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新聖祭の砂糖菓子を作る、名誉ある仕事を引き受けた、銀砂糖師の少女アン。個性的な職人たちと、力を合わせて頑張ろう! と思ったけれど、巨大な砂糖菓子を作るには広い場所が必要。国教会に頼ってお城を格安で借りたものの、そこはなんと幽霊城! 幽霊騒ぎに頭を痛める中、工房長の娘・ブリジットが、謎めいた美男子妖精を連れて帰ってきて!? 新聖祭まであとわずか。波乱含みの砂糖菓子作りが始まる! 待望の第五弾!!
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2周目でまた面白い
2度目です。前に読んだ時はとにかく先にどうなるかと、 どんどん読んだので、今回大きなことで騙されて、 楽しく読めました。 こう来たかとどんでん返しが面白かったです。 緊張感があって、また、一つ一つのことの説明が 説得力があります。 人物の使い方が、無駄なく、感心しました。 2023年9月 アニメで...続きを読む見ました。 ノアが食べてくれる砂糖菓子のこと、 涙が出そうでした。 それにこれからのアンの危険、 はらはらします。 オープニングの歌も可愛くていいですね。 エンディングの歌はベテランの技ありだと思います。
#癒やされる #ドキドキハラハラ
Posted by ブクログ
すごく泣いた。ヒューとの対決でふたりが作ったものを見たノアの反応とヒューが説明してくれたことにすごく泣いた。ヒューに勝ったアンが納得した。そして最後の結末はね…ま、予想はしたんだけど…本当、アンが多難に巡り合うばかりだねσ(^_^;)
砂糖菓子5巻!ザ・幽霊城で砂糖菓子作り! シャルがもうデーッレデレすぎて終始「ちゅーしたい」と思ってるところがかわいいなあと思いました。でも本人は自覚してない。 今回は新キャラ妖精がふたり。ハーバード様…泣かすのやめてください…。 アン以外にも妖精を大事に思っている人、いてよかったなあと個人的に思...続きを読むいました。 徐々にアンとシャルの距離が縮みつつ、邪魔が入るこのかんじがもどかしい。 あとブリジットよ…君は誰でもいいんか…。
幽霊城に住み着く、たった一人の主に忠実な妖精ノア。 恋愛や銀砂糖だけでなく、妖精に関する謎にも段々と踏み入っています。 命令を守ろうとし、もういない主を誇るノアが切なかった。 前から思ってましたが、現王家の血筋、色々残酷な事やってますね…。 とことん当て馬ポジションなブリジットに幸あれ。 襲いかか...続きを読むる脅威にシャルはアンを守り抜くと決意して、更なる次巻へ。 苦難の連続ですが、巻が進むごとに二人の思いは強まっていきます…。
巻を増すごとに面白くなっていると思います♪ ヒューとの勝負の場面が印象的でした。 シャルのデレっぷりも見どころです。(笑)
シャルのアンに対する独占力がジワジワと大きくなっていく。 今回はブリジットの不器用さが読んでいて辛かった。 幸せになってほしい。 物語が盛り上がっていくので、 アンとシャルのこれからや、 とりまく人々の今後が楽しみ。
“アンの後ろ姿を見つめる。 彼女は、自分で気がついているのだろうか。チビで、細くて、ひょろひょろした手足ばかりが目立っていた一年前に比べて、自分がすこし大きくなっていることを。 すこしだけ背が伸びて、胸や腰あたりにまるみができて、手足のバランスが良くなった。 小柄だが、すらりとした立ち姿だ。髪の色も...続きを読む、わずかに薄くなった。廊下の窓から射しこむ光に照らされる髪は、艶も増している。 たった一年で、少女が娘へと変化しようとしている。ただし中身は、外見ほど変化はしていないらしい。甘い言葉に応えられるようになるのは、まだまだ先かもしれない。 アンの姿が廊下の向こうへ消えると、シャルはふっと笑った。 生まれもった姿が時間とともに変化するのは、妖精からみると不思議なことだった。 人間という生き物の不可解さの一つだ。しかし、それが愛らしい。リズが子供から大人に変化していくのを見守っていた時にも、それを感じた。 しかしアンに対しては愛しさだけでなく、甘い切迫感が同居している。 