感情タグBEST3
Posted by ブクログ
激おこキャットから始まったけど、ヒューとキャットの関係性が素敵な巻でした。
みんなに見せ場があって、おもしろかったです。
妖精商人の親玉レジナルド・ストー。なかなかに魅力的なキャラクター。
誰にだって人に言えない自分の物語があるのだ。
レジナルドとアンのやり取り、とてもよかった。ていうか、アンのがんばり。
あきらめないアンはほんと素敵だなあ。
そしてまたもや立ちはだかるダウニング伯爵に一歩も引かず。
さらにアンが好きになりました。
キースは今回も大活躍!ヒューの窮地を見事に救ってみせた。やるやん。
シャルにも堂々の宣戦布告。シャル、坊やとか言うてる場合じゃないのでは??
ダイヤモンド。あのまま生まれないはずもないよなと思ってたけど、ついに生まれたか。
その名はエリル・フェン・エリル。なんかヤバそうなやつだけど人気ありそうだな。
そしてラファルが目覚めた。ラファルの名を聞いただけで何だかドキドキしてくる。
もうイヤな予感しかしないのだが。。。
精一杯生きる姿
2回目です。
当たり前かもしれませんが、
因果関係が無理なく張り巡らされていて、
アンも命がけではらはらしますが、
どきどきして読み進めると
納得できる展開です。
砂糖菓子の存在意義がわかって、
そして、王国の守備の徹底ぶりとか
怖い展開であると同時に
ある妖精が
自分のできることを精一杯した姿など
いい話で涙が出ました。
Posted by ブクログ
タイトルの「灰の狼」はそのまんま、妖精商人のレジナルドのことでした。彼の過去を知ると、あんな性格になるのも分かるけど、彼の元にいた労働妖精の誤解が解けてよかった。最後の交渉なんかしないって言ったあたり、かっこよかったです。
また、今回ヒューとキャットもかっこよかった。割合年齢の低い登場人物が多いけど、いつも飄々としてるヒューが銀砂糖の未来のことを考えて行動したり、ヒューにいじられっぱなしのキャットが実はできる男だったと分かったり、大人男子が大活躍です。
ダウニング伯爵も過去の事情を知ると分からないでもないですが、他人の意見は聞かずに暴走したりするところを見ると、やっぱり年をとったということだと思います。交渉せずに押さえつけるだけでは反発だけを生むってこと、最後は分かってもらえてよかったけど、陛下の手紙が間に合わなかったら、ちょっとあぶなかったって思いました。
Posted by ブクログ
どんどん世界観が広がっていくな、と思いました。いつもとは違う重々しい空気でしたが、ヒューの銀砂糖に対する思いや砂糖菓子に対する職人たちの熱意を知ることができて面白かったです。砂糖菓子を通じて人間と妖精の関係に幸福が舞い込むといいなと感じました。
そして、ついにラファルが目覚めてエリルと一緒にこれから何をするのかすごい気になります!あと、キースが本当にさわやかですね(笑)そんなキースのおかげで二人にもまた変化が起こりそうなので楽しみです!キースには申し訳ないけど(笑)
Posted by ブクログ
ヒューがかっこよかった^^
アンとシャルの恋は前途多難だなーって思ったけど、次巻からはシャルが動いてくれそうな予感v
ちょっとずつ物語が動いていって、人と妖精の関係も動いてる感じが、読んでてはらはらするし面白い。
シャルはこれからどうするんだろう、アンはどうするんだろうって期待してる。
そして、特にかわいいなぁと思ったのがベンジャミン(笑 この子好きだな〜v 今回はちゃんと起きて動いてるしね!
