深町眞理子のレビュー一覧

  • たんぽぽ娘

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     13編収録の短編集。

     有名な「たんぽぽ娘」はヤングらしいロマンチックさあふれる作品。未来から来た少女に恋をした妻を持つ男の恋模様を描いた短編で、結末の鮮やかさにはため息が漏れます。

     そのほかでは「河を下る旅」もおススメ!二人の男女が出会いによって希望を持ち、再生していく姿、そしてこちらもラストに息が漏れます。

     「エミリーと不滅の詩人たち」は詩人のアンドロイドの管理をする学芸員の話。詩人たちのアンドロイドでは採算が取れない、ということでアンドロイドは破棄され、新型自動車の展示スペースにされそうになり…
     誰も不幸せにならないオチのつけ方が見事なだけでなく、未来の技術への希望を文学で

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    2015年03月27日
  • たんぽぽ娘

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    全13編の短編集。作者の作品は初読。『ビブリア古書堂』シリーズで取り上げられたことがきっかけで手に取る。表紙の装丁も好み。作品の雰囲気を如実に表す。ロマンティックでハッピーエンドの話がほとんどである。大筋は王道と言ってしまえばそれまでだが、SF的要素が加わり面白い。短編であるため、気軽に読める。あとがきによると、作者の長編はイマイチなようである。訳者は日本と関わりのある作品の邦訳に意欲を示しているようなので、そちらに期待したい。

    『たんぽぽ娘』『荒寥の地より』『第一次火星ミッション』『11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス』が特に印象的だった。最後の作品は、ありふれた童話がまさかのSF

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    2015年02月03日
  • NかMか

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    久しぶりにクリスティが読みたくなって、積読から引き出して読んでみましたー。
    スパイ物だけど、あまり緊張感のないのんびりとしたテンポの小説。
    背景は戦争なんだけど、切迫感とかあまり感じられなかった。
    それは、やっぱりトミーとタペンスのコンビだからなのか?

    私は、読んでてみんなが怪しいと思った。
    別にどんでん返しがあるわけではないけど、事件の真相が分かって最後はホッとした~。
    最後はちょっとしみじみとさせてもらった。

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    2014年02月12日
  • 招かれざる客

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    ネタバレ

    「The Unexpected Guest(招かれざる客)」
    作:アガサ・クリスティ
    書式:戯曲(舞台の台本)

    ドラマはすべて、ブリストル海峡に近いサウス・ウェールズにある、ウォリック家のリチャードの書斎で進行する…

    11月の霧深いある夜、車の故障でスタークウェッダーは近くの屋敷に助けを求めた。
    呼び鈴に反応はなく、勝手に入ると車椅子に座った屋敷の主人リチャードの死体と、銃を持った美しい妻ローラが立ち尽くしていた。

    誰がリチャードを射殺したのか。妻?愛人?看護婦?異母弟?母親?
    誰もが犯人になりえ、誰が真実を言っているか判らない。
    そして疑惑の連鎖に裏の顔を見せ始める登場人物達。
    快男児

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    2013年11月15日
  • 渇きの海

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    月の表面にある「渇きの海」。それは、あまりの細かさ故に液体のような特性を示すミクロの砂が海のように広がる月有数の絶景地である。観光客を乗せてこの「渇きの海」を遊覧する船が、突然の事故で「渇きの海」の底深くに埋もれてしまう。軽量のダストスキーしか近づけない「渇きの海」のただ中で、砂に埋もれた観光客と遊覧船スタッフを救い出すために、果たしてどんな作戦が取られたのか?救出作戦の顛末は?

    クラークがこの作品を執筆した当時、月表面には「渇きの海」のようなエリアが実在すると考えられていたそうです(実際には観測されていません)。この作品の真骨頂は、執筆時点における最先端の科学理論を前提として広げ得る想像力

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    2013年05月13日
  • 海浜の午後

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    一幕ものの戯曲3篇。見覚えのあるキャラに見覚えのある道具立てで、『ラジャのエメラルド』や『スペイン櫃の秘密』その他もろもろの作品を連想せずにはいられない。が、物語の流れは全然違う。これはクリスティーのパラレルワールドだ!またの名は「アイデアの使いまわし」。戯曲だからぎりぎりアリかな…。

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    2013年02月05日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    シャーロック・ホームズ第2弾☆
    ホームズの鋭い観察力と推理力はやっぱりすごいです。
    恋愛という情緒的なものは、純正かつ冷徹な理想とは相容れないとホームズは言いますが、愛も大事だと思う☆
    ワトスン結婚出来てよかった

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    2012年12月19日
  • ペット・セマタリー(下)

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    表紙裏
    猫のチャーチがひょっこり戻ってきた。腐った土のにおいをさせて、森の奥から戻ってきた。ならば、愛する息子ゲージが帰ってきてもいいではないか!愛していればこそ呪われた力まで借りようとする人間の哀しさ。モダン・ホラーの第一人者S・キングが“死”を真っ向から描ききった、恐ろしくも哀切きわまりない“愛”の物語。

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    2012年09月17日
  • ペット・セマタリー(上)

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    表紙裏
    都会の競争社会を嫌ってメイン州の美しく小さな町に越してきた、若い夫婦と二人の子供の一家。だが、家の前の道路は大型トラックがわがもの顔に走り抜け、輪禍にあう犬や猫のために<ペット共同墓地>があった。しかも、その奥の山中にはおぞましくも・・・「あまりの恐ろしさに発表が見あわせられた」とも言われた話題作。