その時、背を向けていた廊下の端から視線を感じた。ふり返ると、何者かの影が廊下の角を曲がったのが見えた。ふわりとした、紫色のなにかだ。” シャル視点の時が楽しい。 自分の中でのエリオットへの印象がだんだん良くなってきた。 ヒューの言葉が悲しい。 アンには強く進んでもらいたい。 次くらいにジョナスまたくる? “背後に立つシャルの手が、強ばるアンの背を軽くなでた。その手が語りかける。怯えるなと。 ——誰一人、逃げてない。だからわたしも、逃げはうてない。 ひと呼吸。深く息を吸って吐いて、口を開いた。 「勝負します」 その言葉に、ヒューの背後に控えていたサリムがわずかに驚いた表情で呟く。 「向こう見ずな......」 ヒューは、にやりとした。 「受けてたとう。アン・ハルフォード」 「どうやって勝負するの?」 「砂糖菓子職人同士の勝負だ。砂糖菓子で勝負するしかないな」 しばしヒューは考えを廻らせるように、顎に手をやっていた。しかしすぐに、視線を右翼へ続く廊下の方へ向けた。 「あの妖精。ホリーリーフ城に住み着いていた妖精がいたな。捕まえたが、なにも食べないで、弱っていると」 「ノアのこと?」 「あいつに判断をしてもらおう。あいつなら、どちらの利害にも関係しない。妖精は、砂糖菓子に関して人間以上に目がきく。美しい砂糖菓子には、本能で惹きつけられる。あいつのために砂糖菓子を作る。砂糖菓子を作りあいつが食べる気になったら勝ち。どうだ?もし二人とも食べさせられなかった場合は、引き分けだ。引き分けの場合も、権利はゆずれない」 「わかった」 勝負の方法など、こだわったところで意味はない。自分の実力が、ヒューにおよばないことは変わらない。ただ勝負をする前に白旗をあげては、仕事をする仲間たちに顔向けができない。だから挑むしかない。 「時間が惜しいだろう。悠長にはしてられないな。期限は、明日いっぱい。明後日の朝には、二人とも作品を作りあげて、あの妖精に見せる。どうだ?」 「それでいい」 「楽しみだ。アン」 そう言って微笑したヒューは、嬉しそうだった。”
新しい妖精さんが登場。 シャルとアンいいなぁ、かわいいv これからどうなるのかが気になる。わくわくって言うより不安のほうが強いかな。 妖精と人の歴史が動き出そうとしているように思える。
ペイジ工房編、その2。通巻では第5巻。 無事に新聖祭へ砂糖菓子を納めることになったものの、人手不足なのにさらにたくさんの菓子を納品しなければならない。ペイジ工房の職人達は一時的に制作を城の側に移したのだが、借りた物件には何か幽霊めいたものが出るのだった。さらにシャルの羽を奪っていた工房の娘ブリジット...続きを読むなぜかイケメン妖精を連れてきて、トラブルの予感…。 今回も一つトラブル解決した(一勝負勝った!)と思ったらまたもや大問題発生、続く、というパターンで、いつまで読んでも続きの気になるシリーズとなってます。つるっと最後まで読めそうだ。
アンとペイジ工房の愉快な仲間たち。 新聖祭の砂糖菓子を作る、栄えある仕事を任されたペイジ工房だったけれど、 新聖祭の砂糖菓子は一つではないため、 作業には大きな場所が必要で、 なおかつペイジ派本工房は王都からは馬車で移動しなければならない位置にあったため、 教会を通じて、王都にほど近い場所にある大...続きを読むきな場所を借り受けられることになったけれど、 それが、長年打ち捨てられたままになっていた古城。 いかにも夏の風物詩のアレが出そうです。 で、出ました。 まぁ、祟るとかそういった部類ではないのが唯一の救いでしょうか。 そもそも、迫りくる年の瀬、恐るべきタイトな納期(それを守らないとリアルに干からびる)を前に、 怪奇現象怖いとか言ってるヒマはすぐになくなるので、いいんですけれど。 強大な王国の影には、哀しい出来事が隠れているものです。 アンとシャルの淡い恋は、 本人たち同士だけが気づいていないという、いつもの感じの両片想い。 そして、ブリジットが連れてきたグラディスの正体に、 ますます暗雲が立ち込めているようです。
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