【感想・ネタバレ】警察・スパイ組織 解剖図鑑のレビュー

あらすじ

読めばドラマ・映画・小説がますます楽しくなる!

CIA、FBI、MI6、DEA……映画やドラマに出てくる組織、いくつ知ってる?
警官と保安官って何が違うの?
おなじみのあのドラマの刑事の階級や肩書は?
海外エンタメ小説や映像作品に登場する警察や諜報組織、さまざまな機関を、 第一線で活躍する翻訳家がわかりやすく解説します。アメリカとイギリスを中心に北欧・韓国もカバー、日本との違いまで。
警察やスパイ組織の仕組みや成り立ちからそれぞれの国の社会背景まで見えてくる、読み物としても充実の一冊です。

往年の名作から最新の話題作まで、楽しい小ネタ満載のイラストとともに関連作品も紹介。
警察やスパイものが好きな人はもちろん、設定にリアリティをもたせたい創作者、翻訳者や翻訳者を目指す人にもおすすめです。

スタイリッシュなイラストは翻訳ミステリの装画などで活躍中のイラストレーター、松島由林さん。「警官の食事シーン」「CSIシリーズの全貌」など、書評家・映画ライター♪akiraさんによるコラムも必読!

登場する作品の例
【ドラマ】CSI、ロー&オーダー、NCIS、ツインピークス、刑事フォイル、新米刑事モース、第一容疑者、窓際のスパイ、ヴェラ~信念の女警部、ナルコス

【映画】羊たちの沈黙、ダーティハリー、ボーン・アイデンティティー、裏切りのサーカス、ゾディアック、イミテーション・ゲーム、アナザー・カントリー、特捜部Q、犯罪都市、殺人の追憶

【小説】ワシントン・ポーシリーズ、ホロヴィッツ&ホーソーンシリーズ、主任警部モースシリーズ

などなど、取り上げた作品は130以上!手軽な作品ガイドとしてもどうぞ。

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Posted by ブクログ

治安を守る警察や諜報活動を行うスパイを国ごとに紹介。組織図や概略に加え小説・映画・ドラマの紹介が豊富でカルチャーガイドとしても楽しめます。作品へのリスペクトが感じられるイラストがとても良い。海外サスペンスやミステリー作品が好きな方はぜひ。

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2025年02月20日

Posted by ブクログ

【目次】

 1章 米国

警察:
アメリカの警察の仕組み
組織と階級

〈都市別警察図鑑〉
ニューヨーク
ロサンジェルス
サンフランシスコ
ボストン
ボルチモア
その他の都市

警察官と保安官
FBI
ATF
DEA
その他の法執行機関
鑑識について
刑務所・拘置所・留置場
保釈保証業者

諜報機関:
CIA
NSA

 2章 英国

警察:
英国の警察の成り立ち
スコットランドヤードの登場
組織と階級

〈英国ミステリの主人公たち〉
スコットランドの警察
北アイルランド/アイルランドの警察
個性派ぞろい! 英国刑事ドラマ

諜報機関:
MI6
MI6とMI5
ジョン・ル・カレの世界
映画化されたル・カレ作品

その他の国の諜報機関:
KGB
モサド

 3章 北欧

スウェーデン
ノルウェー
デンマーク
フィンランド・アイスランド

 4章 韓国・日本

韓国の警察組織
韓国の諜報機関――KCIA
日本の警察組織

column
・気になる! 刑事ドラマの食事情
・「CSI」シリーズの全貌とその魅力
・映画・ドラマの聖地巡礼
・刑事ドラマの面白さは「尋問」シーンにあり
・ツイン・ピークス
・マインドハンター
・ワシントン・ポー・シリーズ
・フロスト警部シリーズ
・デニス・ルヘインとボストン市警
・連邦保安官(USマーシャル)
・ミランダ警告
・警察権はどうしてK-9と呼ばれるの?
・SWAT
・名探偵の前職は?
・警察と検察
・司法取引と承認保護プログラム
・ヴィクトリア朝の刑務所・監獄
・「です・ます」体の使い方
・スパイ出身の作家たち
・agent(エージェント)について
・二重スパイ(ダブル・エージェント)の大敵
・北欧の警察の銃の携行について
・国際刑事警察機構(インターポール)

