龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

649円 (税込)

3pt

日織(ひおり)は、女の身であることを明かし、皇尊(すめらみこと)として龍に認められた。しかし世継ぎを残すために、はやく夫を迎えるよう進言する者が現れる。一方、御位を争った宿敵不津王(ふつのおおきみ)が、その座を狙い動き出す。左(さ)の大臣(おとど)・小勢乙名(こせのおとな)が彼を推すのは何故……。日織は信頼できる臣下もなく疲弊するなか、唯一心の支えである悠花(はるはな)の秘密を公にし、添い遂げたいと思うのだが、最愛ゆえに悠花が下した決断とは。

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龍ノ国幻想 のシリーズ作品

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  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    神の眷属である龍が支配する龍ノ原では、女たちは龍の声を聞く。その能力をもたず生まれた者は闇に葬られる理。異端の一人である日織はその身を偽り男として生き、皇尊崩御にあたり次期皇位を目指す。命の尊厳を守る国に変えるために――皇位を狙う男たちの野望渦巻く闘いに日織は勝ち得るのか。そして日織の二人の妻たちを待ち受ける運命とは。壮大なる男女逆転宮廷物語、開幕!
  • 龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)
    825円 (税込)
    日織は二十年来の望みを果たし皇位に即いた。だが、新しい御代の始まりを龍ノ原に知らしめる宣儀の場で、龍を呼ぶ笛が鳴らない。日織を妬む者の仕業か。一方、反封洲の有間が訪れ、一原八洲の律を犯すことを要求する。そして、妻の悠花が消えた。全ての試練は、偽りで御位を手にした己への罰なのか――最愛の妻を取り戻し、国を守るために下す途轍もない決断とは。男女逆転宮廷絵巻!
  • 龍ノ国幻想3 百鬼の号令(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    央大地(ひさしだいち)の八洲の一つ、反封洲(たんのほうしゅう)国主の長子・伴有間(とものありま)。冤罪により母と共に深い大地の亀裂へと落とされ、尊厳を踏みにじられて生き延びた壮絶な過去を持つ。ようやく救い出され臣下から信頼を得るも、父からは再び亡き者とされ、次期国主の座を義弟に奪われそうになる。だが龍ノ原(たつのはら)より帰国した有間は、皇尊より賜った書札を携え戦へ。復讐の鬼と化した男の壮絶なる国盗りが幕を開ける!
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    日織(ひおり)は、女の身であることを明かし、皇尊(すめらみこと)として龍に認められた。しかし世継ぎを残すために、はやく夫を迎えるよう進言する者が現れる。一方、御位を争った宿敵不津王(ふつのおおきみ)が、その座を狙い動き出す。左(さ)の大臣(おとど)・小勢乙名(こせのおとな)が彼を推すのは何故……。日織は信頼できる臣下もなく疲弊するなか、唯一心の支えである悠花(はるはな)の秘密を公にし、添い遂げたいと思うのだが、最愛ゆえに悠花が下した決断とは。
  • 龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)
    825円 (税込)
    日織(ひおり)が皇位を全うすることを願い、悠花(はるはな)は「妻」の座を捨て、龍ノ原(たつのはら)を出立した。女として生きた姿を護領衆・悠火(ゆうび)に変えて、龍ノ原の北に隣接する逆封洲(さかのほうしゅう)へと潜入する。そこは若き国主・末和気(すえのわき)が治める豊かな国。だが、政(まつりごと)は、母の遠音(とおね)が牛耳っていた。日織が隣国との関係を築けるよう、知謀の才を尽くす悠火。しかしその頃、日織に不津王(ふつのおおきみ)が皇尊(すめらみこと)の譲位を迫る一触即発の危機が襲う!
  • 龍ノ国幻想6 双飛の暁(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    悠花(はるはな)が姿を消し、日織(ひおり)は失意のなかにあった。そこへ不津(ふつ)が附孝洲(ふのこうしゅう)国主・目戸(まと)と共に軍勢を率いて龍ノ原(たつのはら)へと進軍する。龍に守られし神聖なる地が戦場となることを避けるため、護領山(ごりょうさん)を越える決意をした日織。向かうは反封洲(たんのほうしゅう)・有間(ありま)の許へ。神に背く行為は、はたして英断か。そして仮の夫である夏井(なつい)に、悠花を捜す役目を託すのだが……。はたして、皇尊の謀(はかりごと)は希望への導きとなるか!?

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龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月15日

    面白かった。日織、悠花、有馬、乙名、みな精神的に美しいというか何て真っ直ぐな人達なのだろう。メインキャストの良さと、敵側の嫌な感じの対比がわかりやすく、話の続きが気になってドキドキしながら読み進めた。続編も早く読みたい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月23日

    悠花と空露以外の者を信じられなくなっている日織。左大臣筆頭に日織が皇尊でなくても、誰かが皇尊になれば差し支えないという発言をされ、全てに不信感を持つ。しかし、悠花にあなたは怖がっている、怯えは暴君を生む。誰も信じないなら自分勝手に判断する、それは暴君と言われてこのセリフはこの本のキーワード的役割を果...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月09日

    悠花しか信頼できる相談相手がいない日織。左の大臣の小勢乙名の忠告も、自身の意見にそぐわないからと、跳ね除けていたら、小勢乙名が左の大臣を辞めると言い出す。
    悠花にも、このままでは暴君になると諌められ、よくよく周りを見ると、実は小勢乙名がとても信頼できる人物とわかり、日織は信頼できる部下を獲得する。そ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月07日

    信じられる臣を得る件、よき。
    有間のほうはカタがついて、よき。

    悠花のことだけ気になる動き。

    2023.1.7
    4

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月15日

    なんとも心情がリアル。
    皇尊になったからと言って、安寧な日々を送れるわけじゃなく、
    解決しなければならない問題は山ほどあり、疑心暗鬼になり
    修正のきかない方向に向かうので読んでいて苦しかった。
    いったいどうなるの?と思いきや、なるほど。よくできてるな。
    色々続きが気になる!

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    イレギュラーな立ち位置の主人公だから、悩むのは理解できる。大変だよね…とも思うが、何かあればウダウダウダウダ。小さい頃から今いる立場を目指して生きてきた割りには人間が小さい。だから女は…と言われない為にも、強くおなりなさい!日織。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月17日

    どうしても十二国記の影響を感じてしまう本だなあ……。十二国記の存在を知らずに、十代の頃に読んでいたらもっと楽しめていたかも。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年11月19日

    悠花はどこに行ってしまったのだろう…( ; ; )

    皇尊となった日織の足場は、その生まれ故に非常に不安定で、立っているのもやっとという状態。
    迷い、疑いながらも自ら動く中で、信じることを選び、足場を固めるために尽力するものの…悠花は日織の元を去ってしまいます。

    悠花もまた日織を想い、日織の地位を...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月17日

    なんともまぁ今回もとんでもなく続きが気になるところで終わったわ.......
    ますば有間の方の国にとりあえず無事片がついてよかった。これでもし有間も死んでしまったらどえうしようとずっと冷や冷やしていただけに、どうかこれからの国づくりを頑張ってほしい。
    その一方で日織の夫問題.......これは難しい...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年11月29日

    今回はヒリヒリするような展開でした(・・;)

    暴君になってはならない。今の時代には辛く悲しい言葉です。

    暴君にならぬよう踏み止まる事ができるのが、真に信頼に与う国主なのだと思います。

    うー、辛いなぁ。

    0

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