三川みりのレビュー一覧

  • 箱入り王女の災難 魔術と騎士と黒猫の序曲

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    フレデリカは国王夫婦の一人娘で、次代の王様。慣習に沿って教育され、親しい友人もなく両親とさえ一緒にいられない。王の予定が変わり、来客のもてなしで馬の遠出ができなくなったため、代理のフレデリカが乗馬中に馬が暴れだし、それを止めようとして蹴られた台所番のグレーテルにフレデリカの魂は入ってしまう。フレデリカの体は虚ろなので、腐らない死体になった。グレーテルの魂はというと…。元に戻るための方法を探すなか、第三騎士団長のイザークと親しくなっていき、元々親しかった第一騎士団団長のユリウスも大きく関わってくる。
    軽いタッチでお話が進むのに根底には国を守る王としての心構えであったり、キュンキュン要素が絡んでき

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    2023年10月01日
  • 龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)

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    腹黒い悠花に滾る。
    夏井王は従兄弟のお兄ちゃんポジションだけどいい人なので、彼にも幸せになってもらいたい。
    龍の原の重臣は国の事を思っている人でした。1巻の時疑ってすまんかった…。

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    2023年09月29日
  • 龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)

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    あーもー、次から次へと!
    和気や遠音、悠花や龍ノ国やら目まぐるしい!
    不津が決して龍ノ国を侵したかったわけではないのはわかるんだけど、もーバカすぎ!!
    早く早く次巻を!

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    2023年09月29日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園【電子特典付き】

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    ネタバレ

    人間王と妖精王で取り決めた誓約を叶えるため、シャルとアンは最初の砂糖林檎の木を求めて秘密裏に旅に出る。銀砂糖の未来のため、銀砂糖の幸福を待つすべての者(人間も妖精も)のため、そして何より自分たちのために「最初の砂糖林檎の木」へと急ぐ2人。そして、たどり着いたその場所でアンとシャルは三千年もの長い間を生きてきた銀砂糖妖精筆頭と出会い、彼を納得させる銀砂糖の作品を作ることになり・・・。

    難しい言葉も無くて、シリーズだから馴染みがある。そのせいか、本当にスラスラ読めてしまう作品。
    今回は大きな流れで言うと起承転結の起から承の部分。お父さんが登場したけど記憶が無くて…(お父さんの挿絵が無かったのには

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    2023年09月02日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    フォロワーさんから面白いと伺ったので積読から取り出してきて読んだ。
    私は龍が好きだ。男装も好きだ、そして女装も好きだ。好きなものづくしのファンタジーすごく好みで面白かったです!!!

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    2023年06月21日
  • もってけ屋敷と僕の読書日記(新潮文庫nex)

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    謎の本の自販機(怪しい手作り)にうっかり100円いれてしまい、自分が要らない本だけ人に押し付けたい家主と関わるようになった中学生の有季。ただ、へんなおじさんの押し付けてくる本は何故か有季の今の悩みにマッチしていく。
    老人と海
    ひざまずいて足をお舐め
    ハゴロモ
    岳物語
    有季はかわいくて頭が良い設定なのに、何故かちょっと判断力が甘い行動をとってて、ばかなの?と思わせる事が多く、気持ちが入らなかったけど、そこが気にならなければ、中学生にオススメです。

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    2023年06月11日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と深紅の夜明け【電子特典付き】

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    続きを書いて頂けただけで有難いです。また、この世界にひたれる喜びをかみしめながら読みました。
    結婚後しばらくしてのお話ですが、シャルとアンが初々しいです。あー、シャルは初々しいというか、ずっと遠慮なくデレてます。
    砂糖林檎の大きな畑の収穫が今年から困難になったとのことで、なぜかアンの母親指名で交渉条件出る。収穫がダメになった理由は行ったことでわかったりするのだが、アンの父親を語る人物など、次巻に謎が持ち越されました。
    おおー、さらに続くのね。嬉しい。

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    2023年06月04日
  • 龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    与理売に必要なのは愛なの!!みたいな考え方するヒロインはテンプレなので、途中迄は想定内

    その後は「罰として手元に置いて、身の回りの世話をさせるわ!」と言う展開?かと思いきや、きっちり遠島

    良いと思う!!

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    2023年05月08日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    十二国記やら男女逆転劇やら色んな要素入ってて、既視感は有るけど、読みやすくて一気読み

    日織のバックボーンから余り人前に出られないのは仕方ないのかもしれないけど、皇尊を目指すならそれなりに人脈作りとかの努力はしないと、お宝探ししないなら負け確定みたいなのはダメなのでは?