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アメリカ、イギリス、北欧、韓国と日本の警察組織、あるいは諜報機関をわかりやすく解説したもの。
わかりやすいのと、何より非常にたくさんの海外ドラマ、海外警察小説を例にして解説してあるのが良い。

特に海外ドラマ。あったよなぁ、と思うレベルに懐かしいドラマが盛りだくさん。海外警察小説も有名どころは紹介がある。

著者も加賀山卓朗さんで、多くの翻訳をされている方。横に置きながら海外ミステリを読みたい。

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2024年12月11日

Posted by ブクログ

こういうの大好物!
アメリカとイギリスを中心に北欧・韓国・日本について載っていて興味深い。
警察組織図やその国の警察組織の歴史、諜報機関について知れて面白かった。
そしてそして、映画・ドラマ・小説がいっぱい紹介されてるので、際限なく見たい作品が増えていきます!!

作品への愛を感じる味あるイラストもいいし、コラムも良かった。
コラムは、警察と検察とか刑事ドラマの食事情とか尋問シーンに注目の作品とか、スパイ出身の作家さんとか…。
各国の警察官ユニフォームも見てて楽しい。

巻末に紹介作品一覧(映画、ドラマ、小説)が載っているので、この本を片手に選ぶのも楽しそう。
一覧を見ていると制覇したくなる。
粒揃いの作品が載っていると思うので、警察小説やスパイものが好きな人におすすめ!
(ちなみに日本は、「相棒」「科捜研の女」が取り上げられてました。)

解剖図鑑シリーズ、他にもいろいろあるみたいなので読んでみたいと思います。

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

翻訳ミステリーファン必読の書!?

はい、翻訳家の加賀山卓朗さんが書いてくれました
海外の警察組織と諜報機関のライトな解説書アーンドそれらが描かれたエンタメ作品の紹介となっております

確かによく分かってなかった!

特にアメリカの警察組織って、市警に群警、州警、FBI、DEA、ATFとまったく訳わからん
どっちが偉いの?とか思うんだけど上下関係にはないらしい
特別捜査官とか検事局とか出てくるし、終いにゃ保安官まで出てきて、保安官て西部劇の世界じゃにゃいの〜?って感じだ

その辺のところもちょっと分かりやすく解説してくれてます(ちょっとかーい)

とってもありがたい一冊なんだけど…
ごめん、わいそこまで気にしてなかったw

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

 CIA、 FBIなどといった有名な警察、スパイ組織もあれば、アイルランド、北欧諸国など普段あまり耳にしない組織についても本書で言及される。なかでも、アイルランド島の警察は歴史的経緯上複雑で、19世紀は王立アイルランドとあったが、その後1922年アイルランド独立戦争終結後に、北アイルランドは王立アルスター警察隊、アイルランド自由国はアイルランド治安防衛団と分かれる。

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

海外ドラマだ刑事物をよく見るから買ってみた。
FBIとかCIAって正直どんな組織なのかよくわかってなかったから、ドラマ、映画見るときの参考資料として持っておくと重宝するかも。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

アメリカ・イギリス・ロシア・イスラエル・北欧・韓国の警察・スパイ組織をザックリ解説した本。
関連する映画やドラマなどを取り上げているので読みやすく気楽に読める入門的な1冊。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

警察・スパイ組織を詳しく知りたい人向けというよりは
警察・スパイ組織(もとい所属キャラクター)が活躍する映画が好きな人に向けた本といったところでした。
〜を知りたい!と思って手に取ると少し残念に感じるかもしれません。

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

国々の組織をわかりやすく書かれてますが、題名にもある「映画・ドラマ・小説をたのしむための」という要素が強い印象です。

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2025年03月10日

Posted by ブクログ

海外小説、特にミステリ等頻出する、FBI、MI6、スコットランド・ヤードetc。
いつも曖昧な状態で読んでるので、本書のようにイラストたっぷりで解説してくれているのは本当に有難いです。紹介される作品は、小説よりも映像(映画・ドラマ)がやや多めなので、知らない作品にもた沢山出会えました。
本棚の取り易いところに置いておこう!

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2025年03月05日

Posted by ブクログ

むしろコラムが本編まである。
世界各国の警察・スパイ組織をドラマの例と合わせて紹介。
ケンブリッジファイブやシェリフ制度も面白かった。

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2025年02月16日

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