佐藤勝彦のレビュー一覧

  • 宇宙137億年の歴史 佐藤勝彦 最終講義

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    現代宇宙論のエッセンスがすべて詰め込まれているといっても過言ではあるまい。
    佐藤氏のバックボーンにも触れられている。
    やはり、グースに対する対抗意識みたいなものも感じられて興味深い。

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    2014年06月29日
  • 「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!

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    文句無しの星5つ。こんなに分かりやすく、かつ興味をひかせながら、量子論を語る本書は本当に凄いと思う!終始興奮して読み終えることができた。なんていうか、途中まで読んでしまうと、最後まで読まずにはいられなくなる。久々に脳が活性化された気がしました。

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    2013年06月28日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    ドレイクの方程式。
    フランク・ドレイク博士が提唱した、銀河系の中に、地球外知的生命体による文明がどれだけあるかを概算する公式。

    N = R × fp × ne × fl × fi × fc × L

    Nは銀河系内にあると推定される、電波による通信技術を持つ文明の数

    R :銀河系内において恒星が誕生する速さ(1年間に恒星が誕生する数)
    fp:恒星が惑星系を持つ確率
    ne:一つの恒星が持つ生命に適した惑星の数
    fl:生命に適した惑星から実際に生命が発生する確率
    fi:発生した生命が知的生命に進化する確率
    fc:知的生命が電波通信が可能な文明を持つ確率
    L :高度な文明が存続する時間の長さ

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    2012年09月15日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    ネタバレ

    9つの論点(観点)から地球外生命はいるのか、そもそも生命が誕生するとはどういうことか、地球上での不思議な生物や進化について書かれた本。個人的に、宇宙人はあまり信用ならないが、微生物や、原生生物のようなものなら宇宙に広くいるような気がする。
    自分の専門の生物系の話以外では、星間分子の話が一番好きやった。
    「酢酸」が見つかっているってなかなかすごい。スペクトル見ながら、「お!酢酸やん」ってなってる様子がわくわくする。
    この本で唯一気になったのは、地下生命圏に微生物はいるが、動植物は0という表現。植物は0かもしれんが、センチュウは動物やし、地下深くにもいるはず。

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    2012年08月09日
  • 相対性理論から100年でわかったこと

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    家にあったから読んでみた。何年か前に同じ著者の本で、「図解相対性理論がみるみるわかる本」を読んだことがあったから、光の速度が一定とか、空間が歪むとかそんな話は何となく聞いたことあったけど、この本を読んで、アインシュタイン以降の物理学がどうやって発展してきて、今どういうことを研究しているのかってことが少し分かった。
    多世界解釈とかブレーン宇宙論のマルチバースとか、今まではSFの世界の話だったことが、ひょっとしたら真理なのかもしれないとか思うと、物理学ってすごいことやってんだなと感じる。

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    2011年07月02日
  • [図解]相対性理論と量子論

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    ひたすらに面白かった。やはり科学は面白い。数式を用いずに、概念的に両論をうっすらと理解できると思う。数式をきちんと理解出来れば、身体で納得出来るであろう。しかしながら、言葉だけで、ここまで分からせるのはすごいと思う。ひたすらに面白い。

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    2011年03月16日
  • 宇宙「96%の謎」 宇宙の誕生と驚異の未来像

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    『宇宙「96%の謎」―宇宙の誕生と驚異の未来像』(佐藤勝彦、2008年、角川ソフィア文庫)

    96%とは、宇宙を構成している物質で、まだよくわかっていない物質のことです。いわゆるダークマターとダークエネルギーのことなんですが、なんとまだ4%しかわかっていないというのです。

    しかし、宇宙がどのようにしてできたのかということ(ビッグバン理論、インフレーション理論)は物理学が解明しています。そのような宇宙創世の話など、ロマンのある宇宙論を大いに楽しめる書となっています。

    少し難しいですね。この点、同著者の『宇宙論入門』(岩波新書)のほうがわかりやすく解説している気がします。

    (2010年4月2

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    2010年04月26日
  • 宇宙論入門 誕生から未来へ

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    『宇宙論入門―誕生から未来へ』(佐藤勝彦、2008年、岩波新書)

    宇宙のはじまり(ビッグバン)とそのひろがり(インフレーション)から、宇宙の未来(ビッグ・クランチ)までを解説した入門書。入門書とはいいながら、宇宙物理学の専門用語が飛び交うので宇宙物理学に精通していないと理解するのは難しいかもしれない。

    宇宙は現在137億歳であり、今後収縮に向かい、最終的には消滅するという。その過程が素人には難しいのであるが、わからないなりにも宇宙の深遠さやロマンが感じられると思う。

    (2010年3月24日 大学生)

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    2010年03月26日
  • [図解]相対性理論と量子論

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    「図解 相対性理論と量子論」
    著者 佐藤勝彦  出版 PHP研究所

    引用
    ”二十世紀の物理学の発展を支えた両輪である
    二つの偉大な理論によって、
    私達は自然の仕組みを科学的に理解できるようになったのです。”

    PCを扱っていたら必ずお世話になっている、
    現代に生きていたらお世話にならざるを得ない、
    そんな物理学の二大理論だけれど
    普段生活しているうえではまるで意識していない。
    入門の入門である本書を一通り読み終えても、
    そうなる物なんだな程度にしかわからない所に、
    自分の能力を思い知らされました。
    しかし文章は大変平易に書いてくれてあるので、
    読みやすくて目を通すことに苦痛を感じることはあり

