あらすじ
神の眷属である龍が支配する龍ノ原では、女たちは龍の声を聞く。その能力をもたず生まれた者は闇に葬られる理。異端の一人である日織はその身を偽り男として生き、皇尊崩御にあたり次期皇位を目指す。命の尊厳を守る国に変えるために――皇位を狙う男たちの野望渦巻く闘いに日織は勝ち得るのか。そして日織の二人の妻たちを待ち受ける運命とは。壮大なる男女逆転宮廷物語、開幕!
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面白かった。一気読み。
シュガーアップルフェアリーテイルが大好きだったのに、
時代ものは少し苦手なので、手を出してなかった。
でもシュガーアップル同様、設定がしっかりしてて独特
で面白い。
退屈する暇なく話はどんどん進むし、キャラも興味深い
人ばかり。
どんな風に龍ノ原を変えていくのか、変えていけるのか?
楽しみ。
それにしても、人間って…と思ってしまった。
龍の意志だと、勝手に、都合の良いように解釈する。
フィクション、現実社会、時代に関係なく、力を欲しがる
人間がすることはいつも同じ。
月白の事は想像すらしてなかったので、悲しかった。
それなのに、いつも笑顔で、幼いとさえ思わせる振る舞い。
日織の妻になれて、少しでも楽しみや喜び、平穏を感じて
過ごせたのならいいな。
山篠はあっけなく逝きすぎた。
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男女と龍の声を聞くかどうかで
隔離されたり遠ざけられたり
最悪命を奪われる可能性も高くなる。
なんて最悪な国なんだ!!って怒りもあるけど
そうなった背景には複雑な歴史があって
国を守るためって誰もが思ってるし
仕方ないのかなぁと思う気持ちもある。
だけど
そんな運命を変えようと色々偽りながら
その時が来るのを待ち続けて
運命に立ち向かっていく日織が格好よくて
私は何があっても日織たちを応援する!
日織が皇尊になって平和な国になって欲しい。
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龍の声を聞くことができない女性は14の歳に追放される。そういう子をこの国では遊子(ゆうし)と呼ぶ。遊子である主人公、日織は生きるため、遊子にまつわる令を変えるため男として生き、皇位を狙う。皇位は代々男のみ。女であること、それも遊子であることは、絶対にバレてはいけない。日織の願いは叶うのか。
「男女みたいな主人公がかっこいいなぁ」くらいの感覚で手に取った一冊。大当たり。
ファンタジーとミステリーとアドベンチャー(?)のバランスが大変良く、ハラハラドキドキ、
そして最後のページの文書がカッコ良すぎる。
世界観にあわせ漢字の読みが古語っぽくなっているが、各章ごとにルビが振り直されるので後半はすんなり入ってくる。1巻を読んだら2巻に行かずにはいられない。楽しみ!
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最初の数ページをパラパラ読んで暫く放置してはや数ヶ月…
ようやく本腰を入れて読み始めたら後悔…!
なんでもっと早く読まなかったんだろうと(´・_・`)
おもしろすぎた!!
ただの男女逆転ファンタジーではなく、
差別や区別を題材?にした壮大な物語。
きっと遊子も禍皇子もその暗喩かな?
登場人物も皆それぞれ味がある。
月白のまさかの展開にびっくり…
好きなキャラクターだったのに…
続きが気になる、2巻買ってて良かった(*¨*)
Posted by ブクログ
おもしろい〜!!
男女逆転異国ファンタジー。
生まれもった特性だけ『異端』とされる不条理に立ち向かう主人公。
主人公の生き様、覚悟、ときおり垣間見える人間味。とても好きです。
主人公の周り固める2人の妻や教育係も、それぞれにまた背負ったものがあって、ひとつひとつ明らかになるにつれて、ページをめくるスピードが上がる上がる…笑笑
日織は、悠花は、どうなるのか…。
この後の展開も非常に楽しみです!!
