三川みりのレビュー一覧

  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と金の繭

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    シリーズ通巻11巻、砂糖林檎編2巻。
    公式本紹介がネタバレしてるから、書いちゃうけど、以下、前の巻まで読んでない人には特にネタバレ。

    前巻でラファルにやられて死にかけたアンが、エリルによって救われるものの、なんと砂糖菓子を作る能力がなくなっているという、とんでもないスタート。しかも、シャルへの思いを死にかけた状態で伝えたので、色々モンモンとする様子が胸がきゅーんとして、30年以上前に戻ったような楽しみもありました。ああ、恋って素晴らしい。若返るわ。
    アンに優しいペイジ工房でのお話なので、安心して楽しめます。お嬢ブリジットも久しぶりの登場。サブタイトルが最後にきらめく展開でした。
    あとがきにあ

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    2023年02月02日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と水の王様

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    シリーズ10巻、砂糖林檎編1巻。
    …感想書く前に返却した上、続き読んでしまった。ダメ、もう前の巻わかんない。鳥頭。

    自分の気持ちに迷いのなくなったシャルがぐいぐいいくのと、輝石産まれエリルの本質が見えてきます。なぜ、ラファルは助かったのか。なぜ、能力が衰えたままなのか。そして、ミスリルは助かるのか。最初の砂糖林檎の木にたどり着けるのか…。アンは自分の気持ちをどう収めていくのか。
    さあ、続き読もっと。あ、この巻は絶対に続き用意した方が良いですよ。

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    2023年02月02日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と虹の後継者

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    通巻9巻、銀砂糖妖精編3巻(終わり)
    銀砂糖妖精を育てるための妖精商人からの借入契約もでき、技を教え始めるものの、ずっと奴隷だった妖精たちの不信感と戦うことになった、アン・キース・キャットの妖精仕込組。信頼関係の築き方などに、人間社会と同じような縮図が透けて見える、良い展開でした。
    ミスリルの寿命が来ているような描写がずっとあり、ミスリル、ついにいなくなるのか~?と思いながら読み進めますが、これが次の砂糖林檎編への布石になって行きます!そしてついにシャルが開き直った!甘々モードになるかも…。恋愛事情も楽しみに読んで欲しいです。

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    2023年01月30日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と灰の狼

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    銀砂糖妖精編2巻、通巻8巻。
    狼と呼ばれている妖精商人の大本締めレジナルドと交渉することになったのだが、狼はとんでもない物を交渉の場に持ってきた。そのため、ダウニング伯爵までもが出てくる事態となり、国の災いの元を力で絶ちたいダウニング伯爵と、不満を力で押さえつけてもいずれ綻ぶと考える砂糖菓子職人チームでぶつかり合う。
    いつもながらに、慣習に潜む差別を変えていくという大問題があっての物語展開で、話を楽しみながらも考えさせられます。キースが、実に誠実な恋を提案していて、登場したてのころ胡散臭さ~と思っていて、ごめんなさい。

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    2023年02月01日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    龍の声が聞こえないというだけで殺された姉の無念を晴らし,また自分も聞こえないために殺される運命を変えるため,日織皇子は皇尊となる決意のもと20年待ち望んでいた時を迎える.龍の原と八州でできた央大地という龍の棲む国.遊子,禍皇子の設定が男女逆転の宮廷を生み出した.
    始まったばかりで、日織皇子と悠花皇女のその後が楽しみだ.

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    2023年01月29日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠

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    この巻から新章「銀砂糖妖精編(仮)」だそうです。
    キースと新しい工房を立ち上げる流れになっていたところに、銀砂糖子爵のヒューが実力者を集めて国命のような仕事をアンに振ってきた。なぜか、シャルも命令で同行することに。そこで出会った妖精が妖精と人間の関わりに大きな意味を持つ者だった。妖精と人間の関係が今、大きく変わり出す…。そしてアンの恋模様も凄く動き出した!おおっ、急展開。

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    2023年01月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と赤の王国

