長野まゆみのレビュー一覧

  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    初めて読んだ長野作品。
    文章が結構かたくて、情景もイメージしにくかったけど、とにかく全体的に神聖で綺麗な感じがしたなあ。
    ただ、主題がわからなかった…わたしには…もう一回読めばもう少し理解できるかな。

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    2011年05月22日
  • となりの姉妹

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    この人らしいとか思う。
    でも耽美路線ではないので、人によってはこの人らしくないとも感じるかも?

    セリフ回しが地の文と区切りなく進むのだけれども、違和感もなく。
    全般不思議系なストーリーが続く。

    若干退屈でもあるけど、のんびりと読むのにはいいかもしれない。

    しりとりで続く失せモノさがしと人々の縁の話と言っては要約が過ぎるか。

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    2011年05月20日
  • お菓子手帖

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    この本は、ぜんぶがすきとほったお菓子でできた、あまくてなつかしいお話です。ことばの菓子司が贈る自伝風極上スイーツ小説。

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    2012年02月05日
  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第一弾とのこと。
    「天体議会」や「新学期」等の長野作品に馴染んでいたせいか、初めて読んだ時は脳ミソに衝撃が走りました(笑)。
    さらさらと硬質な筆致で描かれているのが余計に…どきどきさせられるというか…モジモジ
    でも結局、シリーズ完結まで読み終えられずにいます。肌に合わないんでしょうなぁ。

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    2011年05月12日
  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    当時はいわゆるボーイズのラブなど無縁、知りもしない世界だったので結構衝撃を受けたなあと。
    描かれているものが綺麗なので余計にすごくいけないものを読んでいる気がした。初長野作品にしてすべての始まりです。

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    2011年04月26日
  • お菓子手帖

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    自伝的小説、と帯には書かれているが、これはエッセイと自伝的小説の間のような物語だと思う。少年アリスを書いたときの話が出てくるのでそう思った。
    自分の成長と、世間で起こったこと、周りにあった駄菓子やケーキなどのことを並べて書いているだけの本。だがその描写が細かく、これこれだったからこのお菓子が好きだった、これこれだから嫌いだったということが書き込まれていて感心したり、共感したりできた。

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    2011年03月30日
  • 千年王子

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    思った以上にeroでございました…。
    世界観は好きな感じだけど。
    近未来の学校と古代の王族の悲しい話が交錯する。
    しかしero…

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    2011年05月14日
  • 超少年

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    SFちっくなBLかな?雰囲気を楽しめる人向けです。いろいろあいまい。
    私は兄に萌えました~兄弟イイネ!

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    2011年03月13日
  • 魚たちの離宮

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    少年達は、その盆を過ごす。

    少年3人、というのは何かキーワードなのか…。
    綺麗すぎて、ぼうっとする感じ。夏に読みたいですね。

    「夏宿くん、きみの鯉は元気ですか」

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    2011年03月03日
  • あめふらし

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    この世界観を理解するにはあと3回くらい読まないと難しいかもと感じた。後半からグングン引き込まれました。BL要素は・・ある

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    2011年02月14日
  • 夜啼く鳥は夢を見た

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    祖母の家で過ごす夏。そこには美しい従兄がいる。

    夏の綺麗さや、沼の深さ、少年たちの真理描写がきれいだった。
    なるほど、これは10代で読むと衝撃的かもしれない。

    るりるりるり。

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    2011年02月12日
  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    なぜか読み終わってちょっと経ってからものすごく題名がしっくりきた。
    凛一くんの性格がいまだ私のなかで掴めていないのだけど、彼らの行く先が知りたいので、続きが気になる。

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    2011年01月24日
  • 夏至南風

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    100%ジュースみたい
    濃度が高すぎて喉に苦いみたいな

    父親もホテルの客も街の人間も皆最低で低俗
    しかしながら美しい描写
    性描写ではあるのに
    それらしさがないのは主人公があまりの淡白だからだろうな

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    2010年12月06日
  • 魚たちの離宮

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    最後まで読まないと何がなんだか・・・・

    妖艶で不思議
    それで少し悲しい
    「カンパネルラ」といいこういう話が増えてるけど登場人物が幸せになれない話苦手だ;

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    2010年12月06日
  • 鳩の栖

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    短編集
    これがテストに出たときはびびった

    気に入った話とそうじゃない話があるけど
    ちょっといつもの長野さんぽくない話がちらほら
    重度の中耳炎で苦しみながら読んだせいかしら

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    2019年01月16日
  • 少年アリス

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    話の展開がちょっと捉えにくいからビギナーさんにはオススメしませんが、耽美系好きな人にはたまらないと思います
    長野まゆみさんはBL小説家みたいに思ってる人もいるけど
    これはそういうのはあんまりないかな
    まぁデビュー作だから他の作品に比べたら幾分か初々しい感じ・・・あんまりしないか
    美しい色彩感覚
    句読点にまで感情が篭ってるような叙情
    しかしどれもこれも淡白で使っている漢字から
    ああ、宮沢賢治ファンだな、と伝わってきます

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    2019年01月16日
  • 雪花草子

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    鬼が笑い、女狐が哄う怪異の夜々、少年たちのみだらな行為が淫靡に光る大人たちのための残酷おとぎ草子。官能と霊気渦まく幽玄の都に誘う三篇。

    収録作品
    「白薇童子」「鬼茨」「蛍火夜話」

    タイトルと文章の雰囲気がここまでマッチしている本は珍しいんじゃないだろうか。

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    2012年02月05日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    完結。個人的には千尋さんがあまり出なくて残念だった。正午の声はたつひさイメージでした。根が素直で、いたずらもするんだけど憎めない子。千尋さん、省子、正午、千迅、凛一は好き。有沢と氷川は実はあまり好きにはなれなかったかなー。思ったり思われなかったり、だけじゃない。思いが強すぎたり、表現を間違ったりすることでも崩れてしまうことだってある。

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    2011年07月15日
  • 碧空(凜一シリーズ)

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    有沢はなんだかかっこよくて、ずるい。私にしてみるとこういうかっこいい男は苦手です(笑)惹かれる気持ちはわからなくないけど。千尋さんが結婚してしまって寂しかった。閉鎖的とも言える人間関係、そして由緒ある家だからこその不自由。そういうのがせつなさを際立たせてる。諦めとか、習わしとか、相手の性格を知っていることとか。この巻くらいから好きな登場人物がはっきりわかれてきたかな。千尋さんと省子は前巻より好きになった。

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    2011年07月15日
  • 白昼堂々(凜一シリーズ)

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    バイトの後輩ちゃんから借りた凛一シリーズ第一作目。もう日本語オタクとしてはこういう文章堪らないわけです。やたら好きーってわけじゃないけど綺麗だし、設定とか要素の選び方が過度でも足りなくもなくて上手いなあ。ちっともそういう方面に明るくないですが、凛一が茶道ではなく華道っていうのがとても好き。

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    2011年07月15日