長野まゆみのレビュー一覧

  • 新世界〈3rd〉

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    で、シュイはソレンセンが好きなんですか?…と率直に聞きたい。好き…というか少なくとも惹かれてはいるんだよね?歪んでるかもしれないけど。シュイ…1stの時はけっこうクールな兄さんだと思ってたのに、なんか大変だなぁ…。

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    2009年10月04日
  • 天球儀文庫

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    アビと宵里の二人の少年の日常のやり取りという、作者が得意なパターン。
    夜の映画会の雰囲気が素敵。
    女とは違って、男の友情は表面はサバサバしていても実は熱いもの、というのを期待してしまうところがある。

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    2009年10月07日
  • 天然理科少年

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    放浪癖のある父に連れられて引越しを繰り返す岬は、転校先の学校で不思議な少年に出会う――。物語全体を包むファンタジー的なこの雰囲気が好き。淡々としてて透明なのに冷たくない。タイトルと内容がうまくリンクしていない気もするけど。

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    2009年10月07日
  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    そうしているうちに、少年は慣れたようすで桟に絡ませていた足を外し、強く蹴って宙に飛び出した。勢いで鉄塔も大きく揺れる。
    「銅貨、」
    水蓮が声をかけ、銅貨も彼のあとを追うように宙へ躍り出た。(P.147)

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    2010年06月02日
  • 銀木犀

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    少年燈水(ひすい)が見つけた自分一人の隠れ家は銀木犀の枝が作った小さな空間だった。夜な夜なそこで眠る燈水。しかし少年を包む銀木犀の枝は……
    少しホラーを織り交ぜた、不思議な短編ストーリー。

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    2009年10月04日
  • 魚たちの離宮

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    例え晴れた日曜の昼間に読んでも、物語の淀んだ雰囲気にどっぷり浸かってしまう。
    この作者の独特な世界観はすごい。

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    2009年10月04日
  • 千年王子

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    SFと古代王朝が融合した不思議な世界。境界線の曖昧さに翻弄させられます。。。ちゃんと読まないと誰が誰でどうなってるのかさえ分からないんですがwでもでも、装丁の凝り具合は流石ですvv長野さんだ!としか言いようのない一冊でした(笑

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    2009年10月04日
  • 時の旅人

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    日付変更線を超えて……ぼくたちは出会う
    長野まゆみが贈る時空活劇的浪漫。タイムスリップが軸となった短編集。

    「リュウグウノツカイ」
    雰囲気が一番好きです。
    唐突な終わりが長野まゆみらしい。 細かく描かれていないからこそ別れの切なさが募る気がした。

    「タマテバコ」
     楽しく読める1編でした。
     どんどん混乱していってどんどん謎が解けるような
     展開が気持ち良かった。
    「トコシエノタビ」
     ハラハラした1編でした。
    気に入らないと思ってたアカツキをだんだん好きになっちゃう リクが微笑ましかったです。

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    2009年10月04日
  • 学校ともだち

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    学級日誌形式がおもしろくもあり、もどかしくもある小説。(笑)
    文章の書き方にもちゃんと個性が出ていてホントに少年たちが書いたような臨場感があります。
    「終わりゆく世界」という言葉から連想するような暗さは全くなく、みんな生き生きしてる。
    未来の話なのになんとなく懐かしさを感じる。

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    2009年10月04日
  • 夏至南風

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    一番最初に読んだ長野まゆみの本。強烈だったっていうか…うぉぉぉぉって思った。

    ストーリーはわけわからない。

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    2017年02月12日
  • 宇宙百貨活劇 ペンシルロケット・オペラ

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    双子の話がとっても可愛い本。きらきらしてて不思議がいっぱいで。とっても大好きだったので、引きこもりの子の相手してたときに貸してあげた。のに。すぐにその子の担当から外れることになって結局返ってこなくなった本。

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    2009年10月04日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    登場人物の9.5割男ばっかりだけど、
    全く下品さもなく逆に綺麗さすら感じる。
    読み手が想像力豊かなほど、愉しめるんじゃないでしょうか。
    現実では全く触れることの出来ないこの世界を、一度は傍観してみたいものです。

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    2009年10月04日
  • 碧空(凜一シリーズ)

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    『白昼堂々』シリーズ2冊目。新キャラとの三角関係にドキドキしながら読み終えました。長野さんのお話は、情景描写がキレイで好きです。3冊目も楽しみ♪

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    2009年10月04日
  • 螺子式少年

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    行方不明の野茨を探して、百合彦と葡萄丸は「仔犬座サーカス団」を訪ねた。そこには野茨そっくりの少年はいたが…。近未来世界を舞台に、“ほんとうの存在とは何か”を求めてくり広げられる、傑作サスペンス・ファンタジー。

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    2009年10月07日
  • 宇宙百貨活劇 ペンシルロケット・オペラ

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    ミケシュとロビンは双子、ふたりのどちらが兄で弟か、パパとママにも決められない…。美しく移り行く季節の中で、ふたりの少年が楽しく過ごす夢の世界を描いた表題作のほか、著者自家製ことば辞典「ことばのブリキ缶」を併録。

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    2009年10月07日
  • 天球儀文庫

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    ケンタウリ・プロキシマ。“星の名前”を教えてくれた宵里という名の少年は、
    いつもアビを魅了してやまない。ソォダ水のはじける音、天使の枕、流星群
    の観測…秋の新学期から、翌年の夏期休暇まで、二人が過ごした一年
    足らずの日々を描く。幻の初期作品四冊が、今一冊になって甦る。

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    2009年10月07日
  • 雨更紗

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    その少年の肌は、あの碗の青貝のようで妙に照るんです…雨夜に哉を抱いたのは幽霊か?美しい教師に愛された少年は本当は誰なのか?雨にけむる生と死のあわいで揺れ動く魂の交流を描き絶賛された珠玉作。
    綺麗で怪しい世界。現実と幻が一体化して謎は謎のままで…でもそれがこの世界の在りようなのかも…とか。

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    2009年10月04日
  • サマー・キャンプ

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     私が最初に読んだ長野さんの本。
    この本を読むきっかけは、
    私が好きな人がこの本を読んでいた。
    それを知ったときに買ってみた(笑)
     近未来が舞台になっている本です。
    最後がね、ものすごく切なかった

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    2009年10月04日
  • 綺羅星波止場

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    大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。長野ワールド、夢の傑作短篇集。 「なかなかの月夜だね。さあ、何をして遊ぼうか、」すると、ハニードーナツを好物にしている猫が、こう云うのだ
    「帽子屋へ行きなよ。」

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    2009年10月07日
  • 雪花草子

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    鬼が笑い、女狐が哄う怪異の夜々、少年たちのみだらな行為が淫靡に光る大人たちのための残酷おとぎ草子。官能と霊気渦まく幽玄の都に誘う三篇、「白薇童子」「鬼茨」「蛍火夜話」を収録

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    2009年10月07日