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    以前から砂糖菓子職人が赤い妖精に襲われていたのが、今度はペイジ工房のオーランドまで。しかも職人にとって大切な目を傷つけられてしまう。ブリジットが連れてきたグラディス(妖精)はシャルにやられて怪我を負った赤い妖精だった。赤い妖精ラファルの企む陰謀に巻き込まれていくシャル。そして人手不足なのに次々働けなくなるペイジ工房の職人。
    果たして納品に間に合うのか?シャルはラファルの手から抜け出せるのか、ハラハラドキドキの展開でした。この巻でペイジ工房編は終わり。途中でとんでもない助っ人が現れて、おまえ、ここできたかーって思います。

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    2023年01月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    ペイジ工房編、その2。通巻では第5巻。
    無事に新聖祭へ砂糖菓子を納めることになったものの、人手不足なのにさらにたくさんの菓子を納品しなければならない。ペイジ工房の職人達は一時的に制作を城の側に移したのだが、借りた物件には何か幽霊めいたものが出るのだった。さらにシャルの羽を奪っていた工房の娘ブリジットなぜかイケメン妖精を連れてきて、トラブルの予感…。
    今回も一つトラブル解決した(一勝負勝った!)と思ったらまたもや大問題発生、続く、というパターンで、いつまで読んでも続きの気になるシリーズとなってます。つるっと最後まで読めそうだ。

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    2023年01月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    前巻で陰謀に巻き込まれたため、シャルは羽をペイジ工房の娘、ブリジットに渡してしまった。シャルの羽を取り返すために、ペイジ工房の工房長代理であるエリオット(ブリジットの婚約者)に誘われてペイジ工房で働くことになる。しかし、3大派閥の一つであるはずのペイジ工房は着いてみると今にも倒れそうなほど経営が傾いていた…。
    4~6巻がペイジ工房編にあたるそうです。ラドクリフ工房よりはまともな人たちに囲まれて少し心安らかに読めますが、今回も苦難の連続なアン。まあ、才能ある人の安寧な職人修業なんかつまんないもんね。グレン工房は果たして立ち直れるのか!?シャルの羽は戻してもらえるのか!?というところが読みどころで

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    2023年01月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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    今年こそ銀砂糖師になるべく、修業しながら生活しているアン、しかし今年はリンゴが不作でラドクリフ工房派のどこかの銀砂糖精製作業に参加しないと銀砂糖が手に入らないこととなり、もちろん妬まれているアンはそんな情報貰えないし、なんとか参加しても嫌がらせのオンパレード。さらにジョナスと前銀砂糖子爵の息子のキース、腕はいいけど一匹狼でヒューの友人キャットらが入り混じりアンの二回目の挑戦が始まるのだが、最後まで妬み混じりの妨害が尽きず、妖精のシャルを巻き込んで…。
    この3巻までが、銀砂糖師編にあたるそうです。でも、続き、凄く気になるところで終わっちゃいますよ。1,2巻でうまくまとまっていて、どのように17巻

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    2023年01月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    一巻だけのジョナス君かと思ってたら、またもや嫌なヤツとして登場。いやいや、彼、それなりに技術あるのね。真面目に頑張れや。アニメ6話~がこの本。アニメ5話目はまだ読んでないけど『王国の銀砂糖師たち』、多分。
    貧乏生活を続けるアンと妖精達。現、国王の血を引くアンバーン公爵が腕の立つ砂糖菓子職人を求めていると知り、城に行くが、それには深い訳があって、色々なことに巻き込まれるアン…。
    2巻も定番的な面白さと、アンの職人を目指す気高さが良かったです。このお話では高い地位にいる人やできる職人はちゃんと分かってる人が殆どなので、そこでイライラ~っとしないのが良いですね。銀砂糖子爵のヒュー、その知り合いのキャ

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    2023年01月10日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    三川みり原作の本作が今季(2023年冬)アニメになってる!デビュー&出世作みたいなので興味もあり、読んでみました。この一巻がアニメ4話までです。
    話の筋はわりとありきたりな感じで結末は見えつつ読むものの、妖精を人が使役することが普通の世界でそれを是とせず信念を貫こうとする主人公や妖精達のスタンスなど、話を支える土台がしっかりしていて心地よい定番でした。はっきりいって、好みの話で、確実に2巻は読みます。17巻あるようなので、途中で挫折するかもだけど。
    小学校でも大丈夫な内容でした。つばさ文庫にしてくれたら良いのに。幸村アルトのコミカライズに興味あり!

