深町眞理子のレビュー一覧

  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ドラマから入って今さら読みます!
    小学生のときに半分くらい読んだけどあのときは正直あまり理解できてなかったな。
    訳によって結構雰囲気違うから色々読んでみよう。

    ドラマのブロマンスぷりは半端ねぇ。

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    2021年05月26日
  • 茶色の服の男

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    アンの気持ちがよくわからなくてどうなってるのってなった レイバーンに対する気持ちが突然すぎて、エッてなってるうちにてんやわんやでハッピーエンドだった
    ペドラーさんやブレア夫人もおもしろくはあったんだけど、ブレア夫人の初対面であれは嫌じゃない?
    ボスが愉快な人物だったのでそこは面白く読めた

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    2021年03月29日
  • ペット・セマタリー(下)

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    愛しているからこそ、取り返したい。その方法はもう自分の手の中にあったのなら、私はやってみたいとの誘惑に負ける気がする。知らなければ、ひたすら嘆くばかりだったのだろうか。
    進んだ先には、もっともっと辛い現実が待ち受けていたのだけれど、この弱さを責めれるほど私は立派ではない。

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    2021年02月20日
  • 親指のうずき

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    トミー&タペンスもの

    冒頭のクリスティーのメッセージを読むと、読者からの「トミーとタペンスはその後どうなりましたか?」という問い合わせに応えるかたちで本書が書かれたように思えます。
    なので、既に発行されているトミー&タペンスものは、当然読んでいるよね?という前提を感じさせる小ネタがそこかしこに見受けられますので、是非「秘密機関」「おしどり探偵」「NかMか」を読んでから、本書に取り掛かることをお勧めします。
    さて、すっかり中年というか初老にさしかかっているトミーとタペンスですが、二人の軽快なやり取りは全然年齢を感じさせません。
    タペンスは相変わらずアグレッシブで、トミーの伯母の遺品である風景画に描かれた家が“気になる!”のと、さらにその絵画の元々の所有者だった老婦人のある台詞が“気になる!!”為、単独で探索の旅に出てしまいます。
    タペンスの行方を追うトミーの方も、思わぬ犯罪の影に迫る事になります。という訳で、今回はトミーとタペンスは、ほぼ別行動でした。
    靄に包まれたような過去の悲劇の犯人は意外な人物で、作中のタペンスと同じくらい驚いてしまった私です。
    因みに、何か重大なヒントらしきものを発見した、と思った途端に背後から襲われ気を失うパターンは、このシリーズのお約束なのでしょうか。(今まではトミーが殴られる事が多かったのですが、今回はタペンスでした)
    あと、アルバートは、前作「NかMか」ではパブの亭主だったはずですが、本書では召使になっていました。パブ辞めたのですかね。。。

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    2021年02月01日
  • ペット・セマタリー(下)

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    死に対する感覚を、無垢な子供、トラウマをもつ母親、医師の父親、田舎で暮らした老人、とさまざまな視線から捉えていて面白い。
    キング最恐の傑作、という前評判が先行したわりに展開の意外性は少なく、なるほどこうなるよねという結末。
    終盤での主人公とその妻、隣人の鬼ごっこはなかなかハラハラする。

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    2020年12月21日
  • ペット・セマタリー(上)

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    幸せそのものの若い夫婦、自然に囲まれたメイン州の田舎町、チラチラと見える主人公の心の闇。何かを隠している隣人…
    一体何が起こるのか、ワクワクさせる上巻ですが心理描写が非常に丁寧、悪く言うともっさりスローペース。

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    2020年12月21日
  • NかMか

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    トミー&タペンスもの

    まず、トミーとタペンスが40代になっているのに驚き。時の流れの速さを感じます。
    さて、ナチのスパイを探り出す密命を受けたトミーが、タペンスには内緒で指定されたゲストハウスを訪れたところ、“ブレンキンソップ夫人”という偽名で、タペンスが何食わぬ顔で既に滞在しているのにはびっくり。さすがタペンス!この辺の掴みもバッチリですね。
    というわけで、いつも通り協力し合いながら探索に励む2人。年をとっても仲の良さは相変わらずで、ドキドキの冒険サスペンスを堪能させてくれます。
    中盤で、ゲストハウスに滞在中のベティーちゃんという女の子が誘拐されてしまう場面があるのですが、物語の終盤に、その誘拐の真相が解った時は胸が痛みました。本当、戦争は悲しみしか生まないですね。
    因みに、あのアルバート青年も結婚してパブの亭主になっていましたが、トミーの危機を救うため、ちょっぴりですが登場してます。

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    2020年11月23日
  • 親指のうずき

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    ネタバレ

    私はその風景を見たことがある。

    タペンスは、トミーの叔母の遺品に描かれた家を見たことがある気がした。叔母を見舞った時に出会った老婦人が元々の所有者であり、彼女の行方が知れないことを知ったタペンスは、老婦人の言い残した言葉の謎を解くために出かける。会議から帰ってきたトミーが知ったのは、帰ってくるはずのタペンスがまだ帰ってきていないことだったーー。

