橋本治のレビュー一覧
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とても面白い!
今まで分からなかったところが良く分かる!
ただ、
最後まで読んでも別にためにはならない!!
でも最高に面白いです。Posted by ブクログ -
橋本さんが宗教について語っています。
自分も自己啓発本という名の宗教に嵌っているかもしれないので
それを客観的に自己分析するための道具として読んでいます。
宗教は自分で頭を使う事が出来ない人のお守りみたいな、
また自分で色んなこと考えるために宗教に入るという文章には
なるほどな〜と思いました。...続きを読むPosted by ブクログ -
橋本治氏の考える力、構成力に舌を巻く一冊。
十代前半向けとして書いたというが、敬語に納得できない経験のある人ならだれにでも面白く読めるはず。
とくに十五章「日本語には豊かな表現がある」、十七章「やっぱり敬語が必要なわけ」、十八章「大昔の中国人は丁寧という楽器をボワーンと鳴らした」は本当に面白いです。Posted by ブクログ -
自慢してるんだか謙遜してるんだかわからない口調が好感度が高い。
延々と同じことを書いてるし、愚痴愚痴愚痴愚痴という感じなのだが、書いてることにはハッとさせられる。
大変面白く読めて、新しい視点が持てるいい本。Posted by ブクログ -
橋本治さんの書かれる文章はちょっとわかりにくい…という声も聞こえてきますが、とにかく最後まで読んでみて欲しいと思います。
私には、共感できる部分が多くて、特に、愛情というのは、人の中に育つものをじっと待ってあげること…という部分とか、自分の中に幸福感がちゃんとあって、それが欠けた状態があって、自分が...続きを読むPosted by ブクログ -
この本と、「科学的」って何だ!を
同じ値段で売るちくまってわからないと思ってしまう。
科学的がひどいんですよ、もちろん。
橋本治のいつもの調子の話です。
簡単にいうと、美しいを実感して生きようね。
楽しく生きたものが、幸せですよ。もちろん。Posted by ブクログ -
【2008/01/04】
現代経済の現状認識を行うきわめて"マトモ"な本。”当たり前”を疑い、考察してハッとする認識を導き出す。坂口安吾のようだというのが率直な感想。ただし彼のようにビシッと突くことはせずに、巧みな文章でかき回す。
勝ち組、負け組の二項分類という1つの価値観に凝り固まった社会には...続きを読むPosted by ブクログ -
三度読み返して、そのたびにやるせなくなる評論です。著者は三島作品を深く読みこむことで三島由紀夫特有のロジックを把握し、そこから、「なぜ『三島由紀夫』は死んだか?」「『三島由紀夫』とはなぜそうしなければならない人物だったか?」という問いに答えを与えていきます。その過程は面白く、読み応えがあります。しか...続きを読むPosted by ブクログ
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「すごい」の一言。筆者の三島作品に対する思い入れと愛を感じたのは私だけでしょうか?ここまで深く作品を洞察して三島由紀夫の表現したかったことを詳細に読み取る(あくまで橋本氏の見解であり、真実かどうかはわかりませんが)ことができたのは橋本氏の中に、三島由紀夫に共感できる本質があったから、ではないかとまで...続きを読むPosted by ブクログ
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なにぶんここまで分厚い評論を読んだことがなかったのでだいぶ時間を掛けた。が、それ相応に得たものは大きい。自分はあまり賢くないので三島の言いたいことをすべて曖昧模糊にとっていたが、筆者のおかげで的確な言葉を与えられ、三島文学における理解がさらに深まった。Posted by ブクログ
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私もよくジャケ買いをしますが、この買い方って多いと思うんです。それを考えると、この著者がどれだけ捻くれているか、よくわかりました。宗教なんかこわくない!Posted by ブクログ
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読んでいて自分は理解できているのか、わかって読んでいるのか、文字の羅列を追っているだけじゃないかと不安になった。途中で(芸能知識的に)わからない例が出てきてわかならいと思う部分があるなら他はわかってるのか、よかった。と思った。要するに、「知っているか知らないか」「知らないと判断できない」と言うところ...続きを読むPosted by ブクログ