【感想・ネタバレ】シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房のレビュー

あらすじ

王家が認めた砂糖菓子の作り手・銀砂糖師の称号を手に入れたアン。けれどその陰には、アンのために、ペイジ工房の娘・ブリジットに自らを売ったシャルの犠牲があった。シャルを取り戻すため、アンは工房へ乗り込むが、砂糖菓子職人の大派閥であるはずのペイジ工房は、なんと没落寸前。工房を立て直せたら、シャルを返すと言われたアンは!? 個性的なペイジ工房の職人たちと、アンの新たな挑戦スタート!! 待望の第四弾!!

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かわいい、楽しいです

この巻、2回目です。新しく気づいたこともあります。
ミスリル・リッド・ポットのちょっと頓珍漢なセリフに
笑ってしまって楽しいです。アンとシャル、ブリジットの
関係、それぞれの気持ちがわかって、同情したり、
良かったねって思ったりしています。
双子の妖精とかも含めて、この世界で起こっていくことを
見ていくのが楽しいです。
追記 アニメ第16話を見ました。上手な省略の仕方で、
はらはらしながら見ました。エンディングの花の色彩が
綺麗で、『青春ブタ野郎』の古賀ちゃん役の歌もよかった。

#ハッピー #ほのぼの #ドキドキハラハラ

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2023年08月10日

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ネタバレ

シャルが戻ってきてよかったです!思っていたような困難はなく、早くから羽はともかくシャル本人がアンたちと一緒にいられるようになったので、そこが少し物足りなかった感じはあります。でもブリジットも色々と抑圧されているようで、かわいそうではあります。最後に出てきた新しいキャラクターは今後どう関わってくるのか楽しみです。

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

目をかけてくれる人はいれど半ば孤立奮闘ぎみだった前巻までとはうって変わって、ペイジ工房の面子とのチームワークがメインの回でした。

アンを銀砂糖師にする為にブリジットの元へ行ったシャル、シャルを取り戻す為に自分の持てる全ての力で勝負するアン。
経て二人が元の関係へ戻り、銀砂糖師になれたアンを祝福するシーンに感動しました。

工房の人たちも個性的でいい人ばかり。
傷心のブリジットの前に 美しい妖精が現れる所で、次巻へ続きます。

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2012年02月06日

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シャルがアンに祝福をあげるシーンが素敵でした。
二人の恋模様や、新聖祭の準備、謎の妖精など気になることが盛りだくさんです。
早く続きを読まなければ!

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2011年11月05日

Posted by ブクログ

“アンは驚いた。
「そうか……。ほんとうに、そうよね……誰が?ていうか、どうやって……?」
――銀砂糖は最初に誰が作ったの?妖精が作ったって言われてるけど、妖精の誰が作ったの?どうやって!?
見慣れた風景の前に突然、未知の扉が開いたようだった。
銀砂糖は、最初の一握りの銀砂糖がなければ精製できない。けれど最初の一握りの銀砂糖も、銀砂糖がないとこの世に出現しない。銀砂糖は一体どうやってこの世に現れたのか。
それはいいようもなく不可思議な事実だ。なにかの魔法か、奇跡か。人間が知らない、妖精の神秘の技法か。想像するだけで、心が躍った。
「だから最初の銀砂糖には、得体が知れないものって意味もある。あなたは、ただ物珍しいから、期待されているだけよ。実力を買われたわけじゃない。そんな人に、なにができるの?」
最後のブリジットの言葉は、嫌味だろう。くどくどしくて攻撃力に欠けるので、嫌味としては不出来だ。だが嫌味には違いない。
けれどアンは、それどころではなかった。知らされた事実に興奮していた。
「気がつかなかった、今まで!」
「そうよ、だから」
「よく考えればわかったことなのに。わたし今まで、考えた事なかった。ブリジットさん、最初に銀砂糖を精製した人は、ほんとうにどうやって精製したの!?」
問うと、ブリジットは一瞬、なにを問われたのかわからないようにきょとんとした。しかしすぐに、かっとしたように怒鳴った。
「わたしが知るわけないじゃない!?」
彼女の怒声で、はっとする。
――あ…………。怒ってる。
当然だろう。馬鹿にされたと思ったに違いない。
「ご、ごめんなさい。つい」
あせって謝ると、ブリジットの背後で、シャルがくっくと笑いだした。”

