三川みりのレビュー一覧

  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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    ネタバレ

    三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第3巻。2023年にTVアニメが放送されました。人間が妖精を使役するハイランドで母を亡くしたばかりの少女アンが、母と同じ銀砂糖師になることを目指し、戦士妖精のシャル達と銀砂糖師の称号を得るため旅をする物語。アンの周りにもだいぶ味方が増えて安心していたが、再び巡ってきた砂糖菓子品評会の季節に悪夢再び。今回は集団での嫌がらせということでかなり辛い。その中でシャルの存在がどんどんと大きくなってる。せっかくアンが夢を叶えたのに、その代償が…幸せになって欲しい。

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    2024年09月03日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    ネタバレ

    三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第2巻。2023年にTVアニメが放送されました。人間が妖精を使役するハイランドで母を亡くしたばかりの少女アンが、母と同じ銀砂糖師になることを目指し、戦士妖精のシャル達と銀砂糖師の称号を得るため旅をする物語。アルバーン公爵からの仕事の依頼を通じて、アンとシャルの関係性が少しずつ変わります。周りからは一目瞭然ですが。また、ジョナスのクズっぷりがアンの芯の強さを際立たせています。このクズを許せてしまうアンが凄い。シャルとミスリルのコンビも凸凹コンビで面白い。

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    2024年08月27日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第1巻。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞作。2023年にTVアニメが放送されました。人間が妖精を使役するハイランドで母を亡くしたばかりの少女アンが、母と同じ銀砂糖師になることを目指し、戦士妖精のシャル達と共に銀砂糖師の称号を得るため旅をする物語。アンとシャルが反発しながらも徐々に近づいていく心の動きが巧みに描かれていて良かったです。にぎやかしとして、ミスリルも良い感じ。そしてジョナスのクズっぷりが最低です。本作は正しく少女小説だと思います。

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    2024年08月24日
  • 龍ノ国幻想6 双飛の暁(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    大きく何かが動くというよりは次に繋げるための下準備回。いろんなところと手を結んでいくの巻。

    日織と有間の再会、良かった!
    心身ともに強い味方がそばにいると物語的にもあんていする。

    悠花との再会は思ったより早かったな。
    この次はなかなか会えないのか??


    前巻から間をおかずに読めたの良かったです

    2024.6.17
    90

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    2024年06月17日
  • 龍ノ国幻想6 双飛の暁(新潮文庫nex)

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    何処かの国と手を組んで自国を守る。当たり前の方法のようだが、それが本当に最善の方法なのだろうか?現代の指導者よよく考えろ!などと思ってしまう。しかし…皇尊と悠花の夫婦はお互い思い合ってるのは分かるが、まどろっこしく切ない。

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    2024年05月13日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    初読みの作家さん。本屋で表紙に惹かれて。何処かで読んだようなエピソードが織り混ざった雰囲気のお話ではあったが、龍が出てくるだけで、面白さ3割り増しだからな〜。今のところ6巻まで続くようなので、期待を込めて星4かな。この物語の世界では、女性だけが龍の声を聞ける。この法則に当てはめれば、声が聞けない女性と、聞ける男性は人にあらず…になる訳だよね。普通って何?誰が決めるの?今の世も龍の世も、変わらんね。

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    2024年03月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い【電子特典付き】

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    ついに完結してしまったー。
    続きを書くと知った時はこんなに嬉しいことがあっていいのかと。時が経って、好きな物語が再び動き出すなんて素敵な出来事でした。

    この、激しさが水面下にありつつの、表面化は少ない描写がなんとも心地いい。
    この章は大きな流れとして父親の痕跡を探る物語だったけど、その中で生き方を葛藤する妖精たちがたくさん出てきて。人生でも長くてどう生きるかなんて上手く考えられないのに妖精として生まれて、長い長い時間を出会ったり別れたり、楽しんだり悲しんだり。
    純粋な彼らがどうか穏やかに過ごせますようにと祈らずにはいられないお話でした。
    フラウはこれからどのくらい生きるんだろう。
    ローガンと

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    2024年03月10日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園【電子特典付き】

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    昨年のうちに購入してたけれど、新巻が発売されたこの
    タイミングで読みました。
    久しぶりのアンとシャルにミスリル。 大好きな3人。
    アンの父親と言われる男性と、「楽園」を築いた妖精と
    人間たちのお話。
    少し物足りないと感じたので星も1つ足りないのですが、
    これまでと変わらず楽しむ事ができました。

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    2024年03月05日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園【電子特典付き】

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    今回は謎の男ギルバートの正体を探るべく、彼の誘いに乗ってみるアン・シャル・ミスリルたち。そしてまんまと罠にはまりますが、もちろん持ち前の正義感が上手く発動して、悲しいハッピーエンド。力の有るものに寄りかかりすぎる愚者を知らされます。さあ、ついにギルバートの○○がわかる次巻。楽しみだ。次はどんな仕掛けが待ってるんだろう?シュガーアップルはいつも~~編っていうサブタイトルでまとまった巻の塊があるんですが、これは「銀砂糖師の家」だそうです。うーん?家から遠くて帰れない日は続くけど、結果そこにおちつくのかな。夫婦になってシャルのたがが外れて楽しいけど、早く本当に穏やかな日々を迎えて欲しいです。あ、小説

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    2024年02月22日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    面白かった。日織、悠花、有馬、乙名、みな精神的に美しいというか何て真っ直ぐな人達なのだろう。メインキャストの良さと、敵側の嫌な感じの対比がわかりやすく、話の続きが気になってドキドキしながら読み進めた。続編も早く読みたい。

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    2024年02月15日
  • 龍ノ国幻想6 双飛の暁(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    皇尊が龍ノ原からいなくなることと龍の存在その在り方を神に問うような形で思い切った策を取る日置.伴有間の協力のもと、成るか三国同盟二つ!次巻が気になる.

