佐藤勝彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前益田ミリさんの「夜空の下で」という宇宙に関連するコミックエッセイを大変面白く読んだことがある。
本作も益田さんの名前が入っていたので同様のコミックエッセイだと思って購入。
けれど益田さんの絵は巻頭の「138億年38億年の向こうへ」と題した20ページ程だけ。
あとは宇宙論研究者である著者佐藤勝彦さんの真面目な宇宙に関する宇宙論!
これが結構理解するのが難しい。
「14歳からの宇宙論」というタイトルから中学生程度の宇宙観で理解できるものと思っていたのに71歳の私が知らない現実と言葉だらけ。
そもそも私の考えている宇宙というものが本来のものと大変違うのだということに気がつくという程度にしか理解が及ばない。
著者曰く14歳という年齢が「目に見えず、直感が通用しない世界の存在に気づけるようになる年齢なのだそうだ。
宇宙を理解するにはまさにその気づきが必要なのだと。
であれば14歳をはるか昔に過ぎてしまった私には少々理解しにくかったのも仕方ないかもしれない。
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Posted by ブクログ
「量子」について、多くの一般人は考えたこともないだろう。文系人間の私も、物理学は高校以来触っていなかった。
本書は私のようなワカランチンにも分かるように、極力平易な言葉で量子論の研究と発展の歴史を書いたものである。
1920年代ごろから、北米や欧州の物理学者たちが研究と試行錯誤を重ねて、量子論は改善されてきた。それでも現在まだ完成形には至っていないのだそうだ。本書が書かれたのは24年ほど前だが、調べたところ新しい理論の発見には行ったっていないそう。
量子論の特徴は確率論であらわされる自然のあいまいさであり、アインシュタインの提唱した白黒はっきりとさせる相対性理論と矛盾する箇所があったため、長い間物理学者たちの間で仮説・実験・議論が交わされてきたという。
一生懸命に理解してついていこうとしたが、最後2割くらいのところで行き詰った。そこまで行かれただけで良しとしよう。
昔から世界にはとんでもないレベルの天才たちがいて、一般人がまったく考えないことを一生かけて研究しているのだなと改めて思った。革命的な発見があったとして、それがどう自分に関係するのかもイマイチ分からないが、そういう人たちのおかげで現在携帯電話やパソコンなどが使える恩恵を受けているようだ。
理系出身の人ならたやすく理解できると思う。そうでない人も読んで損はない。 -
Posted by ブクログ
①特殊相対性理論は『光速』が絶対であり、時間と空間は相対的な概念である。動いているものの時間は遅れる。また、空間も縮む。
②光速が秒速30万キロという基準をもとに次の法則も成り立つ。『ものが動くと質量(重さ)が大きくなる』アインシュタインの式によれば、1トンのものを光速の99.9 %まで加速させると、重さは22万トンにもなる。どんなものでも光速以上に動くことはできない。光は止まっている時の質量がゼロのため、それが実現できている。
③E=mc^2によると、1グラムの物質の中には90兆ジュールのエネルギーが含まれており、22万トンの水を瞬時に100度に沸騰させることができるエネルギー量である。1円玉6枚(6g)で東京ドーム全体の水を沸騰させることが出来る。
④一般相対性理論によると、物質が存在するところに重力が発生し、重力が働くと時間が遅れる。 -
Posted by ブクログ
はじめて宇宙に関する本を読みました。
「相対性理論」や「ブラックホール」等のどこかしらで聞いたことのあるような単語から、今まで全く聞いたこともないようや言葉までたくさん知ることができました。
今まで天文学に対して若干の興味はありましたが、
中々自分自身の中で、それらの本を読むことはハードルが高かったです。
全体的に一つ一つに分かりやすい説明や図が添付されてあって私的には分かりやすかったですが、後半のほうが頭が混乱する人もいるかもしれません笑う
この本を読んで宇宙に対してより一層興味が湧きました。まだまだ分からないことだらけかもしれませんが、だからこそ知りたい、知った時の喜びは大きいのかもしれませんね。
著者をはじめとした、日夜天文学を研究されてる全ての方に敬意を込めて感謝したい気持ちです! -
Posted by ブクログ
動いていると時間の進みが遅くなるらしい。
光の速さ(秒速30万キロ)になってやっと、
実感出来るレベルになるんだけれど
何億何兆分の1秒は、止まっている人よりも時間の進みが遅くなるんだって。
あのSFの世界って割と現実だったんだ、、
面白いなぁすげぇ、、、
私達人間が、この宇宙の中でなぜ自分という存在がここにいるんだろうと、ああだこうだ考えると、意識が遠のいてゆく。
改めて、
ほぼ1人で理論を打ち立てたアインシュタインの世紀の天才ぶりと
何億年何兆年、この世の、この宇宙の始まりやその果てまでをも垣間見ることが出来る人間の叡智の結晶。
科学は凄いと本当に思った。