Posted by ブクログ
久しぶりにとても面白いと思えた本。
龍の声を聞けない女性は言葉にできないほどひどく差別される。
そんな国で龍の声を聞けない女性が男として生き、王を目指す。
その場その場の決断や覚悟にとても心揺さぶられます。
続きが楽しみ♪
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存在を観葉に認めると口にしながらも、自分たちとはけして交わらないように徹底的に区別したいのだ。彼にとって彼女たちが、忌まわしいから。自分とは別の存在としたいのだ。
生まれ持った特性だけのために受ける理不尽について、考えさせられた。その「区別」になんの正当性があるのか。区別される側の身になって考えるという想像力の欠如。
幸いなことに、自分はそんな区別をされた経験はないと思っているけど、知らず知らずのうちに、そんな区別をしていないか…ということを考えさせられた。
話はとてもおもしろく、どんどん読み進められたけど、名前の読み方が途中でわからなくなる…。
2巻も読むのが楽しみ。
Posted by ブクログ
面白かった!
一見ややこしい設定が活かされた物語。
謎もその解決も最後は見事な一本道に。
この夫婦が今後どうなっていくのかとても楽しみ。
2022.4.3
53
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神の眷属、龍が住まう龍ノ原。
そこで皇族の女性は生まれながらに龍の声を聴く。
その能力を持たぬものは異端とされ、排除される。
その運命に抗う者の、命を賭した物語。
ものすごくおもしろくて、一気に読んでしまいました。
中華風な、古来日本風な、それでいて幻想的な世界観も素敵だし、登場人物の見た目も、人柄も最高にいい。
皇位を狙う中で出されたお題、想定外の出来事に翻弄されつつ、根底にあるマイノリティに対する差別の是非を問う眼差しにはっとさせられたのです。
生まれながらに多数派でない者は、差別され、区別されても仕方がないのか。蹂躙され、排除されても、構わないのか。
そんなはず、ない。けれど、これはそれが当たり前とされる世界。人類の歴史が脳裏を掠めます。
異世界の物語でありながら、普遍的な題材を内包していることで、言葉が心に刺さるのです。
令和の新ファンタジーシリーズ、読めてよかった。大好き。
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龍の棲まう地、龍ノ原。
そこに住む人々のうち、皇の一族に連なる女性は龍の声を聞くことができる特性を持つ。
声を聞くことができない女性は遊子(ゆうし)と呼ばれる。翻って男性で声を聞く者は禍皇子(まがつみこ)として、いずれも闇に葬られる定め。
生まれ持った特性で命を決められることの理不尽を打ち砕くため、
日織皇子は重大な秘密を抱えて、皇位を目指す。
遊子や禍皇子は現代の差別の比喩だと強く感じる。
遊子への不津王の態度や考え方と同じような人は、悲しいかな現代日本に少なからず存在するであろうことは想像に易くて。
なにが寛容な態度だ。傲慢以外の何物でもないじゃないか。
不津王に対して、ふんぬ〜!と鼻息が荒くなる。
人死にも出るサスペンス色もありつつ、日織の秘密が暴かれちゃうの?!とドキドキするファンタジー。
安倍智里さんの八咫烏シリーズにも通じるところがあるかも。
続きも楽しみなシリーズです!
