【感想・ネタバレ】シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房のレビュー

あらすじ

王家が認めた砂糖菓子の作り手・銀砂糖師の称号を手に入れたアン。けれどその陰には、アンのために、ペイジ工房の娘・ブリジットに自らを売ったシャルの犠牲があった。シャルを取り戻すため、アンは工房へ乗り込むが、砂糖菓子職人の大派閥であるはずのペイジ工房は、なんと没落寸前。工房を立て直せたら、シャルを返すと言われたアンは!? 個性的なペイジ工房の職人たちと、アンの新たな挑戦スタート!! 待望の第四弾!!

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ネタバレ

シャルが戻ってきてよかったです!思っていたような困難はなく、早くから羽はともかくシャル本人がアンたちと一緒にいられるようになったので、そこが少し物足りなかった感じはあります。でもブリジットも色々と抑圧されているようで、かわいそうではあります。最後に出てきた新しいキャラクターは今後どう関わってくるのか楽しみです。

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シュガーアップルシリーズ第四巻。

ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
かし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?

前回の終わり方があんまりだっただけに、読み終わってすぐに四巻を開きました。
CMを挟んで再開したみたいに違和感なくストーリーが続き、すぐにまたハラハラドキドキの連続。
ペイジ工房の個性豊かな職人たちや、三派閥のしがらみ、アンとシャルの関係や、ブリジットの恋心など、なだれ込んでくることがもう盛りだくさんで、本を閉じてもこの世界観から抜け出せない。
どの巻にも増して夢中で読みました。誰もかれもの心情がほんのりと伝わってくるだけに、切なかった…。
特にアンとブリジットの譲れない恋心とか、エリオットの本心とか。
一部の誤植にはちょっと吹き出しましたが…(笑)
いろいろとぶつかりながらも最後にはペイジ工房の職人として、一丸となって砂糖菓子を作り上げていく皆の姿に、今回の登場人物全員が好きになりました。
教会に並んだ砂糖菓子、きれいなんだろうなぁ…。

しかし、最後の最後でそう簡単にハッピーエンドといかないのがシュガーアップル。
これは続きが気になりますね…五巻発売は八月ということで。この夏は、アンの居ない夏になってしまうのか(´;ω;)猛暑を乗り切る糧が…。
それでも待ち続けます。アンが作る砂糖菓子が、皆に幸せを与えてくれることを願って。

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2011年07月21日

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ネタバレ

三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第4巻。2023年にTVアニメが放送されました。銀砂糖師になったアンが、シャルを救うために奮闘する物語。アンが銀砂糖師となるために、シャルがブリジットの物となった続きです。アンはシャルの自由を取り戻すべく、傾きつつあるペイジ工房の再建を任されます。グレンさんはじめ、ペイジ工房の面々はとっつきにくそうでしたが、みな真剣で良い人ばかりで良かったです。やっと仕事仲間に恵まれた気がします。アンとシャルには明るい兆しが見えてきた一方で、ブリジットには謎の誘惑が。

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2024年09月05日

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ネタバレ

第四巻。本当に面白くて今まで出たシリーズをセットで買っちゃった。今回のシャルにも惚れちゃった。「待ってる。」だだこの一言だけでもう愛しくてどうしようもないよ><第四巻を読み終わっても、やっぱりブリジットは好きになれないな。彼女もかわいそうだけど。残念。

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2014年06月13日

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ネタバレ

ペイジ工房で、オンナノコだけどアンが受け入れられて仲間になっていくのが嬉しい。
雪の塔が本当に綺麗だろうな。

ブリジットはすごくオンナノコっぽいオンナノコで
苦手だけど、もう少しアンもこういう可愛げ(?)
があってもいいくらいストリクトですね。
シャルがちょっとずつ恋心を自覚してるのもよし。

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2014年06月13日

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ネタバレ

タイトルの「緑の工房」って、ペイジ工房ですけど、あんまり緑っていうイメージはしなかったかなぁ。緑=ブリジットってことなんでしょうけど。

ブリジットに使役されることになったシャルを取り戻すためにペイジ工房に乗り込んだアン。ペイジ工房の皆様方が一癖はありますけど、みんないい人ばっかりで、ラドクリフ工房の嫌なところを見てきた私的にはほっとしました。

