【感想・ネタバレ】シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束のレビュー

あらすじ

新聖祭の砂糖菓子を作る、名誉ある仕事を引き受けた、銀砂糖師の少女アン。個性的な職人たちと、力を合わせて頑張ろう! と思ったけれど、巨大な砂糖菓子を作るには広い場所が必要。国教会に頼ってお城を格安で借りたものの、そこはなんと幽霊城! 幽霊騒ぎに頭を痛める中、工房長の娘・ブリジットが、謎めいた美男子妖精を連れて帰ってきて!? 新聖祭まであとわずか。波乱含みの砂糖菓子作りが始まる! 待望の第五弾!!

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2周目でまた面白い

2度目です。前に読んだ時はとにかく先にどうなるかと、
どんどん読んだので、今回大きなことで騙されて、
楽しく読めました。
こう来たかとどんでん返しが面白かったです。
緊張感があって、また、一つ一つのことの説明が
説得力があります。
人物の使い方が、無駄なく、感心しました。

2023年9月
アニメで見ました。
ノアが食べてくれる砂糖菓子のこと、
涙が出そうでした。
それにこれからのアンの危険、
はらはらします。
オープニングの歌も可愛くていいですね。
エンディングの歌はベテランの技ありだと思います。

#癒やされる #ドキドキハラハラ

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2023年09月01日

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すごく泣いた。ヒューとの対決でふたりが作ったものを見たノアの反応とヒューが説明してくれたことにすごく泣いた。ヒューに勝ったアンが納得した。そして最後の結末はね…ま、予想はしたんだけど…本当、アンが多難に巡り合うばかりだねσ(^_^;)

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2014年06月15日

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ネタバレ

今度は「紫の約束」。紫=ノア。ご主人様が帰るまで何も食べずに待ってるノア。ハチ公を思い出しちゃいました。

ヒューとの対決。アンが駒を作るのだと思っていたら、紋章の方を作ってて、正直ヒューが作った駒の方をイラストで見たかったかなぁ。勝負はアンが勝ったけど、確かにヒューの方がまだまだ上ですね。

平和に終わると思っていたら、ブリジットが連れてきた妖精グラディスが本性を現しました。黒曜石がシャルで、黄玉石がグラディス。なんかシャルの方もただの妖精ではない感じがして、今度はそっち方面になるのかなぁ。最後の悲鳴が気になります。

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2014年05月12日

Posted by ブクログ

砂糖菓子5巻!ザ・幽霊城で砂糖菓子作り!
シャルがもうデーッレデレすぎて終始「ちゅーしたい」と思ってるところがかわいいなあと思いました。でも本人は自覚してない。

今回は新キャラ妖精がふたり。ハーバード様…泣かすのやめてください…。
アン以外にも妖精を大事に思っている人、いてよかったなあと個人的に思いました。

徐々にアンとシャルの距離が縮みつつ、邪魔が入るこのかんじがもどかしい。
あとブリジットよ…君は誰でもいいんか…。

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2013年07月21日

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ネタバレ

今巻で新聖祭が終わるのかと思ってたら、続くんですね。ノアのお話は良かったです!作りたいものを作ることができない立場にいるヒューの一面が分かった話でした・・・銀砂糖師という職(?)が今後どうなるのか物語の軸に関わってくるのでしょうか。グラディスの動向も気になります!

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

幽霊城に住み着く、たった一人の主に忠実な妖精ノア。
恋愛や銀砂糖だけでなく、妖精に関する謎にも段々と踏み入っています。
命令を守ろうとし、もういない主を誇るノアが切なかった。
前から思ってましたが、現王家の血筋、色々残酷な事やってますね…。

とことん当て馬ポジションなブリジットに幸あれ。
襲いかかる脅威にシャルはアンを守り抜くと決意して、更なる次巻へ。
苦難の連続ですが、巻が進むごとに二人の思いは強まっていきます…。

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2012年02月06日

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巻を増すごとに面白くなっていると思います♪
ヒューとの勝負の場面が印象的でした。
シャルのデレっぷりも見どころです。(笑)

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2011年11月08日

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シャルのアンに対する独占力がジワジワと大きくなっていく。

