長野まゆみのレビュー一覧

  • 学校ともだち

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    しっかり者のノッブ、ノッブの親友であるトィ、少し幼いチロ、口より先に手が出るタイプのノンノン、彼と犬猿の仲である学級委員のチハヤ。彼らが担任であるオヅ先生に、学級日誌を通じてクラスや自身たちのことを伝えていく。移り変わる四季とともに、彼らの関係や心も変化し、成長を遂げていく。

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    登場人物たちが日記形式で綴った文章がそのまま本文になっているというのは大変面白いと思った。長野作品に登場するキャラクターの特徴をおさえた5人と、環境破壊の進んだ、近未来の世界観。長野ワールドは健在である。

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    2010年05月20日
  • 碧空(凜一シリーズ)

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    帯の下に校舎が隠れてたんだ!?
    表紙の話。
    ツンデレな有沢がなんかちょっと不憫な感じでした。
    そして、世の中、こんな確率でほもがいるのだろうか?
    ここ、ほもな家系なんだよね?
    しかし、長野作品の女性というのは非常にお友達になりたくないタイプな感じで…これではほもに走っても仕方ないかなと。
    女って面倒くさいよ、ハァ。

    そして、時代的に携帯電話というものが存在しない世界。
    それゆえのすれ違いや行き違いも、またノスタルジックで情緒あり、良い物だと思います。
    もちろん、携帯を否定しているわけではありませんが。

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    2010年05月14日
  • カンパネルラ

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    賢治先生→カンパネルラときたので、次は銀木犀を勿論読むでしょう。偶然だけど素晴らしい順番で読めて幸せ。

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    2010年05月11日
  • 三日月少年の秘密

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    長野氏の作品の雰囲気が好きです。
    いうなれば冬の日の暖かい電車の中。
    ぐるぐる巻きにしたマフラーのちょっと窮屈な柔らかさ。
    家の物置からみつけた古ぼけたアクセサリーや、色あせたオーバー。
    読んでいるといつも小さい頃のことを思い出します。
    多分、私の年少期は長野氏の作品に描いてあったような、
    きらきらしたもの達に彩られては居なかっただろうけど。

    相変わらず長野氏の少年と、その衣装が好きです。

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    2010年04月26日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    正午のやつめ。
    最初は好きの部類に入っていたが、イヤミな奴だ。
    それも凛一が好きだから、そうなってしまったのだけれど。

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    2010年04月24日
  • ことばのブリキ罐

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    挿絵も長野さんが描かれているのですのね。46ページの挿絵が良い。絵本の感覚で読めます(と言うか、読んでしまいました。)

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    2011年07月16日
  • あめふらし

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    読んでるうちに辺りが、じっとり蒸し暑くなるような、長野まゆみ作品は、情景描写が仔細。
    文章にひきつけられるうちに読み終わっていました。この世界観に浸っていたいな~なんて思っているうちに幕引き、後切れも良かった。
    なーんか、似た雰囲気のお話あったような、と思ったてたら、解説が。「よろづ春夏冬中」の雨師を元としてたんですね!そういえば~(←忘れていました)この流れで読み返すかなー。

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    2010年03月17日
  • お菓子手帖

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    長野さんの作品は小説4・5冊しか読んだこと無いけれど、
    清んでいて「生きている」臭いが漂わない美しさ、
    硝子や人形といった人工物を連想してしまう文章を書くイメージ。
    壊れる時も"メキッ"とか"バキッ"じゃなくて、
    ぱりん、と軽みのある音を立てそう。

    そんな印象が薄められた本作。
    人間味のある"食"にまつわる内容で
    しかもエッセイ調だからかもしれない。

    だけど、自叙伝なのか小説なのか線引きが曖昧で
    ノスタルジックな駄菓子が対象ですら洒落た印象を受ける
    描写とエピソードは可憐な雰囲気。

    彼女の生活の中で創作活動の比重が重みを持つにつ

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    2011年07月20日
  • 三日月少年の秘密