Posted by ブクログ
海に囲まれた央大地は、一原八州からなり、その中心の龍が住む一原の龍の原の物語。皇尊が亡くなり、次の座を狙う日織には秘密があった。皇族の女子は龍の声を聞くことができ、聞けない女子は遊子と呼ばれ忌む存在であり、隔離され適齢になれば他国に嫁に出される。が、その実は殺されるのであった。日織の姉も遊子として殺された。日織も遊子であったが、男として偽り皇子となったのだ。逆に、男で龍の声を聞けるものは、禍皇子として忌む存在でもある。
遊子を家に隠しているのを見つけ出して脅迫し、関係を迫る卑怯な者も出てくる。この物語は、人間の勝手な決めつけで差別される者たちを描く優れた物語なのだ。現実の差別の比喩としての遊子や禍皇子なのだと思う。
次の皇尊が決まるまで龍の原に雨が降り続き、81日で水の中に沈んでしまう。候補は3人。皇尊になるためには、特別な箱に入れる龍鱗を見つけなければならない。いろいろな事件が起こって、物語はますます緊迫感を増していく。
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シリーズ1
前半、情景描写が多すぎるうえに、見慣れない単語が多く、なかなかイメージが頭に浮かばず、没頭できず。
半ば過ぎからサクサク読めたけど、前半もうちょっとシンプルでもいいかなー
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印象的な文
「あなたは、わたしたちを救えるかもしれない」「わたしたちのために、あなたは皇尊になれ」
伏線があり驚くような展開があるためファンタジー好きの人だけでなくミステリ好きの人にも読んでもらいたい一冊。
帯の「命懸けの嘘をつく男女逆転ファンタジー」はまさしく本書の内容を一文に要約しているように思う。
ネタバレ
不津に月白を殺される。
悠花は禍皇子だった。
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初読みの作家さん。本屋で表紙に惹かれて。何処かで読んだようなエピソードが織り混ざった雰囲気のお話ではあったが、龍が出てくるだけで、面白さ3割り増しだからな〜。今のところ6巻まで続くようなので、期待を込めて星4かな。この物語の世界では、女性だけが龍の声を聞ける。この法則に当てはめれば、声が聞けない女性と、聞ける男性は人にあらず…になる訳だよね。普通って何?誰が決めるの?今の世も龍の世も、変わらんね。
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フォロワーさんから面白いと伺ったので積読から取り出してきて読んだ。
私は龍が好きだ。男装も好きだ、そして女装も好きだ。好きなものづくしのファンタジーすごく好みで面白かったです!!!
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十二国記やら男女逆転劇やら色んな要素入ってて、既視感は有るけど、読みやすくて一気読み
日織のバックボーンから余り人前に出られないのは仕方ないのかもしれないけど、皇尊を目指すならそれなりに人脈作りとかの努力はしないと、お宝探ししないなら負け確定みたいなのはダメなのでは?
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途中まではそこまで入り込めなかったけど、後半にいくにしたがって、目が離せなくなる。
そしてラストの怒涛の展開には、ゾクゾクした。
続きが気になり過ぎる。
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龍の声が聞こえないというだけで殺された姉の無念を晴らし,また自分も聞こえないために殺される運命を変えるため,日織皇子は皇尊となる決意のもと20年待ち望んでいた時を迎える.龍の原と八州でできた央大地という龍の棲む国.遊子,禍皇子の設定が男女逆転の宮廷を生み出した.
始まったばかりで、日織皇子と悠花皇女のその後が楽しみだ.
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この手のシリーズものの1巻は大体世界観の紹介と主要人物が出揃うまで話が単調だったりするのですが、面白かったです。
表題とイラストから中国っぽいファンタジーなのかなと思って読み始めましたが、どちらかといえば長屋王とかが出てくる奈良時代の感じで、名前の感じもその時代を浮かべると頭に馴染み易かったです。
話の展開は終われば想像つきやすいのですが、気にさせないのは作者さんの筆力だと思います。
偶然手に取ったのですが、この作者さんに出会えて嬉しいです。
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面白いよ~と聞いていたので読んで見た。まあまあ。期待通りで期待以上じゃなかったのが残念。やっぱ十二国記のほうが好き。あと烏のほうとか。まだ1作目だから、読み進めばおもしれ~ってなるのかな。
ファンタジーとミステリー。
ミステリーは誰がどうやって殺したか?