今回はブリジットの不器用さが読んでいて辛かった。
幸せになってほしい。

物語が盛り上がっていくので、
アンとシャルのこれからや、
とりまく人々の今後が楽しみ。

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2011年09月16日

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“アンの後ろ姿を見つめる。
彼女は、自分で気がついているのだろうか。チビで、細くて、ひょろひょろした手足ばかりが目立っていた一年前に比べて、自分がすこし大きくなっていることを。
すこしだけ背が伸びて、胸や腰あたりにまるみができて、手足のバランスが良くなった。
小柄だが、すらりとした立ち姿だ。髪の色も、わずかに薄くなった。廊下の窓から射しこむ光に照らされる髪は、艶も増している。
たった一年で、少女が娘へと変化しようとしている。ただし中身は、外見ほど変化はしていないらしい。甘い言葉に応えられるようになるのは、まだまだ先かもしれない。
アンの姿が廊下の向こうへ消えると、シャルはふっと笑った。
生まれもった姿が時間とともに変化するのは、妖精からみると不思議なことだった。
人間という生き物の不可解さの一つだ。しかし、それが愛らしい。リズが子供から大人に変化していくのを見守っていた時にも、それを感じた。
しかしアンに対しては愛しさだけでなく、甘い切迫感が同居している。
その時、背を向けていた廊下の端から視線を感じた。ふり返ると、何者かの影が廊下の角を曲がったのが見えた。ふわりとした、紫色のなにかだ。”

シャル視点の時が楽しい。
自分の中でのエリオットへの印象がだんだん良くなってきた。
ヒューの言葉が悲しい。
アンには強く進んでもらいたい。
次くらいにジョナスまたくる?

“背後に立つシャルの手が、強ばるアンの背を軽くなでた。その手が語りかける。怯えるなと。
——誰一人、逃げてない。だからわたしも、逃げはうてない。
ひと呼吸。深く息を吸って吐いて、口を開いた。
「勝負します」
その言葉に、ヒューの背後に控えていたサリムがわずかに驚いた表情で呟く。
「向こう見ずな......」
ヒューは、にやりとした。
「受けてたとう。アン・ハルフォード」
「どうやって勝負するの?」
「砂糖菓子職人同士の勝負だ。砂糖菓子で勝負するしかないな」
しばしヒューは考えを廻らせるように、顎に手をやっていた。しかしすぐに、視線を右翼へ続く廊下の方へ向けた。
「あの妖精。ホリーリーフ城に住み着いていた妖精がいたな。捕まえたが、なにも食べないで、弱っていると」
「ノアのこと?」
「あいつに判断をしてもらおう。あいつなら、どちらの利害にも関係しない。妖精は、砂糖菓子に関して人間以上に目がきく。美しい砂糖菓子には、本能で惹きつけられる。あいつのために砂糖菓子を作る。砂糖菓子を作りあいつが食べる気になったら勝ち。どうだ?もし二人とも食べさせられなかった場合は、引き分けだ。引き分けの場合も、権利はゆずれない」
「わかった」
勝負の方法など、こだわったところで意味はない。自分の実力が、ヒューにおよばないことは変わらない。ただ勝負をする前に白旗をあげては、仕事をする仲間たちに顔向けができない。だから挑むしかない。
「時間が惜しいだろう。悠長にはしてられないな。期限は、明日いっぱい。明後日の朝には、二人とも作品を作りあげて、あの妖精に見せる。どうだ?」
「それでいい」
「楽しみだ。アン」
そう言って微笑したヒューは、嬉しそうだった。”

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2011年08月20日

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新しい妖精さんが登場。
シャルとアンいいなぁ、かわいいv
これからどうなるのかが気になる。わくわくって言うより不安のほうが強いかな。
妖精と人の歴史が動き出そうとしているように思える。

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2011年08月02日

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ネタバレ

三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第5巻。2023年にTVアニメが放送されました。銀砂糖師になったアンが、新聖祭の砂糖菓子を作るために訪れた国教会から格安で借りた幽霊城でのお話。アンとシャルの関係はシャルがアンへの気持ちを曲がりなりにも自覚したので今までとは違う反応に。シャル誕生の謎も思わぬ妖精の登場で少しだけ明かに。ヒューとの勝負も含め、ハーバート様とノアの絆のエピソードは良かった。佐藤林檎の不作、長雨と異常気象なのかな。さて、新聖祭まえあとわずか。砂糖菓子は間に合うのか。

