佐藤勝彦のレビュー一覧
-
恥ずかしいことに、はじめはめちゃくちゃ自分語りするじゃん、と感じてしまった。
でも、読み進めるうちに、著者が情熱を持って研究に取り組んでいて、素晴らしい実績を残していったこと、研究の最前線のワクワク感が伝わってきた!
自分のポストを追求するのではなく、ひたむきに若手研究者を応援するという姿勢に痺れ...続きを読むPosted by ブクログ -
同シリーズ他書と同じく情報量がすごい。大人が読んでもとても勉強になる。書かれている内容が膨大(壮大)なので小学校高学年以上が適切。もうすこし易しい他書から入り、物足りなくなったら本書を読むことをお勧めする。最初からこの本を読むのは厳しい。地球について、月について、太陽系について、ある程度学び親しみを...続きを読むPosted by ブクログ
-
文字と絵のバランスが良くて、読み進めたくなるし、堅苦しくない!と。子供達も手に取ってパラパラ…新しい発見を楽しんで、たまに教えてくれました。Posted by ブクログ
-
インフレーション宇宙の生みの親である佐藤勝彦さんによるインフレーション宇宙を中心とした宇宙論の本。出版は15年前ですが、直近の観測事実は入ってないものの理論としてはそんなに古くなってないなと感じました。
インフレーション宇宙の、なぜインフレーションが始まったのかについて、今まで読んだ本だと今一つ理解...続きを読むPosted by ブクログ -
宇宙のことを知りたくて読んだ。難しい数式を使わずに殆ど言葉で説明されていたから、文系の自分でも理解出来て、凄く面白かった。絵を交えたり、文章も噛み砕いたものが多いから、子供でも読みやすいと思う。宇宙の本って、物理や数学の基礎知識がある前提で書かれている事が多いが、本書はそんなこと無く誰でも読める本で...続きを読むPosted by ブクログ
-
相対性理論とは何だろうか。誰もが一度は聞いたことがある偉大な発見だが、その内容を知る人は多くはないのではないのだろうか。本書は、文系理系問わず、相対性理論について分かりやすく説明してくれる。数式はほとんど無く、現象を概念的に説明してくれる。
相対性理論とは、光速度が一定であることにより、時間の...続きを読むPosted by ブクログ -
「量子論」について書かれた本。議論の争点になった箇所は、そのいきさつまで書いてあったりして面白い。
「量子論」の開拓者であるボーアやファインマンですら、量子論を『完全に理解している人はいない』と語っているので、気負わずに読むことができる。
量子論の発端は、光が粒か、波かを追求することで生まれた...続きを読むPosted by ブクログ -
電車の例えがわかりやすかった。
光の速さが常に一定という仮説から、時間と空間を使い電車の中から見た場合と、電車の外から見た場合とで、時間が相対的(立場によって違う)という話。
光の速さに近い速度で移動すると、空間も縮むという思考実験も面白い。ほんとに宇宙に行ける時代になったら、浦島太郎現象は起こるの...続きを読むPosted by ブクログ -
相対性理論の入門本。ニュートン力学で説明できない光の速度を相対性理論を通じて分かりやすく解説してくれ、かなり知識が拓けた感じがある。アインシュタインの生涯もなかなか波瀾万丈で面白かった。一般相対性理論の公式は複雑すぎて理解できないが、特殊相対性理論の公式はとても美しくて、数値を当てはめた時に抑揚感が...続きを読むPosted by ブクログ
-
図解もあり、宇宙について分かりやすく知ることが出来た。
2021年に民間人初の宇宙旅行も達成されてこれからさらに宇宙が身近な存在になっていくのかなと感じている。
138億年前の宇宙誕生の謎、地球外生命体の存在の謎、未来の宇宙の行く末…etc 少しでも生きている内に解明されるといいな。。Posted by ブクログ -
量子コンピュータと、半導体不足が叫ばれる中、そろそろ量子論の触りだけでも知っとかないと、と思い手に取った。評価としては、非常に分かりやすかった。(私は力学系の研究者のたまごなので、素養はあるつもり。)分かりやすかったが、分からないことが増えた。僕が古典力学に苦闘している何十年も前から、こんなわけわか...続きを読むPosted by ブクログ
-
目から鱗の内容でした!相対性理論は今まで名前だけしか知りませんでしたが、世の中の見方が変わりました!感動です!Posted by ブクログ
-
宇宙を学ぶきっかけとして読んだ。非常に面白くて為になる話が満載。ただしタイトルの「子ども」は最低でも小学校高学年を指す単語なので、小さいお子様に読ませるのは注意。ふりがながないので大変苦労するはず。どちらかというと大人が夢中になる本。Posted by ブクログ
-
目に見える理解できること=常識、
ではないことの最もたる例
文系である自分でも相対性理論を理解しやすく解説してくれている
■時間、長さ、質量は絶対的なものではない。
-光速に近づくほど、時間は遅く、長さは縮み、
質量は重くなっていく
■光の速度は一定、秒速約30万km
-速度合成の法則が適用され...続きを読むPosted by ブクログ -
とても良かったです。
自分が中学生の時に出会いたかった。
といっても、中学生の頃の自分が読んでいたら、インフレーション理論を理解出来なかったと思いますが。
それでも、不思議だな、知りたい、という気持ちを当時から大切に出来たとはず。
ぜひ若い子に読んでもらいたいです。
「意志のあるところに道あり」
...続きを読むPosted by ブクログ -
相対性理論、量子論から、最新の宇宙論まで。新書1冊でここまでわかりやすく解説してくる本もなかなかないだろう。もちろん、詳細な説明は省略してあって、おおよその考え方を説明しているだけなのだが、説明のたとえが素人にわかりやすい。
2010年の作品なので、すでに11年が経過。その間、本書で期待を寄せていた...続きを読むPosted by ブクログ -
ビッグバンの話は母親であるわたしにも少し難しかったけど、息子5歳はそれ以外のところ(地動説が最初キリスト教に受け入れられなくて罰せられたり、昔から星や月を見てカレンダーみたいなものを作っていたりしたという話など)は一度読んだだけで概ね理解できた模様。幼児向けにしてはよく描けていると思います。Posted by ブクログ
-
良書!なんども読まないと理解できない、あるいは何度読んでも理解できないと思うけど、だんだん整理できてくる。量子論をとりまく科学者の挑戦にワクワクしながら読めた。Posted by ブクログ