【感想・ネタバレ】宇宙論入門 誕生から未来へのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年03月28日

インフレーション宇宙の生みの親である佐藤勝彦さんによるインフレーション宇宙を中心とした宇宙論の本。出版は15年前ですが、直近の観測事実は入ってないものの理論としてはそんなに古くなってないなと感じました。
インフレーション宇宙の、なぜインフレーションが始まったのかについて、今まで読んだ本だと今一つ理解...続きを読むできてなかったのですが、流石理論の生みの親が書いただけあって説明が明瞭に感じました。

0

Posted by ブクログ 2018年10月20日

現在の最新宇宙論の概要を教えくれる。難しい部分もあるが、今までビッグバン理論で決定だと思っていたのがインフレーション理論とかその他色々の宇宙モデルが出てきて面白かった。あと50億年後にには地球は赤色巨星と化した太陽に飲み込まれてしまうのだな。生命の営みは宇宙時間からみたらなんと些細なものか〜。でも、...続きを読むこの地球にしか生命はしないのかもしれない。

0

Posted by ブクログ 2010年03月26日

『宇宙論入門―誕生から未来へ』(佐藤勝彦、2008年、岩波新書)

宇宙のはじまり(ビッグバン)とそのひろがり(インフレーション)から、宇宙の未来(ビッグ・クランチ)までを解説した入門書。入門書とはいいながら、宇宙物理学の専門用語が飛び交うので宇宙物理学に精通していないと理解するのは難しいかもしれな...続きを読むい。

宇宙は現在137億歳であり、今後収縮に向かい、最終的には消滅するという。その過程が素人には難しいのであるが、わからないなりにも宇宙の深遠さやロマンが感じられると思う。

(2010年3月24日 大学生)

0

Posted by ブクログ 2014年11月15日

入門という割に難しいぞというのが印象。ですが、宇宙研究の最近の知見を知ることのできる本かな。インフレーションにより、地球がある宇宙とは別の宇宙があることが予言されていることが面白かった。関連して、相対性理論も勉強してみたいと思うけど、ついていけるかな。。。

0

Posted by ブクログ 2011年10月26日

入門の割には、私には難解な点が多かったです。しかし、イラストや写真も、多く内容は充実したものです。よい簡単な入門書を読んだあとに再度挑戦したい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月26日

[ 内容 ]
アインシュタイン以来約一〇〇年で、一三七億年という宇宙の歴史が明らかになってきた。
その研究史は逆転につぐ逆転の連続であり、現在は暗黒エネルギーの支配という深く謎めいた状況にある。
はたして謎は解けるのか?
日本の第一人者が理論と観測の最前線を展望し、宇宙と人類のはるかな未来を考察する...続きを読む

[ 目次 ]
プロローグ ビッグクランチからの脱出
第1章 宇宙論の始まり
第2章 素粒子と宇宙―インフレーションという鍵
第3章 見えてきた宇宙の歴史
第4章 宇宙の未来
第5章 マルチバースと生命

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0

Posted by ブクログ 2011年01月17日

日本の宇宙論研究者では最も有名な一人、佐藤勝彦氏が新書の形式で宇宙論の最先端を説明した本。「入門」であるが、前提知識としてそれなりの物理学、特に量子論や素粒子の知識を要求する。ただ、それがなくても一通りのイメージがつかめる構成になっているところが、やはり優れた学者の腕であろうか。背景知識をつけてから...続きを読む読むとまた変わって見える。読むたびに理解が深まっていくという点において、宇宙論の入門書として十分である。

0

Posted by ブクログ 2010年12月02日

最近量子力学等の本を読むようになって、やっとウロボロスの図がぼんやり分かるようになってきた。宇宙の始まりが解明されてきたり、ダークマターやダークエナジーの発見、力の進化等の研究が進んでいる。ただ単純に見果てぬ空間や想像を絶するような時間の流れに思いを馳せられる研究者の方々にただただ畏敬の念をいただく...続きを読むばかりです。