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    2023年05月08日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    途中まではそこまで入り込めなかったけど、後半にいくにしたがって、目が離せなくなる。
    そしてラストの怒涛の展開には、ゾクゾクした。
    続きが気になり過ぎる。

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    2023年04月24日
  • 一華後宮料理帖 第三品

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    回を追うごとに登場人物に深みが出てきます。話の展開もより複雑に絡み合い、先が読めなくなってきました。
    皇帝の成長も好ましく、次巻が気になります‼️

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    2023年04月18日
  • 一華後宮料理帖

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    またしても後宮ものですが、今までになく爽やかな作品でした。自分の料理を「おいしい」と思ってもらうことで、居場所を作ってきた、打算のない、のほほんとした女の子をイケメン達が取り合います‼️
    少女漫画な展開をひたすら楽しみました♥️

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    2023年04月17日
  • 一華後宮料理帖

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    設定面白いです。すらすら読めます。
    ただ皇帝が毒見なしで食事するところと、女官であるヒロインが男性官吏の監督のもと後宮からでてあれこれしたりするところが、少女漫画だなぁと思います。

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    2023年04月07日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    悠花と空露以外の者を信じられなくなっている日織。左大臣筆頭に日織が皇尊でなくても、誰かが皇尊になれば差し支えないという発言をされ、全てに不信感を持つ。しかし、悠花にあなたは怖がっている、怯えは暴君を生む。誰も信じないなら自分勝手に判断する、それは暴君と言われてこのセリフはこの本のキーワード的役割を果たしながら日織の心を変えていく。
    そんな折、隣国(といっても龍ノ原は5洲の中心点にあるから隣国だらけなのだが)の逆封洲から使者が来て、不津の反逆を伝える。
    日織がそのような状況のなか、有間も家族に命を狙われ、命を守るために全てを倒し、王への道を進んでいるのだが、殺し終われば終わりではない道のりがあり

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    2023年03月23日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    おもしろかった!

    日織はすぐカッとなる性格だけど、
    悠花の助言にはきちんと耳を貸して、
    反省して考えることができる。
    まだまだ未熟だけど皇尊として熱い信念は貫き通す気概がある。頑張って欲しい。
    今回は乙名という信頼出来る者を得たことは良かった!

    悠花とのこれからが気になる...
    夏井もいい人そうだけど…後々夏井も夫にはならず信頼出来る家臣になっていくのかなぁ

    壱岐の裏切り未遂のシーンは良かった。
    信用するものの責任、、、。
    このシーンで壱岐めっちゃ好きになった。

    めちゃくちゃ気になる終わり方したから早く次の巻が読みたい!!

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    2023年03月21日
  • 龍ノ国幻想3 百鬼の号令(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    テンポよくて読みやすかった。
    日織と悠花の雰囲気好き…(*¨*)

    有間の柵での戦いには鬼気迫るものがあって迫力あった。兄弟たちの複雑な関係が何とも…
    美矢比そういうタイプか、なんか嫌な感じだなぁと思ってたら…たまにいるよね、こういうタイプの人(´・_・`)

    次の巻も楽しみ!

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    2023年03月10日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緋の争乱

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    ついに最終巻まであと一冊。今回はせっかく手に入れた最初の銀砂糖は幼い妖精王エリルに持ち去られるし、ラファルはこれから平和協定結ぼうとしてるのに人を殺すし、コレット公爵はそれを楯に妖精との契約予定は破棄して危険分子妖精王達を滅ぼそうと仕掛けてくるし、絶対絶命。
    銀砂糖子爵がすべての銀砂糖を使って幸運を招こうとした造形が何だろう?と想像しながら読んだけど、その物が解ったときに、感動を覚えました。なるほどねー。
    これだけ長いシリーズだとダレることも多いけど、問題おこって数冊で一度解決していくスタイルと、全体を通して社会的構造を根底に含んだ話の流れが飽きずに読ませてくれた。社会的に虐げられた種族(妖精

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    2023年02月23日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と銀の守護者

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    最初の銀砂糖を求めに行くアンとシャル。ただ手に入れるだけではなく、人間にとっても重要な銀砂糖を、妖精と人間の関係を変えるため、人間王との契約材料とする。
    目的達成のための障害はあくまで人間と対立しようとするラファル、そして妖精を受け入れることを政治的によしとしない宰相コレット。
    銀砂糖妖精筆頭の過去にあった驚きの事実が明らかに!これまでにあったあれやこれやの仕込みが生きます。あれ?ということは父親に関する表現ってどのくらいあったっけ?と復習したくなりました。

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    2023年02月23日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紺の宰相

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    通巻12巻。なにやら大変なことが起こったらしく、銀砂糖子爵に工房長やアン、キャットらが集められる。
    みんなで大変なことの検証していくなかで、アンは解決への糸口に気付くが、それは新しく銀砂糖子爵の後見人になったコレット公爵とシャルの対立の始まりでもあった。
    シャルがアンを好きすぎるのに、ゆっくり甘々していられない、いつもなにか事件が起こっている二人。
    オマケの6ページに満足しました。

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    2023年02月16日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    悠花しか信頼できる相談相手がいない日織。左の大臣の小勢乙名の忠告も、自身の意見にそぐわないからと、跳ね除けていたら、小勢乙名が左の大臣を辞めると言い出す。
    悠花にも、このままでは暴君になると諌められ、よくよく周りを見ると、実は小勢乙名がとても信頼できる人物とわかり、日織は信頼できる部下を獲得する。そんな日織は、悠花と添い遂げるため、悠花が男であるとバラそうと計画していると、突然悠花がいなくなり、代わりに出て来たのは、悠花が押す日織の夫候補だった。愛故に身を引く悠花。
    一方、有間のは、父屋人と戦をしていた。
    父は自ら軍を率いて勝負に出るが、有間に見破られ、倒される。有間はついに国主となる。

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    2023年02月09日