加賀山卓朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
1930年のイギリス ロンドンが舞台。
ミステリアスな素人探偵のレイチェル・サヴァナクの秘密を探るゴシップ新聞記者のジェイコブ。
資産家や芸能人などハイソサエティの人々の不可解な自殺や事件には必ずレイチェルサヴァナクの影があった。
彼女の正体と一連の事件の真相を探るため取材を行うジェイコブはある組織の陰謀に巻き込まれていく。
・感想
レイチェルの正体は日記のタイトルをみてすぐにわかった。
強く賢い女性が主役の話を読みたくて評判の良かったこの作品を選んでみたけど期待は上回らなかったかな。
個人的にレイチェルにもジェイコブにもあまり興味が持てなかったのが原因かも。
作品もミステリーで -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
アメリカのサウスカロライナ州、レッドヒル群が舞台。
ボーレガードは、裏社会で伝説的な走り屋だった。
家族ができた事をきっかけに裏社会からは足を洗い自動車修理工場を経営していたが、資金難によりその工場の経営が傾き出していた。
家族のため、従業員のため、生活のためにボーレカードは昔の仲間から持ちかけられた宝石店への強盗計画に乗ることにした。
そしてそこからボーレガードはギャングの抗争に巻き込まれてしまう。
・感想
コスビー作品の暴力描写が相変わらずすごい!すごく痛そう!!
私がとても思い付かない事やってのける。
カーチェイスとかカーアクションの描写の臨場感も良かった。
今回もめちゃく -
Posted by ブクログ
殺人の容疑者となったものの、無罪放免になった(完全犯罪を成し遂げた)者達によるパーティーが地方の洋館で開かれる。という大きめの釣り針にまんまと喰らい付いたものの、当のパーティーが始まるのは左手の親指に感じる枚数がだいぶうっすくなってからだった。
パーティー自体は結構な急ぎ足としてもトラディショナルなフーダニットとして楽しめるのだけど、問題はそこに至るまで30年代のイギリスのスモッグの中で狐につままれ続けるところ。絶妙にワクワクし辛い塩梅で情報を与えられ続けるのが退屈っちゃ退屈だけど、30年代に憧れを持つ私としてはたとえ煙に巻かれていようとそこでただ彼らを覗き見てるだけで満足ではある。
レイ -
Posted by ブクログ
レイチェル・サヴァナクシリーズ第2作。
今回も前作同様1930年代イギリスが舞台。やっぱりこの時代の雰囲気に浸れるというのがシリーズの大きな魅力の一つだと思う。
今作は前作に登場する謎の探偵レイチェル・サヴァナクと新聞記者のジェイコブの他に、新たな謎の女性犯罪学者レオノーラ・ドーベルが登場。殺人事件もたくさん起こるが、自分はいま何を読んでいるのか、どこに着地するつもりなのか分からないモヤモヤしたまま読み進める。
物語ラスト、名探偵レイチェルが関係者を一堂に集めてご開陳される推理が凄すぎて、若干ついていけなくなったのが残念……。
本編の終わりには「手がかり探し」と呼ばれる、推理を行ううえでキ -
Posted by ブクログ
一作目『黒き荒野の果てに』もパンチ力があったが、『頬に哀しみを刻め』は文句なしの凄玉だった。白人と黒人の双方とも息子を殺された父親というダブル主人公。しかも息子たちの関係はホモセクシュアルであったという、社会的受難を二重三重に受けた中年二人が、人種の壁を乗り越え協力して犯罪者であり差別主義者である連中と闘ってゆくあまりに胸アツの作品であった。毎年一作ペースで、今年も例によって一作、そして毎度のことながらテーマは人種間の軋轢、差別、そしてそれが起こす犯罪である。しかし、本書は一つの犯罪だけではなかった。読者は、ある街の過去にまで遡る犯罪の犠牲者たちの堆積、そして現在も起こる山のような人種差別の