Posted by ブクログ
2009年10月04日
家族の愛というよりは、性別のお話。
生殖器、性表現、ややこしい。なので染色体でそれを判り易く。。。
あんまりなってねえ。
面白いのだけれど、「面白い」のであって、悲しみや孤独、それらを鬼気迫るものに感じれない。
そこでとてもそれを体現できる痛みの只中にいるのがルビではないかと思われる。
だけど、そこ...続きを読むまで深くは描かれない。
主人公は傲慢すぎ、云ったことが裏目に出ては後悔しやりこめられてばかり。
「なに・・・・すン・・・だよ」て、何回云うんすかww
でも、そんな彼が思い返せば自ら「なにすんだよ」的なことを行い、自ら思うようにやりこめたのは少年版ルビだけだった。
そんなことを思い返させ、ほっこりさせられるラストシーン。
結局はヒワ子のもとで暮らした日々が「サマーキャンプ」であり、辰の家にもどるのか。
辰にとっては温はかけがえのない存在で、温は少年ルビに惚れる。
ん〜。ここでは性別が重要なのに、「女」の描かれ方があまりにひどい気がする。
ABITAS-C1(アビタスシィワン)
この語呂すきww