早く次巻が読みたい。
Posted by ブクログ
今までとちょっと違う感じで今回は緊張感の中次々ページをめくる感じで面白く読めた。今回はアンだけでなくヒューのキースの銀砂糖師としての矜持に刺激を受けた。アンとシャルはマヤと真澄状態だ。けど、シャルが対し方を変えそう?少年妖精エリルの登場。これからの展開がますます楽しみ
Posted by ブクログ
今回はヒューとキャットの活躍が目立ちました。
相変わらず妖精と人間のエピソード、職人としての思いなどがちょうどよく詰まっていて、安定した面白さがあります。
一難去ってまた一難といった感じでしょうか。
新キャラの妖精も気になりますが、シャルが何かやってくれそうなのでそちらも気になります。(笑)
Posted by ブクログ
銀砂糖妖精編2巻、通巻8巻。
狼と呼ばれている妖精商人の大本締めレジナルドと交渉することになったのだが、狼はとんでもない物を交渉の場に持ってきた。そのため、ダウニング伯爵までもが出てくる事態となり、国の災いの元を力で絶ちたいダウニング伯爵と、不満を力で押さえつけてもいずれ綻ぶと考える砂糖菓子職人チームでぶつかり合う。
いつもながらに、慣習に潜む差別を変えていくという大問題があっての物語展開で、話を楽しみながらも考えさせられます。キースが、実に誠実な恋を提案していて、登場したてのころ胡散臭さ~と思っていて、ごめんなさい。
Posted by ブクログ
銀砂糖妖精を育てること。
銀砂糖子爵を始めとするルルの最後の弟子たちの想いと、
同じ砂糖菓子職人でありながら
妖精は、自分たち人間が使役するものだという常識から
なかなか工房へ見習いとして妖精を入れることに難色を示す各工房。
唯一、ペイジ工房だけが、
シャルやミスリル、ノアとの交流があったためか、
柔軟な態度を示しているのみ。
銀砂糖妖精の素質があるものを効率よく探すため、
妖精商人と交渉すべく、
灰の狼と仇名するギルド長の元へ赴くアンたち。
そこで出会ったのは、再びのラファル。
ただし棺のなかで、眠っているのだが……
ほら〜!やっぱりしんでないやん〜。
憎まれっ子世にはばかるて言うやん。
シャルは人間王に対して妖精王だと名乗っちゃったわけで
てことは、ラファルとはまた対決することになるでしょうね。
そうこうしてるうちに、もうひとりの兄弟石も登場し、
これで役者は揃ったのでしょうか。
Posted by ブクログ
ラファルがもう帰ってきたんだけどw
早かったな あっても先にダイヤモンドの妖精よこすかなーと思ったけど・・・
てかダイヤモンドの妖精生まれちゃったね ダイヤモンドなんて硬い石の妖精・・・絶対強いよね まだ世間知らずな所があるけど、そんなエリルがラファルと居るってことは、彼と同じ野望を抱くかもしれないってことよね
その一方で、今回はヒューとキャットが格好よかった!
(あ、キースもお疲れ)
彼らの銀砂糖師としての砂糖菓子への思いと職人としての熱意がすごく伝わってきた
ヒューの決断を知って、彼の強さを知った 彼は彼のやり方でしっかり砂糖師と砂糖菓子の未来を考えてるってことだね
ダウニングも自分が信じた道を進んできただけで、彼も家族を、国を守りたいって気持ちでやってき
戦争時の恐怖を知っているからこそ、ってところはあったのはよく分かった
それでも、自分のやり方を信じて、それを疑わず、周りの意見に耳を傾けないやり方は反発を人一倍くらうってことよな
アンとシャルの願う未来は理想論かもしれないけど、アンと関わる人達が、皆が皆じゃないけど、確実に変わってきてるから、彼らの描く未来が早くくればいい
そして二人はさっさとくっつけばいいよ
キースが今回この点で活躍してくれたけど、一種の枷が外れたシャルがどうなるのか、次回楽しみだ
そしてキースが敵の手に落ちなくてよかった ちょっと別作品の影響が強くて、アンへの想いにつけ込まれたらとか疑ってごめんよ
ストーとエイミーの話は何か、ハッピーエンドでよかったし、ストーの誤解が解けてよかったけど・・・何か、都合いいなとか思ってしまう自分がすごく嫌だ
でも、他の妖精の優しさに触れるんじゃなくて、エイミーの行動の真意と彼女の優しさを知ったからこそ、ストーの意見が変わったんだから、都合よく見えても、これは砂糖菓子がもたらしてくれた幸せだと捉えるべきなのかもしれない
Posted by ブクログ
タイトルにもあるように妖精商人ギルドの頭との対決がメインなのですが、ちょくちょく怖かったダウニング伯爵との決着がついたんだな~という印象の方が強かったり。最後シャルが中途半端に開き直ったので次巻から何をやらかすのか楽しみです(笑)。
Posted by ブクログ
銀砂糖妖精を作るために、ヒューからある命令を受けるアンとキースとキャット。
様々な人々の思惑に翻弄されるアン。
しかし、皆、自分の信じるもののために行動しているにすぎない。
愛する者、砂糖菓子、妖精、国、お金、それぞれ大切に思うものは異なるが、希望を失うことさえなければ、きっとうまくゆくと信じて突き進むアンは最強!
人間と妖精の絆が問われる銀砂糖妖精編。
Posted by ブクログ
交渉回。好きで妖精を痛めつけてる奴なんていないんだよ、自分たちの生活と安全のためなんだ、という主張が飛び交っていた。
ヒュー初登場時、なんだこいつと思ったが、彼はただのイケメンだったようだ。年を取って、うまいこと成長できればアンも彼のようになれるだろう。
金剛石つよそう。