どうしようアンがめちゃくちゃ格好いい。
アンがシャルを助けるその言い分とか。キャットの親切を断った理由とか。
彼女は本当真っ直ぐで折れることもあるけれど強いなぁ。
シャルの心境の変化も楽しい。動揺とか葛藤とか。
エリオットは結局、んー、良い人なのかな。中身が読めないけどそこまで悪人でもない。
ブリジットと、幸せになってくれたらとても嬉しいのだけど。

“「ほんとうに、無事でよかった。ありがとうシャル。いつも、守ってくれてる」
力の弱いアンは、シャルと一緒にいれば常に守ってもらうしかない。それはわかっているし、甘えてはいけないと思う。でもシャルが嫌だと言わない限りは、自分からシャルのそばを離れることはできない。もし離れてしまったら、恋しくて恋しくて、どうにかなってしまう。
ずっとシャルの優しさに甘えて、そばにいる自分の身勝手さを感じる。だからできるだけ、彼に負担をかけないようにするしかない。そしてただ感謝して、シャルがアンのそばにいてもいいと思ってくれる気まぐれが、ずっと続くように祈るしかない。
シャルの羽を握ってひきとめるようなことは、アンにはできない。
「待っててくれて、ありがとう。やっと羽を返すことができるね。シャル。あなたのもの」
羽の入った袋を、アンは手を伸ばしてシャルの首にかけた。シャルは微笑んだ。すこしかがみこむと、両掌でアンの頬を包む。そしてゆっくりと顔を近づけた。
「助けられたな」
彼の吐息が、アンの唇に触れた。落ちかかる髪が、さらりとアンの頬に触れる。背すじがしびれるような艶がシャルの瞳にやどり、それに射すくめられて、体の自由がきかなくなる。
「これでおまえは、自分の力で銀砂糖師になったと言える。胸を張って名乗れ。銀砂糖師と」
しばらくなにかを迷うように、シャルは動かなかった。それから思いなおしたように、彼の唇はわずかに位置を変えてアンの額に口づけた。
「銀砂糖師となったおまえに、祝福を」
囁きは優しく、甘かった。
アンは銀砂糖師になった。
飾り蠟燭の炎が揺らめき、聖堂はやわらかな光に満たされている。この世にいるのはたった二人だけだと錯覚しそうなほどに、静かだった。”

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2011年08月19日

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ネタバレ

シュガーアップルシリーズ第四巻。

ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
かし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?

前回の終わり方があんまりだっただけに、読み終わってすぐに四巻を開きました。
CMを挟んで再開したみたいに違和感なくストーリーが続き、すぐにまたハラハラドキドキの連続。
ペイジ工房の個性豊かな職人たちや、三派閥のしがらみ、アンとシャルの関係や、ブリジットの恋心など、なだれ込んでくることがもう盛りだくさんで、本を閉じてもこの世界観から抜け出せない。
どの巻にも増して夢中で読みました。誰もかれもの心情がほんのりと伝わってくるだけに、切なかった…。
特にアンとブリジットの譲れない恋心とか、エリオットの本心とか。
一部の誤植にはちょっと吹き出しましたが…(笑)
いろいろとぶつかりながらも最後にはペイジ工房の職人として、一丸となって砂糖菓子を作り上げていく皆の姿に、今回の登場人物全員が好きになりました。
教会に並んだ砂糖菓子、きれいなんだろうなぁ…。

しかし、最後の最後でそう簡単にハッピーエンドといかないのがシュガーアップル。
これは続きが気になりますね…五巻発売は八月ということで。この夏は、アンの居ない夏になってしまうのか(´;ω;)猛暑を乗り切る糧が…。
それでも待ち続けます。アンが作る砂糖菓子が、皆に幸せを与えてくれることを願って。

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2011年07月21日

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前巻で銀砂糖師となったアン。
シャルを取り戻すためにペイジ工房へ。

今回は社会人の方が身に染みるかも。
顧客が本当に求めるものとは。チームワークとは。

素敵なお話でした。

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2011年05月16日

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毎度思うのですが、砂糖菓子を作っているシーンを読むとうっとりします。今回も、アンの頑張り、そして出来上がった作品共にとても素敵でした。
シャルも戻ってきてめでたしめでたし。といきたいところですが、不穏な影がちらちらと…。
今後も目が離せないです。
あとミスリルかわいい……!

