西尾維新のレビュー一覧
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購入済み
さてどう語るべきか…
さてどう語るべきか…
本書に普通の探偵物のような推理を求めるべきではありません。
少なくとも、この巻ではそのような物は期待すべきではありません。
そういうのは掟上今日子シリーズに求めるべきでしょうか…
この本は探偵団の少年達、否…
“美”少年達が鮮やかに、華麗に、美しく、事件を推理し、解決に導くような作品ではありません(今のところは少なくとも)。
これは物語の冒頭で語られる通り、瞳島眉美が夢を諦めるまでの物語。
本書をどう捉えるかは本当に微妙です。
個人的には探偵物には付き物の、推理を求めて購入したので、出鼻を挫かれた気もします。
ですが、そこは西尾維新の書く物語、一癖も二癖も有る登 -
購入済み
今日子さん、お久しぶり
娘から、西尾維新氏の近著を薦められて読み、シリーズ途中で読み止まっていた、忘却探偵シリーズを再開しました。
西尾氏の、言葉遣いの妙や、伏線を張りつつ、テンポの良いストーリーは、読んでいて飽きません。
小説を読むことに、何を見出すかは、人それぞれかと思いますが、私は結構楽しんで読んでいます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんか乱読して結局読み終わるまで3ヶ月くらいかかった。
ちょっと文体が苦手と思うようになってきたかも。
一章
鑑定する今日子さん
美術館で警備員をする親切さんの依頼。親切さんの人生を狂わせた3人の人物。
今日子さんがある絵で必ず長い時間鑑賞する、気になった親切さんは声をかける。2億の価値があるだろうという。しかし、ある日を境に今日子さんがその絵を素通りすることになる。なぜか気になり聞くと2百万の価値となっているという。
二人目は絵が天才的にうまい少年。
三人目は突然絵を杖で破壊した和久井老人。
絵を破壊されたことで警備員を解雇されてしまった。
なぜ突然絵を破壊したのか?今日子さんが謎を説 -
購入済み
マンガだからいいかも
アニメ寄りな表現?って感じがしました。でも、化物語の気味悪さとかお茶目な感じ、空気感がちゃんと伝わるのは好きです。原作のノベルよりは手を出しやすいかと思います。もっと増えろ!化物好き!
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購入済み
難しいかも
アニメ化もされているようで、ファンの方には面白いみたいです。
独特の世界観があって、本題(怪異との決着)に入るまでがダラダラとした感じがあって、私には少し読みづらかったです。 -
Posted by ブクログ
大学の友人命日子から彼氏に一方的に謝罪されるという困惑を聞いた直後、謝るという概念知ってますか?な戦場ヶ原&老倉から異常な謝罪が。怪異が原因なのか調べていく阿良々木君パートの話は「謝罪」に関してあらゆる考察が出てきてそこは読み応えあった。表面的には謝ったらはいそこでおしまい!でもそうはいかないのが感情の難しい所。しかし読みにくいのなんの。何度も目が滑った。仕掛けが判ってもはいそうですか、な感想。呪ってきた相手に対峙する撫子ちゃんパートはすっきり読みやすかったし話も大きく展開して先が気になる終わり方。タイトルは扇ちゃんなのに全然物語られないのは正体が正体だし妥当か。