あらすじ
「俺はおまえが愛しい。手放したくない。そう言ったはずだ」妖精ラファルに剣で貫かれ、命を失いかけた銀砂糖師のアン。エリルの力で一命を取りとめるも、アンは砂糖菓子を作ろうとして、感覚を失っていることに気づく。エリルの力は、命の代償に大事な能力を奪うものだったのだ! アンは一から修業し直すため、シャルとミスリルと共に、ペイジ工房へ向かうけれど──!? 感動の声が続々の大ヒットシリーズ、怒濤の新展開!!
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あ、すみません。
面白すぎて一気読みしてました。
たぶん、3日前くらいに……
金の繭って、素敵だなぁ。
そのおかげでブリジットとオーランドは歩み寄れたはず。
(あらすじ読み返した)
前巻で、アンが死にかけてたのでしたよ!
助かってよかった。
命の代償は大きかったけども、命に比べれば。
そして大きかった代償も、バネにして。
Posted by ブクログ
最初の銀砂糖の木を捜しあてたアン。それを狙っていたラファルによって、彼女は刺されてしまう。ラファルの意志に反したエリルはアンを助けることに。だが、その反面で彼女は銀砂糖師として重要なものを失ってしまい…
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アンの、そしてブリジットとオーランドのもどかしさと、切なさがたまらなかったです。
がんばれアン!ってそればっかり思っていました。
アン、ブリジットそれぞれの恋の行方に期待してます。
そして、三川さんは本当に引っ張るのが上手い。
次の巻すごく気になります。
とはいえ既に手に入れているので、最近読書はペースゆっくりですが、すぐに続き読もうと思います
Posted by ブクログ
三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第11巻。2023年にTVアニメが放送されました。前巻の衝撃のラストからなんとか落ち着きを取り戻したと思ったところ、アンを不運が襲います。アンがたとえ惨めであってもどん底から諦めずに這い上がる姿は美しくかっこいい。一方でシャルは、今までの余裕はどこに消えたのかとても人間っぽい感情で面白い。アンの頭の中はほぼ砂糖菓子のことでいっぱいなのでシャルの苦労は続きそうです。シャルも大概だとは思いますが。久しぶりに砂糖菓子職人のお話でしたが、次巻はまた波乱の予感。
Posted by ブクログ
シリーズ通巻11巻、砂糖林檎編2巻。
公式本紹介がネタバレしてるから、書いちゃうけど、以下、前の巻まで読んでない人には特にネタバレ。
前巻でラファルにやられて死にかけたアンが、エリルによって救われるものの、なんと砂糖菓子を作る能力がなくなっているという、とんでもないスタート。しかも、シャルへの思いを死にかけた状態で伝えたので、色々モンモンとする様子が胸がきゅーんとして、30年以上前に戻ったような楽しみもありました。ああ、恋って素晴らしい。若返るわ。
アンに優しいペイジ工房でのお話なので、安心して楽しめます。お嬢ブリジットも久しぶりの登場。サブタイトルが最後にきらめく展開でした。
あとがきにあった、初稿ではシャルがアンに○○しすぎた話、読んでみたかったです。
Posted by ブクログ
エリルの力で命が救われたアンとミスリル。助かった代償に大事な能力を失ってしまいました。
ミスリルのように妖精本来の力を失ってしまったら取り戻すことはできないけど、アンのように後から身につけた能力は再度取り戻すことができると・・・。なかなかそんな風には思えないのに、アンはほんとに前向きだなぁと。
そして最後は新たな局面が。
ほんとまた次巻が気になるところで終わっちゃいました。
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ついに二人は恋人に!甘々②になるかと思いきや、
お子様なアンと鈍いシャルだからその心配はなく、
まぁいい感じになりました。
キースが公正すぎてかわいそうなくらいですが。
アンが命を救われたときに失うのは絶対に銀砂糖を
作る技術だと思っていたけど、
あきらめずにまた①からやり直すとは思わなかったです。
ガッツがあります。
Posted by ブクログ
またまたアンに試練が…。
どうしてアンばかりこんなに辛い目にあわなければならないの?と思わず憤慨してしまう。
しかし、これほどの事がなければ、アンが自分から告白するなどという事はあり得ないし。うーん、アンとシャルの関係に限って言えば、結果オーライか?
頑張り屋のアンのことだから、こんな試練も乗り越えてくれると信じつつ、次巻を楽しみに待とう。
Posted by ブクログ
シリーズ11巻目(【砂糖林檎編】の2巻)
前巻でアンはラファルに剣で刺されてしまい、命が危うい所をエリルの力で助けてもらった。けれど、その代償としてアンは砂糖菓子を作る能力を失ってしまう。銀砂糖師として今まで身につけた力を失い、アンは路頭に迷う。作りたいのに作れない、その苛立ちと喪失感にアンはふさぎ込む。けれど、アンは立ち直り、もう一度、砂糖菓子を作る力を身につけようとペイジ工房を訪れる。
助かるためとはいえ、銀砂糖師にとって何よりも大切な【砂糖菓子を作る】という能力を失ってしまったアンの衝撃はすさまじいものだったと思う。けれど、彼女もこれまでの経験を通して強くたくましく成長していたのですね。悲しみを乗り越えてさらに強く前向きになった気がします。この経験が彼女をさらに良い銀砂糖師へと成長させるのでしょうね。
そして、アンはとうとうシャルと恋人同士になったわけですが、しょっぱやからシャルが積極的でどうしたのかと思いました(笑)今まで我慢していた反動でしょうかwwラブ度がアップしていてキュンキュンさせてもらいました。そして、ツンデレなブリジットも可愛かった!副題の「金の繭」はブリジットやアンの恋心とか可能性とかを表しているんでしょうか。
豊作な砂糖林檎の収穫が始まったのにもかかわらず、その砂糖林檎が消えてしまうかもしれない、という知らせが届き、かなり気になる所で終わっています。一体どうなってしまうのやら・・・。次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
買う前に紹介文で「えええーっ!」とネタバレってしまったのだが、できれば知らずに読みたかった。とはいえ、そこからどうなるかがメインなので読む価値は十分あり。このそれぞれのキャラが大切にされるところと、アンがまっすぐだけどきつくないところが本当に素敵。続きも楽しみに待ちます。
Posted by ブクログ
エリルの力で延命できてもなにか大事な能力を失うっていうのは命を無理やり繋ぐことへの対価なのかな...運命を捻じ曲げてしまうことへの代償みたいな。
命があるだけでいいっていうのは簡単だし間違ってもいないと思う。でも今まで自分が大事に持ち続けていたものを失うくらいなら助からない方がよかったっていうのも否定は出来ない。
もう一回頑張って技術を身につけることはできるけど良くも悪くも前と同じにはならないし、そもそもそういうことが出来ないものもある。
まあ命がないとそういう葛藤と戦うこともできないのだけど。