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    2012年09月17日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    創元社版。
    『〈シルヴァー・ブレーズ〉号の失踪』
    『黄色い顔』
    『株式仲買店員』
    『〈グロリア・スコット〉号の悲劇』
    『マスグレーヴ家の儀式書』
    『ライゲートの大地主』
    『背の曲がった男』
    『寄留患者』
    『ギリシア語通訳』
    『海軍条約事件』
    『最後の事件』
    解説に「ホームズと鉄道」があり、なかなか興味深い。

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    2012年07月20日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    再読。創元版。「ボヘミアの醜聞」「赤毛組合」「花婿の正体」「ボスコム谷の惨劇」「五つのオレンジの種」「唇の捻れた男」「青い柘榴石」「まだらの紐」「技師の親指」「独身の貴族」「緑柱石の宝冠」「撫の木屋敷の怪」有名タイトル詰めな巻。

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    2012年05月11日
  • 茶色の服の男

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    なんだか登場人物が多いうえに変装したり名前変えてたりするせいか、よくわからなかった! 途中でどうでもよくなってきた(笑)わたしはやっぱり頭悪いんだろーか。いちおう、ディーヴァーとかコナリーとか、ほかのミステリと呼ばれるものは普通におもしろく読めてるんだが、いわゆる「本格」に弱いのかしらん。クリスティと相性が悪いのかしらん。旅の描写とか楽しいし、ラブロマンスものとしてだったらけっこうわくわくしたんだけれども。

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    2012年03月18日
  • ペット・セマタリー(上)

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    ネタバレ

    とてもゆっくり物語は進んでる。
    猫を生き返らせる。亡くなった隣人のノーマは生き返らせなかった。
    思うに、夫のジャドは誰かが人間を生き返らせて、結果どうなったのか知ってる気がする。
    だから心がぶれず、葬儀を行った。
    人間を生き返してしまった結果、どうなるのかジャドは言わない。
    猫のチャーチは頻繁に動物を食すようになった。
    人間だとどう変化して、どんな恐怖を与えるのか下巻をこうご期待といったところだろうね。
    姉の死にトラウマがある妻のレーチェルが息子が亡くなってどうなるのか興味ある。

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    2012年03月02日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    息子のゲージを生き返らせたのはいいけど今度は自分の手で殺すはめになってた。
    事故で亡くすのはつらい。
    でも自らが息子の容姿をしたモノを殺めるのもまたつらいでしょ。
    なのに懲りもせず妻を生き返らせようとする。
    どんなに埋めるのが早くても1度亡くなった者はもとの人間に戻らない。
    哀しみは狂気に向かわせる原因なんだね。
    しかも歩いて行ける距離に死者を生き返らせれる土地があれば、哀しみの中の希望に突き動かされて何度でも間違いを犯してしまう。
    悪魔と化した妻が帰宅した夜、ルイスは殺された。
    想像じゃなく確実だと思う。
    そして隣人の老人ジャドは無視なのかよ(--
    妻が亡くなった哀しみは大きいかもしれないけ

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    2012年03月02日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    赤髪連盟、まだらの紐とかはミステリに興味なくても名前だけは聞いたことがあるんじゃないかと思うほど有名な作品。

    ただ読んでなくても大抵のストーリーを知ってしまっていたので新鮮味がなかったのが残念。もっと早く読んでいればなぁ。

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    2012年01月28日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    ネタバレ

    よくぞまあ、こんなにも短編を創作できるなあ~。
    でもドイル先生お疲れだったんだね……
    世界のアイドル、ホームズを滝つぼに落としちゃったもんね……

    人気が出過ぎると、たとえ著者にもキャラクターは制御しがたいのですな。

    馬の失踪の話、面白かった!
    カレーかあ。なるほどねえ。
    時代的に、インドの描写が多いのも興味深い。

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    2011年09月13日
  • 親指のうずき

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    ネタバレ

    たった一つの絵からこんな事件に発展するなんて!!

    でも登場人物が多いのと、過去の話がごちゃごちゃになって、読み終わった後のいつものすっきり感がなかった。もう少ししたらリベンジしようと思う。

    タペンスのことを話すトミーとロバートがおもしろかった。

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    2011年05月02日
  • 招かれざる客

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    すべてが疑わしく感じてしまう。先入観からアイツが怪しいとか一転、二転三転そして犯人は…

    やはりアナタでしたか。という展開かなぁ

    エンジェルは女性かと最初思ってしまった。

    検察側の証人でも感じたんだけど、どちらも犯人は逃げ切れてる(笑)

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    2011年01月26日
  • シャイニング(下)

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    上巻ではひたひたと忍び寄っていた恐怖。下巻でついに現実の形となって母子に襲い掛かる。人間ドラマと絡めた丁寧な恐怖感の描写は上手いなあと思うのだけど、物語の展開は結構シンプル。もう少し、どんでん返しを含めたジェットコースター的展開を期待していたので肩透かしを食らった気分。

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    2010年12月10日
  • 野性の呼び声

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    ゴールドラッシュ時代の犬の話。
    あらすじはお金持ちに飼われてぬくぬく暮らしていたけど、ひょんなことから犬ぞりに使われることになって、次第に野生に目覚めていく…!みたいな感じ。

    ジャックロンドンは、柴田元幸さん訳の『火を熾す』が良かったから今回これを読んでみたけど、だいぶ趣の違う話しでびっくり。
    解説によると、ジャックロンドンはいろんなジャンルの小説を書いてはるらしい。知らなかった。
    でもまさか犬が主人公とは。
    まあ楽しんで読めた。
    ハウス名作劇場とかにでもなってそうな話の流れだったと思う。
    多分ほんとにアニメになってるんじゃないだろうか。

    最後の野生に帰る直前の雰囲気が好きだった。
    なんと

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    2010年12月01日