シャルは取り戻したけど、最後にブリジットが話している相手がすっごく気になります。

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2014年05月12日

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ネタバレ

 人気上昇中のシリーズ3巻目!前巻でシャルと離ればなれになってしまったアン。ふたりはどうなってしまうのっ!と思いましたが、このことでアンは益々成長し、シャルの気持ちにも徐々に変化があったりと結果オーライだったかもです。

 すごく好きなシリーズなんですけど、あえて言わせていただくと、シャルがなぁ・・。幼くないですか?何千年も生きている割に・・・。まぁ、老成してたらアンとは何事もないんでしょうけど・・。

 あきさんのイラストも大好き!続きに期待です。

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2011年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思った程悪い展開にはならなかったから、そこはほっとした
伯妖みたいな展開にはそうそうならないか

ミスリルが言うところのアンのかかし頭が発揮されて、向こう見ず具合が若さゆえなところだと分かっていても、馬鹿だなぁと思わずには居られなかった
工房の人達が優しい人達ばっかりでよかったよね、ほんと

それにしても緑どこいったってくらい白のイメージしか残らなかったんだけど・・・ブリジットの目とアンの砂糖菓子だけだよね、緑色だったの
あと、雪の塔が予想と大分違った 挿絵のは、あれじゃぁクリスマスツリーだよ?
挿絵とイメージがなかなか合わないから困る キャットも彼の性格からうけるイメージと挿絵のイメージが全然合わないし 残念ながら挿絵と相性がよくないようだ
一方で、シャンがアンの元に戻ってきて泣いちゃうミスリルとか可愛い
それからナディールと、あとヴァレンタインも結構好き、ってかペイジ工房の職人さん達のキャラ結構好き 
エリオットの好感度は少し上がったよ アンの呼び込み方はやっぱ卑怯だけど

そして、作者さん、次に引っ張るという技を身に付けましたね
でも前作より区切りいいし、もう眠いし、続きはおきてからにしよう

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2014年02月08日

7

ネタバレ

もっと設定を練ってほしかった

感性が合わず流し読み。以下気になった点。
・羽をもがれて服従させられるという酷い目にあってるはずの妖精が、人間と距離を置かずその辺の森で呑気に暮らしてるのはなぜ?戦士妖精なんて種族もいるんだから、妖精たちで団結するなどしてもっと人里離れた場所に隠れ住んでるんじゃないの?この世界での妖精の立ち位置に歴史の流れがなさすぎる。
・主人公の買う妖精は口の悪さゆえに観賞枠から戦士枠に移され破格の値段で売られてるが、見た目がかなりいいのだから喉を潰して観賞用として売ればいいんじゃないの?彼を捕まえるために人間が三人も亡くなってると店主も話してることだし、普通それくらい元を取ろうとするものでは?もはや主人公に飼わせるための御都合主義にしかみえない。そもそも人間の男台のサイズなので"妖精"設定にした意味が皆無。砂糖菓子を作るのに妖精の力が不可欠等の設定があるならまだ分かるけどそうでもなく、ただの恋愛小説の御都合的存在。きちんとした理由付けが欲しかった。
・銀砂糖師になるための試験内容として樽三つもの銀砂糖を持って来させる出題意図の設定構成が不十分。精製度等をみるなら一樽もあれば十分だろうとしか思えず、途中で妨害を受け主人公を困らせるために必要な適当な舞台設定でしかないんだなと。また、その辺に生えてる野生の砂糖林檎ですぐに作れるなんて「特別なお菓子」としてチープ過ぎる。せっかくのファンタジー世界なんだから、とある場所で特別な方法で作らないといけない、など設定にこだわってもらいたかった。
・銀砂糖師になるための実技試験(?)が砂糖菓子を持参して評価してもらうだけなんて、国王まで出席するほどの大会なのに評価内容が適当すぎる。今回は実際に目の前で砂糖菓子を作り上げるという展開になったが、通例であればただ持ってきて評価されればそれだけで銀砂糖師になれたの?本当に持ってきた人が作ったものかもわからないのに?杜撰すぎない?また、あれだけ繊細な砂糖菓子を揺れまくる馬車で崩さず持ってくるのも現実味がなさすぎる。

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2023年02月04日

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