    タペンスのお節介とも言える、しかも有り余る行動力で、ぐいぐいと読ませる。事件が起きるとは思わず、せいぜい過去の悲劇を明らかにするものだと思っていたら、事件は現在形になった。トミーが別の方向から参加することで加速する謎解き。明らかになった真相は、一線を超えてしまった犯人の思想。誰かを愛する気持ちから生じる他人への害意の底知れなさを、クリスティは容赦無く描いていた。

    トミーのぼやきは健在で、そこはほっとして読める。

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    2020年03月08日
  • ペット・セマタリー(上)

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    チャーチが死ぬはずなんかあるもんですか。
    誰もこの家で死ぬはずなんかあるもんですか。

    ずいぶん昔に「IT」を読んで以来のキングです。

    この上巻は、ゆったりと話が進みます。会話の中でもちょっと出てくるだけの人物にもジョークを交えたエピソードが披露されるので、楽しい反面、焦ったく思えるところもあります。

    妻のトラウマに起因する主人公夫婦の激しい喧嘩、不気味に生き返った愛猫のことを娘にどう伝えるか悩むシーンなど、感情的な場面の描写は素晴らしく、本に引き込まれます。

    不吉な予感を漂わせながら、下巻に続きます。

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    2020年02月29日
  • 茶色の服の男

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    この装丁はどうかと思うが。
    若い時に読んでいたら、若い主人公の冒険ありハラハラドキドキの恋愛あり、でもっと楽しめたかもなー。
    クリスティがこういう作品も書いていたなんて知らなかった。ラブリーな作品だと思う。

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    2020年02月17日
  • ペット・セマタリー(上)

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    近々この映画を見に行くことになりそうなので、手にとってみた。

    海外の映画に関しては、そんなに「原作を読まなきゃ」と思うことはないのだが、今回は珍しくなぜか気になって、読んでみたくなった。

    翻訳ものは、不自然な日本語表現が気になって、スムーズに読み進められないことが多いのだが、この本に関しては、内容を知りたい気持ちが勝っているのか、そういう部分があっても読み流して先に進むことができている。

    なんか……不思議な吸引力のある物語。

    確かに薄気味悪いんだけど、目が離せなくて、でも、おもしろい、っていうのともちょっと違うような……。
    いやでもこの吸引力をひと言で表すなら、おもしろい、しかないのかも。

    登場人物の言動に疑問を抱いていたら、後で「そういうことだったのか」と理解できてホッとしていたところ、闇の中から緑の目が光っていてギョッとしたり……。

    うぅむ、さすがスティーヴン・キング、というところか。

    何はともあれめっちゃ気になる未来が明かされちゃってるから早く続き読みたい!
    さぁ、下巻下巻。

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    2020年02月01日
  • シャイニング(下)

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    面白くなるのが3/4過ぎてからでかなり遅いけど、夫婦?の殺し合いが読んでて怖面白かった。
    結局レドラムってなんだったんや.スズメバチが何表わしてるかも分からんかった...

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    2019年11月27日
  • NかMか

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    クリスティーってこんなスパイ物も書いてたんだ。知らなかった。
    いかにもクリスティーらしいスパイ物。派手なアクションとか全くないけど、別荘舞台の謎解きはさすがクリスティー。

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    2019年10月22日
  • 野性の呼び声

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    ジャックロンドンはすでに「白い牙」「火を熾す」(短編集)と読んできた。

    自然界の様子をリアルに、力強く簡潔に描かれているところは流石で、特に極北の冷たい雰囲気がよく伝わった。

    ジャックロンドンは、あえてなのかもしれないが、淡々と物語を進めるのでスラスラ読めるがここがイチオシといった名場面を探すのは難しいかもしれない。

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    2019年10月14日
  • NかMか

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    ネタバレ

    トミー&タペンス、今度は大物スパイの正体を暴く!

    いつのまにか双子が大人になっていても、トミーとタペンスは相変わらず国際的陰謀に首を突っ込んでいる。とはいえ、冒頭で二人は、自分たちがまだまだ役立ているはずなのに、必要としてくれない社会に不満をこぼしている。舞台は第二次世界大戦のイギリス、1940年の春といえば、なかなかに厳しい状況である。パリが落ちるかもしれない、ロンドンも直接攻撃されるかもしれない。そんな不安の中の話である。サスペンスというよりもアドベンチャー寄りのトミー&タペンスも、どことなく緊迫感を帯びている。それでも、トミーがタペンスにしてやられるところは面白いし、冗談を言いながらもお互いのことを思いやる二人の姿に心がくすぐられる。トミーが踏み込みすぎて生命の危機に陥るのも、単独行動のタペンスが勇気を示して大きな成果を得るのも、このシリーズのお約束。

    舞台となる〈無憂荘〉は高級賄い付き下宿、ゲストハウスということで、管理人も含めここに滞在している人の中に大物スパイ〈NとM〉がいるらしい。この時代の典型的イギリス人とか様々な国の人々のステレオタイプをあまり知らない私でも、どの人の怪しく、その姿は演技ではないかと疑い、誰が祖国を売る卑劣なスパイなのかわからないまま、はやる思いでページをめくった。

