深町眞理子のレビュー一覧
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ネタバレトミー&タペンス、今度は大物スパイの正体を暴く!
いつのまにか双子が大人になっていても、トミーとタペンスは相変わらず国際的陰謀に首を突っ込んでいる。とはいえ、冒頭で二人は、自分たちがまだまだ役立ているはずなのに、必要としてくれない社会に不満をこぼしている。舞台は第二次世界大戦のイギリス、1940年の春といえば、なかなかに厳しい状況である。パリが落ちるかもしれない、ロンドンも直接攻撃されるかもしれない。そんな不安の中の話である。サスペンスというよりもアドベンチャー寄りのトミー&タペンスも、どことなく緊迫感を帯びている。それでも、トミーがタペンスにしてやられるところは面白いし、冗談を言いながらも -
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シャイニングの下巻。概要は上巻のレビューに書いた。後半はホテルの怪異が本気を出してから結末までという内容になっている。
前に呪われた街のレビューを書いていて、これを書く前に呪われた街下巻のレビューを読んでみた。訳のわからない文章になっていて何を伝えたいのかわからなかった。どうしてこんな文章になったのかと考えていたらネタバレに触れずに無理やり書こうとしたので支離滅裂な内容になったんだと理解した。
若い頃に読んで以来2回目の通読なんだけど、ともかく読んだのだから感想を書いとこうと思う。
ホテルの悪意に苛まれていき狂気に侵される父親と、それに振り回される家族が描かれるわけだけど、閉鎖された環境という -
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コロラド州の雪山にある架空のホテルオーバールックを舞台にした恐怖小説。
父、母、男の子という構成のトランス一家が、冬の間外界から閉ざされるホテルの管理人を任される。
オーバールックは歴史のあるホテルで100年近い歴史の中でオーナーが何度も代わり様々な人々に利用されてきた。その中で様々な事件が発生して亡霊の住まうホテルと化してしまう。トランス一家もここに至るまでに問題を抱えていて管理人の仕事を頼みの綱としてオーバールックにやってきている。
閉ざされた世界で亡霊の住まうホテルの管理人を任された一家が辿る運命はいかにというのが本筋のお話になっている。
20年前に読んだ小説で、読み返そうと何年も前から -
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映画を見て映像に感銘を受けて、小説ではどう書いているのか気になって読んだ。
作家、アル中(禁酒中)、癇癪持ち、勤め先の学校で生徒への暴力事件でクビになった父親。その父親を大好きな5歳の男の子。なんとか家族を立て直したい母親。冬季間、外界から閉ざされる風光明媚なホテルに家族3人だけで管理人として暮らすことになる。どんどん危うくなる父親の精神、その心の声を読めてしまう息子。
設定だけでもう十分ヤバいが、その状況説明にじっくり上巻が費やされる。長いなーと思いつつも読み進められるのは、豊富(過剰?)な比喩、妄想か幻覚か錯覚か怪奇現象か一瞬分からなくなる描写のせいか。
映画の方は映像美ありきの全く -
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5年ほど前に購入して積ん読状態だった文庫本だが,明智小五郎のシリーズを読んで,ホームズも読みたくなった。12話の短編が収録されており,一気に読むにはストーリーは単調に思えて途中で疲れてしまい,休み休み読むことに。それでも,小学生の頃に子ども向けの翻訳を読んだりして,その内容や結末は概ね分かっていても,ホームズの謎解きは楽しめた。
19世紀イギリスと現代日本とでは科学技術だけではなく社会の制度も違っており,ホームズと同じ推論は今ではできない部分もあるが,見るだけじゃなくて観察することが必要というのは,現代でも通用する考え方だと思う。
なかなかシリーズのを続巻を書店で見つけられないが,見つけた