容疑者少ないし、意外性も無い。動機や経緯についてはでしょうな具合。
龍鱗はどこにある?も、まあそうですか、という感想。もっと箱について調べようよとは思ってた。観察する時間が少なかった。でもしょうがない。ミステリー小説無い世界だもんな。
日織が神に挑み、そして、自分の望みが叶わなければ滅べば良いというスタンスは非常に好感が持てる。烏や十二国記にもいたし、86にもいた。ほんと世の中腐ってるもんな。
まあもうすこしあくせくしようよとは思った。
あと不津とのやりとりで相互理解出来ない相手だと理解するまでの時間がかかったのが、幼いなと思った。人と関わって来なかったもんね、仕方ない。
もう少し欲得まみれた人間とも渡り合えるキャラが好み。
悠花の正体は声が出せない時点で、わかってしまって、ワクワクが無かったし、こいつももうちょっと勉強とかしてきなよと思ったし27歳と19歳か、年の差は、男女だったら逆だよなあと思ったが、作者はそこ狙ってる?
しかし、27歳には見えない仕事ぶりのような。うーん。
一族の男は自動的に官僚、女は龍の声が聞ければ一族の者として誰かの妻になれるという世界。反吐が出る~。滅べ~。しかしその価値観でやってきたのだから、日織の考えが異端で理解されないのもわかるはずなのになあ。不津とのやりとりは世間知らずさを感じてあまり好きじゃない。
貨幣の概念が無いめちゃくちゃ牧歌的な国家なの面白い。純粋培養。カルトじゃん。カルトだった。
これ、ラストはどうなるんだろう。あの世界全体を治めるのか、歴史の真実を暴くのか。龍とまた再契約して終わりとか?
薔薇王の葬列もアニメで見ていたので、まああんな感じで覇道を突き進んで欲しい。
あと読んでないが侍女の物語もこんな風にヘドが出るような感じなのかなと想像した。
物語ではおぞましさを描きつつも綺麗に掃除して欲しいな。
楽しめた!
もともとはこの作者の他のライトノベルを読んでいたので、あらすじ見てすぐ買いました。こちらはややシリアスですが、この作者独特の登場人物の内面の強さや葛藤の描き方、藻掻きながら羽化するような心の成長が眩しくなります。
私もしっかり生きたい!って思わせてくれます。
Posted by ブクログ
面白くて一気読み。
よくある設定だけど、ある意味それが読みやすさとなっていて良いし、展開も面白い。
悠花の正体も、月白の行方も今後の展開を考えるとなるほどー、そうするのがベストなのかと納得。
Posted by ブクログ
★4.5 オススメ!
日本の古代を舞台にしたすめらみことをめぐるファンタジー。
話はわかりやすく、登場人物も多すぎず、物語がグダグダしていなくてどんどん進むので、楽しく読み進めていったら先が気になって止まらなくなってあっという間に読み終わった。
Posted by ブクログ
世界の成り立ちとしてら、十二国記を感じざる得ないが、ファンタジーとはこうゆうものだろう。
世界観がしっかりしており、続きが気になる。
ただ、なかなか漢字の、読み方が特異で、慣れるまで読みにくかった…
ヨミオワッテシマッタ
大事に大事に。一気に読むのはもったいないので、通勤中など時間の制限のある時だけ読みました。ドキドキが止まらず、謎の答えを知りたいような、知ってしまうと終わってしまうジレンマの中で。今後どのような展開になるのか?また、楽しみに待ちます‼️
Posted by ブクログ
そうきたか〜!
男女逆転宮廷物語と銘打つファンタジー
第1巻に当たるが、これだけで完結もしてる。
龍が実存し、龍に認められたものが
世界の長・皇尊として君臨する龍ノ原。
女は生まれながらに龍の声を聞くことができ
できぬものは「遊子」として虐げられている。
先代皇尊の娘で「遊子」の日織は
生まれた時から男として育てられてきたが
皇尊が崩御し、叔父や従兄と跡目を争うことに。
はたして日織は、出自を知られずして
皇位を奪うことができるだろうか。
異世界ファンタジーの常として
世界のことわりやら人間関係やら
名前やらを飲み込むまでは時間かかったけど
叔父が殺害され、その犯人探しも加わってから
俄然ペースアップしました!
女の身を隠しつつ2人も妻を娶ったけど
そこにもまた驚くような展開が。
丁々発止のやりとりにワクワクしたわ。