    近所の〈密輸団の巣窟〉という建物に住むヘイドック海軍中佐は、パターンでいうと、ちょっとブラウン氏に似ていて、信頼できる人と思っていたのに実は、という展開。トミーに関して、切り抜けた、と油断したところでやられるのは、ちょっと見えていたかも。

    スプロット夫人に関しては、タペンス同様、子ども連れでスパイ活動はないだろう、という前提を崩せずにいたので、銃撃の腕には絶対素人じゃないと引っかかりを覚えたのに活かせなかった。言われてみれば、ぼろぼろの絵本に重要な機密を隠すってありそうな手だ。誘拐犯を撃てた理由は、そちらが本当の母親で、ベティは実の子ではなかったから。タペンスが母親の愛情を強調していて、それこそ証明はないけど諸々のことに対して雄弁な理由づけになると思っていたけど、こういう形で出てくるか。でも、顔が似ているって小説では示しにくい伏線では。それともどこかにそういう描写があったのかな。

    私はこの第二次世界大戦の結末を知ってこの話を読んでいる。コピーライトが1941年とあるので、まだ大戦中に、クリスティーはこの話を発表したということだ。戦争批判ともとれるし、政府への批判と読まれそうなところもあるし、愛国心についての台詞もあるのが、なかなかロックだなと思った。この話が封じられる世界でなくてよかった。

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    2019年07月14日
  • シャイニング(下)

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    シャイニングの下巻。概要は上巻のレビューに書いた。後半はホテルの怪異が本気を出してから結末までという内容になっている。
    前に呪われた街のレビューを書いていて、これを書く前に呪われた街下巻のレビューを読んでみた。訳のわからない文章になっていて何を伝えたいのかわからなかった。どうしてこんな文章になったのかと考えていたらネタバレに触れずに無理やり書こうとしたので支離滅裂な内容になったんだと理解した。
    若い頃に読んで以来2回目の通読なんだけど、ともかく読んだのだから感想を書いとこうと思う。
    ホテルの悪意に苛まれていき狂気に侵される父親と、それに振り回される家族が描かれるわけだけど、閉鎖された環境という特殊な状況が逼迫した事態を強調させている。前半のホテルの歴史やホテルにまつわる人々を丁寧に描き積み重ねていくことでホテルの悪意に厚みをもたせることに成功し、逼迫した状況もあいまって恐怖を増大させている。2巡目で内容を知っているので1巡目ほどの怖さやどきどきはなかったけど、今まで読んだキングの作品では文庫上下巻で800ページという分量が構成のバランスも含めて一番まとまっていると思う。

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    2019年02月02日
  • シャイニング(上)

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    コロラド州の雪山にある架空のホテルオーバールックを舞台にした恐怖小説。
    父、母、男の子という構成のトランス一家が、冬の間外界から閉ざされるホテルの管理人を任される。
    オーバールックは歴史のあるホテルで100年近い歴史の中でオーナーが何度も代わり様々な人々に利用されてきた。その中で様々な事件が発生して亡霊の住まうホテルと化してしまう。トランス一家もここに至るまでに問題を抱えていて管理人の仕事を頼みの綱としてオーバールックにやってきている。
    閉ざされた世界で亡霊の住まうホテルの管理人を任された一家が辿る運命はいかにというのが本筋のお話になっている。
    20年前に読んだ小説で、読み返そうと何年も前から手をつけて序盤まで読んで積んでを繰り返していた。最近になってやっと再読が完了した。スティーブン・キングの小説の中で一番好きな作品なので楽しく読めた。

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    2019年01月27日
  • たんぽぽ娘

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    編者がやたらと辛辣で作者が可哀想になる3冊目の選集
    寓話というより大人の童話な作風は好み分かれるのはよくわかるが
    すべすべとざらざらの間でなんとかまっとうできたSFという分野の力は
    不要だけど必要だと思う
    『荒寥の地より』をSFでなく同じようにかければすごくよかっただろうけれど
    それよりも『たんぽぽ娘』の最後にかんどうする方が広く訴求する娯楽には違いない

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    2018年10月19日
  • たんぽぽ娘

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    13編からなる短編集。
    ボーイ・ミーツ・ガールなSF短篇集といったところか。
    「河を下る旅」「たんぽぽ娘」「荒寥の地より」失われし時のかたみ」あたりが好み。
    ハート・ウォーミングな回の「トワイライト・ゾーン」や「世にも奇妙な物語」みたいな印象で、物凄く面白い訳でもないのだけれど、そばに置いておきたい存在でもある。

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    2018年10月04日
  • 茶色の服の男

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    ポワロやミスマープルを読み終えたので、ノンシリーズの第1冊目。船旅あり、鉄道旅ありで、旅気分を味わえると同時に、この時代の船旅、鉄道旅はどんな感じなんだろうと想像が膨らんだ。ぜひ映像で見てみたい。

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    2018年07月16日