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    改稿をし続ける、っていうスタイルには感心しました。それは解説を読んで思ったのですが。ただ内容自体は、うーん。表現と、かやっぱり好きになった当時のものとは違うので…変わったことを批判するとか嘆くとかそういうつもりはないけど、やっぱり10年前くらいの長野さんの文体が好きです。

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    2010年09月04日
  • 兄弟天気図

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    少し前の日本での小さい世界がうまく書かれているのだと思う。’96年に書き始められた「忘れらてしまう恐れ」のあるものたち、10年ちょっとたった今、やはりというか消え去っているものも多い気がする。個人的には同本に入っている他の短編がユニークで好き。

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    2010年01月19日
  • あめふらし

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    理解できない世界でした。10回ぐらい読んだら、もしかして理解できるのかもしれないけど、理解できなくてもいいや。

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    2011年05月15日
  • サマー・キャンプ

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    ちょっと難しい内容でした
    最期にタイトルの意味を知ったときやられた!と思いました
    辰の駄目な大人っぷりと温のかっこよさ(?)のバランスがいいです

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    2009年12月30日
  • 夏至祭

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    ・ほのぼの
    ・若干ファンタジー
    ・受け継がれる羅針盤
    ・相変わらず名前が面白い
    ・黒蜜糖は本当に甘党過ぎる
    ・あの二人はあれで仲良しだからいい
    ・結局祭がなんだったのか
    ・『彼ら』のお祭りなのか??

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    2009年12月16日
  • 三日月少年漂流記

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    ・水蓮かっこいい
    ・銅貨可愛い
    ・熊のぬいぐるみ…だと…!?
    ・学校さぼっておデート
    ・一貫して淡泊で平坦
    ・しかしそこが不思議な魅力になっている
    ・物語に明確な落ちがなくとも許されるパターン

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    2009年12月12日
  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    はるか昔に読んだ本。キラキラレトロ砂糖菓子みたいなイメージが残っている。この作者さんの世界観や文章は人を選ぶと思う。あの頃はピンとこなかったけど今読んだらどうだろう。

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    2009年12月09日
  • 改造版 少年アリス

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    アリスと蜜蜂が忘れ物をとりに夜の学校へ行く。
    そこでアリスは、孵化しなかった鳥たちの授業へ出ることになる。

    少年+アリスのタイトルの浮遊感は、小説の中にも現れている。原点にあたる作品だと実感できた。
    細工たまごというのが印象的。

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    2013年12月28日
  • 千年王子

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    この本が発売された頃、長野さんのサイン会があった。もちろん行った。
    今でもサイン本は本棚にある。さすがに売れないぜ。

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    2009年10月14日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第四弾。
    ほんとうに想像をかき立てるのがうまいなと改めて思いました。
    さらりとした、そして情緒たっぷりの描写で読む者の心をしっかりとらえて、小説の世界へ連れて行かされてしまう。だからこそ、かなりすごい内容にもかかわらず、けっして下品になどならず、むしろ静謐で、ただただ耽美な世界が限りなく広がっていくんでしょうね。
    母親からのプレゼントのエピソードに泣けました。

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    2009年11月12日
  • 彼等(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第三弾。
    今までの2作よりも、凛一の恋心満載で切なさ一杯の作品です。今までの中で1番熱い気がします。
    凛一の氷川に対する思いの激しさがバシバシ出てます。
    でも、読み終わって残るのは、とても切ない気持ち。少年と言う、一時しかない時間の刹那さと言うのが、引き止められない時間の貴重さを体現している気がします。

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    2009年11月12日
  • 碧空(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第二弾。
    主人公の凛一が大人びた性格を負わされているからか、このシリーズはひっそりとした静けさが漂っていて、和の佇まいというか、日本独特の耽美性が美しいですそれが時折見せる凛一の激しさを印象的に残してる気がします。その対比も読んでいて気持ちが良いです。
    有沢先輩や従弟の正午など出番が増え、話の展開も面白いのですが、こんな一族実際にいたら結構イヤかも?と思えたりもします。

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    2009年11月12日