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2024年09月16日

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ペイジ工房編、その2。通巻では第5巻。
無事に新聖祭へ砂糖菓子を納めることになったものの、人手不足なのにさらにたくさんの菓子を納品しなければならない。ペイジ工房の職人達は一時的に制作を城の側に移したのだが、借りた物件には何か幽霊めいたものが出るのだった。さらにシャルの羽を奪っていた工房の娘ブリジットなぜかイケメン妖精を連れてきて、トラブルの予感…。
今回も一つトラブル解決した(一勝負勝った!)と思ったらまたもや大問題発生、続く、というパターンで、いつまで読んでも続きの気になるシリーズとなってます。つるっと最後まで読めそうだ。

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

アンとペイジ工房の愉快な仲間たち。

新聖祭の砂糖菓子を作る、栄えある仕事を任されたペイジ工房だったけれど、
新聖祭の砂糖菓子は一つではないため、
作業には大きな場所が必要で、
なおかつペイジ派本工房は王都からは馬車で移動しなければならない位置にあったため、
教会を通じて、王都にほど近い場所にある大きな場所を借り受けられることになったけれど、
それが、長年打ち捨てられたままになっていた古城。
いかにも夏の風物詩のアレが出そうです。

で、出ました。
まぁ、祟るとかそういった部類ではないのが唯一の救いでしょうか。
そもそも、迫りくる年の瀬、恐るべきタイトな納期(それを守らないとリアルに干からびる)を前に、
怪奇現象怖いとか言ってるヒマはすぐになくなるので、いいんですけれど。

強大な王国の影には、哀しい出来事が隠れているものです。

アンとシャルの淡い恋は、
本人たち同士だけが気づいていないという、いつもの感じの両片想い。

そして、ブリジットが連れてきたグラディスの正体に、
ますます暗雲が立ち込めているようです。

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2022年09月11日

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 久々に、もしかしたらシリーズ初かもしれない、ほっとする内容だった。新たな妖精も登場し、幽霊騒ぎ等はあるものの、今までのように余所者扱いやイジメまがいのことが起きないので安心した。

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2016年09月21日

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ネタバレ

幽霊城にすんでたのは幽霊じゃなくて
妖精だった。
アンとシャル以外に人間と妖精の交流が
あったなんていいな。

新たな敵も現れて
どこまで進むのか、このストーリー。

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2014年06月13日

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ネタバレ

再読中。
モヤモヤした気持ちって、ラブなんだよ~☆と教えてあげたい(笑)
しかし、アンちゃんには受難がいっぱいだな。

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2013年10月15日

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一巻から思ってたけどシャルのデレが思ったより早い……!(笑)
またえらい引きがあるところで終わってるので続きが気になります。新聖祭がまだ続くとは思ってなかったのですが、もうひと波乱ありそうですね。そろそろシャルの過去も物語に絡んできそうです。

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2013年02月16日

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グラディスが一連の銀砂糖師襲撃の犯人だって事は判っていたが、よもや彼の狙いがシャルだったとは!!

しかも、偽物の羽をブリジットに渡す狡猾で、とてもシャルと同じ場所で生まれたとは思えない!
が、ヤツのおかげでシャル→アンへのラブ度が上がりそうなので、ちょっと嬉しい♪

特に、ラストシーンは胸キュンだったw

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2012年05月06日

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ネタバレ

 好きなシリーズです。可愛らしくっていいですよね。頑張る女の子は好きです。

 超長生きの美形妖精と少女の冒険・恋愛・成長物語。コツコツといい味出してていいです。少しずつ妖精シャルとアンの恋愛も進んできてほほえましくていいです。あきさんのイラストも好き。

 ・・・ただ一つ。どうしても私的にしっくりこない点は「超長生き」のシャル・・。そりゃ妖精と人間の尺度は違うとしても、「すっごい年下」のアンと対等恋愛は・・・う~ん・・。シャルの描写が若すぎる・・。本当に少しの違和感なんですけどね。でも、次の巻も楽しみです。

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2011年10月08日

Posted by ブクログ

シャルが天然たらしで…(*´∀`)
ヒューとの勝負とか湿気で固まった銀砂糖のこととか職人としての面と、シャルたちに振り回されてる面、アンがすごく等身大な女の子だから相変わらず読みやすい。新登場のあの妖精と次も一波乱ありそうでwktk!

