西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ昔、ゲームバランスが崩壊しているボードゲームをやったことがあった。プレイヤー同士が空気を読んで、なんとかゲームを成り立たせようとして、奇妙な馴れ合いの元、ゲームは進んでいった。最終的にゲームは終了したものの、クソゲーの烙印を押して、すぐ売り払った。
その時のことを思い出した。
読み方を間違えているのかもしれない。信頼できない語部として、主人公を据えるなら、小学生に監禁される異常な展開に小説家としての経験ができる‥というのを裏で考えていたとか。
終章付近で述べている通り、色々お粗末な点を作中でも指摘されている誘拐ごっこの延長に近い状態なんだけれども、状況の推進力が弱過ぎィ!
主人公の状況へ -
Posted by ブクログ
魔法少女りすか2巻目、敵の敵は敵かもしれないし、味方かもしれない。
昨日の敵は今日の敵。
魔法の王国、長崎県から城門を越えた六人の魔法使いを追う供犠創貴と水倉りすか。
その足取りの手がかりを、前回の戦闘で得た二人は、その手掛かりとなるディスクを持つ魔法使いに戦いを挑みに行ったのだが。
そこには既に生首だけになった魔法使いと、小学生ほどの少女しかいなかった。
その少女、全身を牙の生えた口で武装した接近戦闘系の魔法使い、ツナギと突然の戦闘状態に陥る。
この場での戦闘はツナギの逃走で終わったのだが、後日彼女は創貴達の小学校に転入してくる。
そして六人の魔法使いの一人、魔眼の持ち -
Posted by ブクログ
ネタバレずいぶん前に読んだけど、文庫版が出たので再読。
りすかの目的は父親の水倉神檎を探すとこ、と明確になっているのに対して、今のところ創貴の目的がはっきりしてないから、第二話の在賀織江にそこまでする必要があったのかとは思うところ。
作品紹介・あらすじ
心に茨(いばら)を持った小学5年生・供犠創貴(くぎきずたか)と、“魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険(ファンタジック・アドベンチャー)!これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、<りすかシリーズ>第1弾!魔法は、もうはじまっている!