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    2023年01月09日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    信じられる臣を得る件、よき。
    有間のほうはカタがついて、よき。

    悠花のことだけ気になる動き。

    2023.1.7
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    2023年01月07日
  • 仙文閣の稀書目録

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    ネタバレ

    この方の作品は正直展開が読めるんだけど、場面を飛ばさず読ませるのは筆力なんだと思う。
    最後に文杏が自分で本を納めた場面が脳内で映像が拡がってそこが印象良かった。
    続きがもしあれば読みたいし、バカどもにちゃんと天罰がくだったんだろうか。
    本を焚かれて思想や文字を奪う。本当に愚かしいことだと思う。そして本に書いてるからと鵜呑みにする危うさやら色々と詰まっているなと思った。

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    2022年12月27日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    なんとも心情がリアル。
    皇尊になったからと言って、安寧な日々を送れるわけじゃなく、
    解決しなければならない問題は山ほどあり、疑心暗鬼になり
    修正のきかない方向に向かうので読んでいて苦しかった。
    いったいどうなるの?と思いきや、なるほど。よくできてるな。
    色々続きが気になる!

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    2022年12月15日
  • 一華後宮料理帖

    koa

    購入済み

    可愛い中華風ファンタジー

    料理を作ることが生き甲斐なヒロインが可愛いです。

    和国の姫として大国の後宮に入れられたヒロインですが、国力の差で女官のような立場になってしまいました。
    簡単に首をはねられる弱い立場ですが悲壮感はなく、ほわほわと可愛らしいので読んでいて楽しかったです。

    #ドキドキハラハラ #ほのぼの

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    2022年12月05日
  • 龍ノ国幻想3 百鬼の号令(新潮文庫nex)

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    今回は伴野有馬が主人公。
    2巻では怪しい感じの印象だったけど、こんな過去を抱えていて、こんな人だったんだ、と面白かった。
    今後もどんな人たちが出てきて、どんなふうに話が広がっていくのか、楽しみ♪

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    2022年11月21日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    この手のシリーズものの1巻は大体世界観の紹介と主要人物が出揃うまで話が単調だったりするのですが、面白かったです。
    表題とイラストから中国っぽいファンタジーなのかなと思って読み始めましたが、どちらかといえば長屋王とかが出てくる奈良時代の感じで、名前の感じもその時代を浮かべると頭に馴染み易かったです。
    話の展開は終われば想像つきやすいのですが、気にさせないのは作者さんの筆力だと思います。
    偶然手に取ったのですが、この作者さんに出会えて嬉しいです。

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    2022年11月17日
  • 龍ノ国幻想3 百鬼の号令(新潮文庫nex)

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    第2巻でちょっと出てきた龍の国の周りの八州のひとつの国の国主の長子・伴有間が主人公。父である国主に疎まれた有間がしぶとく生き抜いて王の地位を狙う姿が描かれる。恨みによって生きているかのように自分では言うが、割と真っ当な人間だ。最後の戦いもあっさりと描かれるが、かえってそのほうが物語としてはスッキリしている。日織が夫を持つように迫られて悩む場面が出てくるが、さてどうなるか。有間などは日織の仲間になっていくんだろう。

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    2022年11月17日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精王

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    終わっちゃいましたね。

    ハイランド王国じゅうの砂糖菓子職人たちが総力を結して作り上げた砂糖菓子は
    王都の下町を台座にした壮大な作品で、
    そんな大きな砂糖菓子が、幸運を運んでこないはずはない。
    そのことをすっかり失念し、人間への憎悪を募らせ狂気をはらんだラファルと人間の軍が対峙する場面は、ハラハラしっぱなしでした。
    シャルがうまくまとめるのかと思いきや、エリルがねぇ・・・
    自覚が育ってくれてなにより、というべきか。
    妖精と人間の決裂を防げてなにより、よね。
    格差や偏見がなくなるには、まだまだ時間がかかりそうだけれど、そこをこのお話が語らないことで、実感が伴う気がします。

    シャルがラファルと共

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    2022年10月27日