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2011年04月27日

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シリーズ4


アンのがんばりと優しさが尊い

弱小の工房でアンがこれからどう成長していくのか、
楽しみ!

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2025年04月10日

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ネタバレ

三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第4巻。2023年にTVアニメが放送されました。銀砂糖師になったアンが、シャルを救うために奮闘する物語。アンが銀砂糖師となるために、シャルがブリジットの物となった続きです。アンはシャルの自由を取り戻すべく、傾きつつあるペイジ工房の再建を任されます。グレンさんはじめ、ペイジ工房の面々はとっつきにくそうでしたが、みな真剣で良い人ばかりで良かったです。やっと仕事仲間に恵まれた気がします。アンとシャルには明るい兆しが見えてきた一方で、ブリジットには謎の誘惑が。

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2024年09月05日

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前巻で陰謀に巻き込まれたため、シャルは羽をペイジ工房の娘、ブリジットに渡してしまった。シャルの羽を取り返すために、ペイジ工房の工房長代理であるエリオット(ブリジットの婚約者)に誘われてペイジ工房で働くことになる。しかし、3大派閥の一つであるはずのペイジ工房は着いてみると今にも倒れそうなほど経営が傾いていた…。
4~6巻がペイジ工房編にあたるそうです。ラドクリフ工房よりはまともな人たちに囲まれて少し心安らかに読めますが、今回も苦難の連続なアン。まあ、才能ある人の安寧な職人修業なんかつまんないもんね。グレン工房は果たして立ち直れるのか!?シャルの羽は戻してもらえるのか!?というところが読みどころです。

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2023年01月21日

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 前回のラストからシャルがピーチ姫状態に。しかし、結局はシャルなので、あまり囚われている感は少なかった。もちろん、アンと接触禁止令が出たり、羽を痛めつける罰があったりしたが、シャルはあんまり気にしていない。
 命令を無視してアンに会いにいったり、「お願い」は一切聞かないシャルの姿は1巻を思い出す。そう考えると、シャルは大分アンに優しくなった。
 工房で働くアンは一生懸命で、前作より安心して見れる。工房の人達も「家族感」があって、ラスト付近は楽しそう。
 ジョナスは遂に登場しなくなってしまったが、代わりにブリジットが今後のトラブルメーカーになるんだろうか。すでにトラブルメーカーっぽいけど。

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2016年09月20日

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ネタバレ

第四巻。本当に面白くて今まで出たシリーズをセットで買っちゃった。今回のシャルにも惚れちゃった。「待ってる。」だだこの一言だけでもう愛しくてどうしようもないよ><第四巻を読み終わっても、やっぱりブリジットは好きになれないな。彼女もかわいそうだけど。残念。

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2014年06月13日

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ネタバレ

ペイジ工房で、オンナノコだけどアンが受け入れられて仲間になっていくのが嬉しい。
雪の塔が本当に綺麗だろうな。

ブリジットはすごくオンナノコっぽいオンナノコで
苦手だけど、もう少しアンもこういう可愛げ(?)
があってもいいくらいストリクトですね。
シャルがちょっとずつ恋心を自覚してるのもよし。

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2014年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの「緑の工房」って、ペイジ工房ですけど、あんまり緑っていうイメージはしなかったかなぁ。緑=ブリジットってことなんでしょうけど。

ブリジットに使役されることになったシャルを取り戻すためにペイジ工房に乗り込んだアン。ペイジ工房の皆様方が一癖はありますけど、みんないい人ばっかりで、ラドクリフ工房の嫌なところを見てきた私的にはほっとしました。

シャルは取り戻したけど、最後にブリジットが話している相手がすっごく気になります。

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2014年05月12日

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最初から一緒にいた二人の妖精以外にも、仲間と呼べるような存在ができてほっとした巻。それでも優しいだけじゃなくて、思い合う人々の間でもどうしようもないすれ違いや葛藤があるのがこのシリーズのカラーなのかなと思いました。アンとシャルの関係もそうですが、そのもどかしさが読んでいてつらくもあり楽しくもあります