0

Posted by ブクログ 2018年09月13日

宇宙はビックバンで始まって今も膨張し続けている。
この本を読む前のわたし…何とも大まかな宇宙創成に関する知識だったこと!
ブラックホールに中性子星、超新星爆発くらいの言葉は知ってましたとも…
でも、でも…人間の理解ってこんなもので、本当のところ何もわかってないんじゃないの? って思ってた。
少し前、...続きを読む系外惑星の本を何冊か読んで、ほ~ようやく太陽系外に惑星が見つかったのか~ そんな程度か~ って思ってた。宇宙の謎なんてまだまだわからんことだらけだって…
ところが、わたしたちの宇宙が産まれて137億年、その後、ひとつの力が4つに分かれて…インフレーションが起こって…そういうことはあくまで少し科学的な想像のお話だと思っていたら、これはもうほぼ間違いのない事実だと仰る?
いや、まだダークマターもダークエネルギーも実態はわかんないんじゃ…ないの?
で、インフレーション理論の提唱者である作者が、宇宙創成はここまでわかっている! という事をたぶんわかりやすく簡単に解説してくれている本なんだと思う。
難しくないかと言えば、細かいところまでは理解できないところは多かったように思う。思うけど、読んで損はしないと思うというか、得るところが多い本だと思います。
 ほ~そんなことまでわかっちゃうんだ~って感じで読めば可。
 小説風プロローグがいただけないので、我慢して読み飛ばして可。
 マルチバースに関しては、昔風に言えば多重宇宙っぽいけど、因果関係のない世界から異世界人が現れることはなさそうってことで少し残念。

0

Posted by ブクログ 2016年08月04日

なかなか難しいし
入門って感じじゃないけど
宇宙論について詳しく知りたいなら読んで損ない本
いきなり読むにはきついのでおすすめ3

0

Posted by ブクログ 2018年10月20日

宇宙関連の入門書籍は何冊か読んできたが、どれも通して理解できた試しはなく総じて難しい。もちろん本書もその中の一冊。基本的な論点は宇宙の誕生。宇宙は如何にして無から生じたのか。詳細は分からないが概念はわかるビッグバン、ブラックホール、赤方偏移。ちょっとあやしくなってくる暗黒物質、暗黒エネルギー、宇宙背...続きを読む景放射。何度聞いても理解し難い弱い力と強い力、ボース粒子、フェルミ粒子。基本的に全ての学問は”五感"から始まっているはずだが、10のマイナス40乗秒後の世界など、もはやその痕跡すら見いだせない領域の深遠さにはため息しかでない。
しかし、何冊か読んできてようやっと学ばなければいけない領域は理解できた気はする。ニュートンの古典物理からアインシュタインの世界へのパラダイムシフト、量子論、熱力学、電磁気学あたりをやり直そう。ゴールを見てからの方が、道中楽しめる。先はまだまだ長い。

0

Posted by ブクログ 2012年06月10日

正直よく分かりませんでしたが、何か熱く語っていることだけは伝わってきた。
学者の本はこうでなくてはならない。
未知なる本を苦労して読むということは読書の重要なプロセスであって、分かる本だけ読むというのは為にならん(と自らに言い聞かせる)。
それにしてもこの本と比較すると村山さんの本は改めてすごいと感...続きを読むじる。

0

Posted by ブクログ 2012年09月17日

平易に噛み砕いた佐藤氏の著書を何作か読んだので、少しレベルが高そうな新書版に手を伸ばしてみましたが、名称は覚えてるけど現象は忘れている単語が頭に入ってこなかった。
平易な著書から続けて読んだ方が理解できそうです。
けれど、今まで宇宙について分かってきたこと。これから分かるであろうと予測されること。が...続きを読む分かりやすく書かれていて、宇宙論がどのように発展してきたのか知ることができてとても面白かった。

0

Posted by ブクログ 2010年09月23日

2008年には南部陽一郎氏がノーベル賞を。
「対称性の自発的破れの仕組みの発見」ということですから、真空の相転移という宇宙論はまさに時宜にあってるなぁ・・と思う。
しかし、宇宙の起源を知りたいと思っても、物質を形成する素粒子の理屈を多少知らないでは付いていけないのも事実。
まさに「ウロボロス」(蛇が...続きを読む自分の尻尾を飲み込もうとしている絵)そのもの。
この新書はさらに、未来の宇宙にも言及している。
この宇宙にいる知的動物が人類だけだとしたら、我々の身体そのものを加工することによって、宇宙の色々な場所に生息するかもしれない・・・、と考えるのはおもしろい。
メタンガスで生きることができる遺伝子操作を・・・・なんてのはどうだろう。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

無理。

これは無理。

考えることは大事だし、きっと宇宙に未来はあるけど。

これは無理。

マクロの宇宙と、ミクロの宇宙。

地球という内部の点から、全体を理解することは果たして可能なのだろうか?

ちょっと考えさせられた。

0

Posted by ブクログ 2009年10月04日

入門といいつつ、文系の頭では、もはやついて行けないレベル。
何度も繰り返し読めば理解できるのだろうか?そうとも思えない。

「私たちの宇宙は、10次元、もしくは11次元時空に浮かぶ膜の世界である」といわれても…そりゃイメージがわかない。

おもしろいけど、どうしてもついて行けないから、判定不能という...続きを読むことで3つ星。
それでも神秘の魅力にはかなわない。

0

「学術・語学」ランキング