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2011年09月12日

Posted by ブクログ

 新聖祭の砂糖菓子を作るためにペイジ工房のみんなとオバケ城にドキドキワクワク泊まり込み! 羽を取り戻してからというもの、シャルからの接近がたまらないです。アンじゃなくても心臓もちません。
 銀砂糖師としてのアンの成長だけじゃなく、関わった人と妖精全ての心にあったかいものを残してくれたり、かと思えば王国の成り立ちにまつわる不穏な空気もあり…続きが本当に楽しみです。

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2011年08月25日

Posted by ブクログ

淡々とえげつないんだよなぁ。この話。
でも、今回は割りとソフト。ただ、次の巻でその方向に行きかねないかもね。
シャルの過去とか、そういうのが次で明らかになるのかな?

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2011年08月24日

Posted by ブクログ

物語としては次の巻とセットで前後編かなという印象でしたが、だからといって導入だけに偏ったものではなく、ちゃんと問題が1つ片付いています。すっきりです。アンたち人間サイドとシャルたち妖精サイドの謎が少しずつ紐解かれて、次の巻がますます気になります!

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2011年08月22日

Posted by ブクログ

なんとなく予想できる話ではあったけど、ノアのひたむきな思いが切なく読んでいてほろりときました。
ペイジ工房派が好きな身としては、ただでさえ時間がないのに次々と問題ごとがのしかかってきて、みんな大丈夫なのかと心配になります。無事に聖誕祭が終わって欲しいなあ。
この巻でエリオットの株が上がった。エリオット結構好きだ。

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2011年08月03日

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ネタバレ

紋章を砂糖菓子で作ると言う行為で、伯爵の立場の不自由さと、アンの覚悟を表現したかったんだと思うけど

当の妖精がそれを見て感動するのはよしとして、尊敬している君主の象徴たる物を、食べれるかと言われると、絶対食べれないと思うけどなぁ

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グラディスの正体は思った通りだった 
オパールの妖精なら展開的にも有りうるかな、程度の予想だったけど
さて、彼はどうアンとシャルを攻略してくるのかな

アンとシャルと言えば、シャルの方に心境の変化があって、たまに大人な雰囲気が出始めたけど・・・なんだろう、伯妖に比べれば可愛いもんだし、かと言って図書戦みたいなニヤニヤ感もなくて、何だか物足りないのは、アンがまた16でシャルが妖精だからなの!?

今回の砂糖菓子は、アンよりヒューの方が気になる!
正直、アンがフィッフの駒の砂糖菓子を作ると思ったけど、まさか紋章を作るとはね
思い出より、主人の生きていた証の方が強かったか
ノアは新しい仲間になるのかな?

前回も思ったけど、なんでミスリルにも部屋が与えられるのかね
サイズ関係なく平等なだけかもだけど、ノアのサイズならまだしも、彼のサイズで一部屋って大きすぎないのかな? 不思議だ


徐々に構成が上手くなって、次に引っ張ることを覚えた作者さんにのせられて、またしても次に手を出すことに
伯妖ほど複雑じゃないし、一時間ちょっとで読めるから、一気読みしてる私には好都合だけど、このまんまと乗せられてる感はなんだろう

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2014年02月08日

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ネタバレ

本文P203から引用

「わたし、これを作る」
「これは禁忌の紋章だ」
「ミルズランド王家が、この世から存在を消そうとした紋章だ。それを甦らせるのか?」
「チェンバー家の人は、誰も残ってない。この紋章が人の目に触れたからって、なにかが起こるわけじゃない。それなのに、なんでこの城から紋章をはぎ取ってしまったの?王家の人が不愉快だから?それだけ?でもわたしは、これを王家の人たちに見せるために作ろうと思うんじゃない。これを必要としている人のために作るの。作りたいものを、見つめたいものを、禁じるなんておかしい」
「そんな勝手な言い分、納得できない。誰かの都合のために作れない砂糖菓子があるなら、銀砂糖師の称号も意味がない。求められる最上のものを作るのが、職人だもの。誰かが求めている可能性があるなら、作る。だからわたしは、作る」
「怖いもの知らずだな。ミルズランド王家を向こうに回して」
「わたしは、ミルズランド王家と喧嘩をしたいわけじゃない。ただこれを欲しいと思うだろう、ノアのために作りたいだけ。そう言っても通用しないかもしれないけれど、でも、だからって作らないわけにはいかない」
「作れ」
「おまえが作りたいものを作れ。それでなにが起こっても守ってやる」

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2012年02月19日

Posted by ブクログ

前巻が良かったので期待していたのですが、今巻は微妙。

確かにアンは頑張ってるし、シャルとの仲も若干進展してるのですが、登場人物が出てきた時点でだいたいの話が見えてしまうのが残念です。

次巻に期待しています。

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2011年07月31日

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