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2013年02月16日

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シリーズ4冊目。
銀砂糖の在りかと引き換えに羽を渡したシャルを助けに行くアン。

相変わらずアン頑張り屋さん。銀砂糖師になったことで、不遇な環境からも抜けられてよかった…
『初めての銀砂糖』っていうのはぴったり。
アンは銀砂糖師になったシーンが素敵でした


次巻も楽しみ

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2012年01月25日

Posted by ブクログ

4巻まで読んで、シリーズ中一番面白かったです。ペイジ工房の面々、最初はどうなることかと思いましたがみんな良い人でした。ブリジットも悪い子じゃなさそうで良かった。
今巻はアンのがんばりも見どころですが、シャルの心の動きが今までよりも分かりやすく書かれていたと思います。彼がアンを大切にする理由がよくわかる。
みんなで協力することは偉大…でも個人の力も重要。そういうことの大切さを気づかされるお話でした。

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2011年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 人気上昇中のシリーズ3巻目!前巻でシャルと離ればなれになってしまったアン。ふたりはどうなってしまうのっ!と思いましたが、このことでアンは益々成長し、シャルの気持ちにも徐々に変化があったりと結果オーライだったかもです。

 すごく好きなシリーズなんですけど、あえて言わせていただくと、シャルがなぁ・・。幼くないですか?何千年も生きている割に・・・。まぁ、老成してたらアンとは何事もないんでしょうけど・・。

 あきさんのイラストも大好き!続きに期待です。

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2011年06月02日

Posted by ブクログ

前巻でアンは念願だった銀砂糖師になったから、この巻でシャルを取り戻して完結しちゃったら淋しいなぁ…とか思ってたけど、銀砂糖師を探す(?)戦士妖精に、部屋に引きこもるブリジットの前に現れた美しい妖精。
謎の妖精が2体も現れて、まだまだ話が続いてくれそうでちょっとひと安心^^

今回はブリジット以外、アンに敵意や悪意を向ける人がいなかったし、何より、ペイジ工房の職人たちは個性的だけど、皆、良い人ばかりだったから、いつもより心穏やかに読めた気がする。
でも、次巻への布石になっている2体の妖精がもし同一人物だったら、次はちょっと荒れそうな予感…(-"-;)

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2011年05月30日

Posted by ブクログ

久しぶりにライトノベル読んだ気がする。このシリーズで今作は一番安心して読めた。この作者は人の悪意の描写がとてもリアルだ。こっちが気分が悪くなるくらいの悪党を描くのがうまい。それでもこの本を読むと主人公のひたむきさに誇りに胸を打たれる。世界の全貌は明らかになっていない。続きを楽しみに待ちます。

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2011年04月25日

Posted by ブクログ

シャル奪還話。面白かった!
職人としての力量で取り戻したい、取り戻すっていうのがいいなぁ。
今回の話読むとブリジットもなんだか可哀相な子だな…ちょっとづつ歯車がずれている様な感じ、と思いつつもやっぱり駄々っ子なお子様だなブリジットww
赤いのといい最後の妖精といい、また次の巻に持越しで続きが気になる

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2011年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思った程悪い展開にはならなかったから、そこはほっとした
伯妖みたいな展開にはそうそうならないか

ミスリルが言うところのアンのかかし頭が発揮されて、向こう見ず具合が若さゆえなところだと分かっていても、馬鹿だなぁと思わずには居られなかった
工房の人達が優しい人達ばっかりでよかったよね、ほんと

それにしても緑どこいったってくらい白のイメージしか残らなかったんだけど・・・ブリジットの目とアンの砂糖菓子だけだよね、緑色だったの
あと、雪の塔が予想と大分違った 挿絵のは、あれじゃぁクリスマスツリーだよ?
挿絵とイメージがなかなか合わないから困る キャットも彼の性格からうけるイメージと挿絵のイメージが全然合わないし 残念ながら挿絵と相性がよくないようだ
一方で、シャンがアンの元に戻ってきて泣いちゃうミスリルとか可愛い
それからナディールと、あとヴァレンタインも結構好き、ってかペイジ工房の職人さん達のキャラ結構好き 
エリオットの好感度は少し上がったよ アンの呼び込み方はやっぱ卑怯だけど