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    2024年01月13日
  • 封鬼花伝 光綾なす千花の夢

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    都に鬼が出ていて、原因と思われている千樹。刀火の弟宮である綾峰と逃げ、信頼をしているものと協力し、都の鬼が本物の春鬼なのか調べる。その結果、何が起こっているか突き止めていき、大団円へ。
    三巻あたりからちょっと暗い雰囲気だったので、ワクワク感低めで読み進めました。刀火も千樹も特殊能力保持者なのに恋愛偏差値は低いし、陰謀に巻き込まれるし、楽しいエピソードが少なかったのが残念でしたが、お話の作り込みや、刀火・千樹の心根が真っ直ぐで格好良かったのが好きでした。

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    2024年01月11日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    アニメ化だ漫画化だ単行本化だっていって1巻目まるっと無料公開してたから読んだ
    あんま話覚えてないからアンってこんなに気が強いタイプだったっけって思ったりしたけど面白かった
    母を亡くした女の子が、お母さんを弔う砂糖菓子を作れる職人になるために旅に出る話。

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    2023年11月21日
  • 龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)

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    神欺く皇子に次ぐ2巻目。龍に選ばれし者が治める国に、新しい皇位についた日織だが、ずっと信じられてきた神話による差別や偏見を覆すのは並大抵な事ではなかった。1巻目はよくあるファンタジーかと思ったが、この巻でぐっと人間の恐さや、愚かさ、そして人を信頼するという事。色々な事を考えさせられた。

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    2023年11月18日
  • 封鬼花伝 飛花薫るうたかたの口づけ

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    刀火の血は鬼の気配を感じないのに、都に鬼が出て人が傷つけられる事件が起こる。千樹は異界へ通じる成る絵を描ける上に、描いたものが具現化する強い力もあるため、法師や先を読む能力のある者には危険視される日々。
    そんな中、鬼のために無法地帯になった千樹の国である上北国から、ある人物が来て、千樹の力で上北国を救ってほしいと誘う。
    お互い恋愛下手な刀火と千樹がなかなかラブラブにならない…。仕方ない、早く次を読もう。

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    2023年11月05日
  • 封鬼花伝 春を恋う咲きそめの乙女

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    七夜を共にすると正式な妻となる儀式の途中で師匠の下に返された千樹。自分の力は役に立つはずなのになぜ、放り出されるのか?しかも刀火を好きな自分の気持ちにも気づいてしまう。絵師試験の途中で刀火を守るため試合放棄したので放り出されたら王宮に戻るすべはない。そんな中弟宮の綾峰から嫁入りとして宮廷に来ることを持ち掛けられ、危うい橋を渡る。鬼の手はどこに行ったのか。なぜ魔王の力が強まっているのか、どうやって鬼を払うのか。物語はクライマックスへ。
    なんか、ようやくラブラブになるのかと思いきやまだまだなんです。千樹がまじめすぎなんだよね。次巻以降、もっとニヤニヤしたい。

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    2023年10月30日
  • 封鬼花伝 雪花に輝く仮初めの姫

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    どうやら千樹は予言されている千花を得しものと思われているのが、暁宮(刀火)は半分だまし討ちのように千樹を連れてきて、嫁入りの七日間の儀式を始めてしまう。そんななか前回切った鬼の腕がなくなる事件が勃発。ただの腕のはずなのに刀火は魔界に呼ばれる力が強くなるように感じて...。
    嫁入り儀式をするために夜を過ごしているはずなのに進まないもどかしさ。ちなみに嫁入り儀式の途中で続きます。続きも用意してから読みましょう。

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    2023年10月30日
  • 封鬼花伝 暁に咲く燐の絵師

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    日本の平安時代のような世界。しかし魔界がそばにあり、取り込まれると国を亡ぼすくらいの魔王が異界から出てくる。主人公・千樹は今は上東国にいるが、元々は上北国の下位の姫だった。父が魔王に飲まれ、国が滅びたのだ。一緒に逃げてきた姉の阿樹は上主の仮妻となり、千樹は絵師の弟子となった。魔界への入り口は成る絵と呼ばれる、生きた絵が入り口となることがあり、現世で描けるものはいない。しかし、過去の成る絵の封印が解けると魔王の素質のあるものが飲まれてしまう。
    魔王素質のある第一王子暁宮が千樹の隠された能力を見抜いて居抜きで側におこうとするあたりから話が始まる。展開は読めるものの主人公たちのまっすぐな思いがおもし

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    2023年10月30日
  • 一華後宮料理帖 第五品【電子特典付き】

    購入済み

    これから

    これからどうなるのか?という展開になりました。食に関する部分はそんなに上手くいく?と思うところもありますが、概ね面白かったです。

    #じれったい

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    2023年10月08日
  • 箱入り王女の災難 恋と絆と女王のエチュード

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    自分の身体に魂が戻る時間は一日二時間の王女フレデリカ。それと同時に国の転覆を狙う者がいるという問題も抱えている。今回も災難に巻き込まれながら忠誠を誓う腹心と困難を乗り越えていく。
    最終巻ということで、ラブ大盛。甘い。楽しかった。終わるのが早いけど、手軽に楽しめてオススメです。主人公が正しく強くあろうとする姿勢も共感しながら読めます。
    この巻はキスシーン挿絵ありなので気にする小学校はNG。文章的には際どくなりそうな手前までしかないです。

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    2023年10月02日