまたつらいでしょ。
なのに懲りもせず妻を生き返らせようとする。
どんなに埋めるのが早くても1度亡くなった者はもとの人間に戻らない。
哀しみは狂気に向かわせる原因なんだね。
しかも歩いて行ける距離に死者を生き返らせれる土地があれば、哀しみの中の希望に突き動かされて何度でも間違いを犯してしまう。
悪魔と化した妻が帰宅した夜、ルイスは殺された。
想像じゃなく確実だと思う。
そして隣人の老人ジャドは無視なのかよ(--
妻が亡くなった哀しみは大きいかもしれないけ -
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Posted by ブクログ
ゴールドラッシュ時代の犬の話。
あらすじはお金持ちに飼われてぬくぬく暮らしていたけど、ひょんなことから犬ぞりに使われることになって、次第に野生に目覚めていく…!みたいな感じ。
ジャックロンドンは、柴田元幸さん訳の『火を熾す』が良かったから今回これを読んでみたけど、だいぶ趣の違う話しでびっくり。
解説によると、ジャックロンドンはいろんなジャンルの小説を書いてはるらしい。知らなかった。
でもまさか犬が主人公とは。
まあ楽しんで読めた。
ハウス名作劇場とかにでもなってそうな話の流れだったと思う。
多分ほんとにアニメになってるんじゃないだろうか。
最後の野生に帰る直前の雰囲気が好きだった。
なんと -
Posted by ブクログ
SF好きと称しながら、クラークしか読んでいないのは偏食というもの、だけど彼を読み尽くすだけで人生おわっちゃう、ってくらいたくさん本がある。
「2001年宇宙の旅」「幼年期の終わり」は、あまりにも有名。どちらも大学時代に読んで哲学書とみまごうほどに、(そういえば、大学のインド哲学通論の教授が、ウパニシャドを研究するなら「幼年期」を読めとおっしゃっていました) 内容が華麗だったので以来手に取って、読めるものは読む。長そうなら断念。
月に塵のような小さな粒子で出来た湖があり、そこを観光船が遊覧している道中、予想もつかなかった出来事が起こる。
その塵をとりまく、人間の攻防や心理状況がリアルに描 -