そして、作者さん、次に引っ張るという技を身に付けましたね
でも前作より区切りいいし、もう眠いし、続きはおきてからにしよう

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2014年02月08日

Posted by ブクログ

読み直し計画4冊目。

歴史とか伝統を守り継いでいくことってすごく大事だし大変なことだと思う一方でそういうものに縛られて結果廃れてしまう、捕らわれすぎて身動きできなくなってしまうっていうのもあるんだよな、としみじみ思った。

後世に残しつつも新しいものを取り入れていくことってどんな分野においても言えるけれど本当に難しい。

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2013年09月14日

Posted by ブクログ

そしてあの衝撃的な状態からの続き。
本当にその続きでした。
何やら、次の週にドラマの続きを見ている気分で…w

この1冊で『自由』を取り戻せるのか否か。
もう急ぎながら、見落としがないよう読みながら
可能な限りのスピードで読み続けました。
あぁよかった、と思いつつ、また妙な所で…。

最後のは何でしょう?
道にいたのの仲間、のようなものでしょうか?
それとも別の工房か何か?
それとも…??

続きが地味に気になります。
そして仲が進展するのかも気になります(笑)
そしてぬるま湯彼女も気になります。
また、波乱万丈状態、ですね。

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2011年04月03日

Posted by ブクログ

アンが自分の意思でシャルを取り戻す為に決断して行動するのが良い。恋する女の子は恋愛一辺倒になりがちだけど、アンは砂糖菓子という仕事に誇りを持って恋愛とは別に、確固たるモノが自分にちゃんとあるのも好印象。応援したくなります。
最後がちょっと不穏な終わり方ですが、アンの行く末が気になるので次回作も楽しみ

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2011年04月03日

7

ネタバレ

もっと設定を練ってほしかった

感性が合わず流し読み。以下気になった点。
・羽をもがれて服従させられるという酷い目にあってるはずの妖精が、人間と距離を置かずその辺の森で呑気に暮らしてるのはなぜ?戦士妖精なんて種族もいるんだから、妖精たちで団結するなどしてもっと人里離れた場所に隠れ住んでるんじゃないの?この世界での妖精の立ち位置に歴史の流れがなさすぎる。
・主人公の買う妖精は口の悪さゆえに観賞枠から戦士枠に移され破格の値段で売られてるが、見た目がかなりいいのだから喉を潰して観賞用として売ればいいんじゃないの?彼を捕まえるために人間が三人も亡くなってると店主も話してることだし、普通それくらい元を取ろうとするものでは?もはや主人公に飼わせるための御都合主義にしかみえない。そもそも人間の男台のサイズなので"妖精"設定にした意味が皆無。砂糖菓子を作るのに妖精の力が不可欠等の設定があるならまだ分かるけどそうでもなく、ただの恋愛小説の御都合的存在。きちんとした理由付けが欲しかった。
・銀砂糖師になるための試験内容として樽三つもの銀砂糖を持って来させる出題意図の設定構成が不十分。精製度等をみるなら一樽もあれば十分だろうとしか思えず、途中で妨害を受け主人公を困らせるために必要な適当な舞台設定でしかないんだなと。また、その辺に生えてる野生の砂糖林檎ですぐに作れるなんて「特別なお菓子」としてチープ過ぎる。せっかくのファンタジー世界なんだから、とある場所で特別な方法で作らないといけない、など設定にこだわってもらいたかった。
・銀砂糖師になるための実技試験(?)が砂糖菓子を持参して評価してもらうだけなんて、国王まで出席するほどの大会なのに評価内容が適当すぎる。今回は実際に目の前で砂糖菓子を作り上げるという展開になったが、通例であればただ持ってきて評価されればそれだけで銀砂糖師になれたの?本当に持ってきた人が作ったものかもわからないのに?杜撰すぎない?また、あれだけ繊細な砂糖菓子を揺れまくる馬車で崩さず持ってくるのも現実味がなさすぎる。

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2023年02月04日

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