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    2010年10月09日
  • [図解]相対性理論と量子論

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    文系の人でもこの2つの理論がなんとなくイメージできるようになると思う。
    実際文系の僕はこれでちょっと興味をもつことができました。

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    2009年10月20日
  • 「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界

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    4.2

    非常に楽しく、理解は出来ない部分が多かったw

    そもそもの相対性理論とは何かを知れたのは面白かった。
    数学的ではなく文章で『理解するより、こう言ったことなんです』と書いてあるので良かった。

    なんか、世の中や宇宙がまだまだ不思議な事がおきそう。

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    2025年09月26日
  • 14歳からの宇宙論

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    以前益田ミリさんの「夜空の下で」という宇宙に関連するコミックエッセイを大変面白く読んだことがある。
    本作も益田さんの名前が入っていたので同様のコミックエッセイだと思って購入。
    けれど益田さんの絵は巻頭の「138億年38億年の向こうへ」と題した20ページ程だけ。
    あとは宇宙論研究者である著者佐藤勝彦さんの真面目な宇宙に関する宇宙論!
    これが結構理解するのが難しい。
    「14歳からの宇宙論」というタイトルから中学生程度の宇宙観で理解できるものと思っていたのに71歳の私が知らない現実と言葉だらけ。
    そもそも私の考えている宇宙というものが本来のものと大変違うのだということに気がつくという程度にしか理解が

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    2025年03月30日
  • 「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!

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    なんかよくわからんけど色々辻褄が合うからこれは正しい。

    という感じの事が結構あるんだなぁ。

    個人的にはアインシュタインのまだ解っていない道なことがあるから確率に頼らざるを得ない。神はサイコロを振らないという考え方の方を推したい

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    2025年03月14日
  • 大人も子どもも夢中になる はじめての宇宙の話

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    地球、太陽、月の話から火星、水星、木星、土星、ひいては銀河系まで、宇宙の初歩を子供にも分かりやすく説明してくれている。
    小中学校の教科書に出てくるような内容もあったので予習や復習にもちょうどいい。
    銀河系あたりから専門的かつスケールが大きくてあまりついていけなかったけど…。
    地球から太陽までの距離は約1億5000万km。
    これだけでも驚きなのに「太陽は銀河系の中心から2万6100光年離れている」とか言われても…もうピンとこない。
    この数を導き出した人相当頭いいんだろうな…。

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    2024年10月21日
  • 「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!

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    「量子」について、多くの一般人は考えたこともないだろう。文系人間の私も、物理学は高校以来触っていなかった。
    本書は私のようなワカランチンにも分かるように、極力平易な言葉で量子論の研究と発展の歴史を書いたものである。
    1920年代ごろから、北米や欧州の物理学者たちが研究と試行錯誤を重ねて、量子論は改善されてきた。それでも現在まだ完成形には至っていないのだそうだ。本書が書かれたのは24年ほど前だが、調べたところ新しい理論の発見には行ったっていないそう。
    量子論の特徴は確率論であらわされる自然のあいまいさであり、アインシュタインの提唱した白黒はっきりとさせる相対性理論と矛盾する箇所があったため、長い

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    2024年10月14日
  • 絵本 眠れなくなる宇宙のはなし

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    ミネルヴァの梟は黄昏時に飛び立つ

    という言葉を初めて知りました。
    軽くネットで調べたら物事が収束し、初めて事の真実を理解すると解釈しました。

    人の人生も死に際になって理解することができるのかな?真実を知ったなんて思ってたら、それは傲慢、まだまだ探究期なんだな。

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    2024年06月14日
  • 大人も子どもも夢中になる はじめての宇宙の話

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    佐藤勝彦先生の宇宙の本は、非常にわかりやすく読みやすいので度々読んでいます。眠れなくなる宇宙の話シリーズは、とても勉強になりました。今回のは宇宙に興味をもちはじめた子供や、ちょっと読んでみようかなくらいに思っている大人でも充分に満足できると思います。

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    2024年03月31日
  • 「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!

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    わからなかったけど、おもしろかった!
    そんな感じ。
    他の量子論の本も読んでみたい。
    この人の本は読みやすい。

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    2024年03月28日
  • 宇宙の終わりってどうなるの?:超図解! 宇宙のしくみと最新宇宙論がよくわかる

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    ・1回通読。どこかでチラッと見聞きしてきた断片的な宇宙に関する情報を、整理しながら再勉強できた。反発力を持つダークエネルギーは初耳だったけど
    ・地球の歴史と人類の歴史を比べるとスケール違うなと感じるけど、太陽系の歴史と宇宙の歴史を比べると、意外にも3倍くらいの違いしかないのね。数・大きさ・距離・温度・圧力はめちゃくちゃスケール違うのに。びっくりした
    ・元素は元を辿ると恒星の誕生と死の過程で生まれていて、我々生物も無生物も星の子であるということを聞くと不思議な気分になる

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    2023年11月27日
  • 科学者になりたい君へ

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    ネタバレ

    いやいや、この内容を中学生が理解するには大変なんじゃないかな でも研究費のことなども説明があって研究を職にしたい人は科学者に限らず読んでみてほしい本だと思う

    あの湯川秀樹の授業を受けているなんてすごい

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    2023年11月21日