長野まゆみのレビュー一覧

  • 三日月少年の秘密

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    改稿をし続ける、っていうスタイルには感心しました。それは解説を読んで思ったのですが。ただ内容自体は、うーん。表現と、かやっぱり好きになった当時のものとは違うので…変わったことを批判するとか嘆くとかそういうつもりはないけど、やっぱり10年前くらいの長野さんの文体が好きです。

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    2010年09月04日
  • 兄弟天気図

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    少し前の日本での小さい世界がうまく書かれているのだと思う。’96年に書き始められた「忘れらてしまう恐れ」のあるものたち、10年ちょっとたった今、やはりというか消え去っているものも多い気がする。個人的には同本に入っている他の短編がユニークで好き。

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    2010年01月19日
  • あめふらし

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    理解できない世界でした。10回ぐらい読んだら、もしかして理解できるのかもしれないけど、理解できなくてもいいや。

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    2011年05月15日
  • サマー・キャンプ

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    ちょっと難しい内容でした
    最期にタイトルの意味を知ったときやられた!と思いました
    辰の駄目な大人っぷりと温のかっこよさ(?)のバランスがいいです

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    2009年12月30日
  • 夏至祭

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    ・ほのぼの
    ・若干ファンタジー
    ・受け継がれる羅針盤
    ・相変わらず名前が面白い
    ・黒蜜糖は本当に甘党過ぎる
    ・あの二人はあれで仲良しだからいい
    ・結局祭がなんだったのか
    ・『彼ら』のお祭りなのか??

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    2009年12月16日
  • 三日月少年漂流記

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    ・水蓮かっこいい
    ・銅貨可愛い
    ・熊のぬいぐるみ…だと…!?
    ・学校さぼっておデート
    ・一貫して淡泊で平坦
    ・しかしそこが不思議な魅力になっている
    ・物語に明確な落ちがなくとも許されるパターン

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    2009年12月12日
  • 天体議会 プラネット・ブルー

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    はるか昔に読んだ本。キラキラレトロ砂糖菓子みたいなイメージが残っている。この作者さんの世界観や文章は人を選ぶと思う。あの頃はピンとこなかったけど今読んだらどうだろう。

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    2009年12月09日
  • 改造版 少年アリス

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    アリスと蜜蜂が忘れ物をとりに夜の学校へ行く。
    そこでアリスは、孵化しなかった鳥たちの授業へ出ることになる。

    少年+アリスのタイトルの浮遊感は、小説の中にも現れている。原点にあたる作品だと実感できた。
    細工たまごというのが印象的。

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    2013年12月28日
  • 千年王子

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    この本が発売された頃、長野さんのサイン会があった。もちろん行った。
    今でもサイン本は本棚にある。さすがに売れないぜ。

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    2009年10月14日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第四弾。
    ほんとうに想像をかき立てるのがうまいなと改めて思いました。
    さらりとした、そして情緒たっぷりの描写で読む者の心をしっかりとらえて、小説の世界へ連れて行かされてしまう。だからこそ、かなりすごい内容にもかかわらず、けっして下品になどならず、むしろ静謐で、ただただ耽美な世界が限りなく広がっていくんでしょうね。
    母親からのプレゼントのエピソードに泣けました。

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    2009年11月12日
  • 彼等(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第三弾。
    今までの2作よりも、凛一の恋心満載で切なさ一杯の作品です。今までの中で1番熱い気がします。
    凛一の氷川に対する思いの激しさがバシバシ出てます。
    でも、読み終わって残るのは、とても切ない気持ち。少年と言う、一時しかない時間の刹那さと言うのが、引き止められない時間の貴重さを体現している気がします。

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    2009年11月12日
  • 碧空(凜一シリーズ)

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    凛一シリーズ第二弾。
    主人公の凛一が大人びた性格を負わされているからか、このシリーズはひっそりとした静けさが漂っていて、和の佇まいというか、日本独特の耽美性が美しいですそれが時折見せる凛一の激しさを印象的に残してる気がします。その対比も読んでいて気持ちが良いです。
    有沢先輩や従弟の正午など出番が増え、話の展開も面白いのですが、こんな一族実際にいたら結構イヤかも?と思えたりもします。

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    2009年11月12日
  • あめふらし

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    久しぶりに長野まゆみ作品を読む。以前読んだ作品と印象が違う気がするけど、個人的にはこういう作品の方が親しみやすくて好きです。とにかく蛇が沢山出てくるので蛇が苦手じゃない人、且つ、同性同士の恋愛に抵抗が無い人向け かもしれない。余談だけど母がハマった様子。

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    2009年10月04日
  • コドモノクニ

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    2009/
    2009/

    2009/7/26の課題図書です。一週間で読み終える。
    長野まゆみさんの本を読むのはこれが初めてです。

    小鳥の時間:
    子どもだっていろいろある:
    子どもは急に止まれない:

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    2009年10月07日
  • 新学期

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    話しはいいけど読後感が薄いかな…
    鳩の栖と同様思春期の揺れ動く心情は綺麗に描かれているが先が何となく読めてしまう。

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    2009年10月07日
  • 新学期

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    久しぶりに手に取った、長野まゆみの本。

    さすが長野まゆみって感じの世界観。

    青春ストーリーでけっこう読みやすいと思う。

    相変わらずのBL感はぬぐい去れないよなー

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    2009年10月04日
  • 若葉のころ(凜一シリーズ)

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    白昼堂々シリーズ最終巻。相変わらず人物同士の距離の取り方が神秘的です。あと最後まで主人公の考え方と出てくる人物たちのキレるタイミングがつかめなくて不意打ちされてばかりだった気が…

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    2009年10月04日
  • 時の旅人

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    長野まゆみ作品の中で3番目ぐらに、好きな本。
    時代を越えた物語と登場人物たちの交差が、
    何故か儚い人間の一生の延長線上を
    垣間見させてくれているようで、
    何故か、なぜか、そっと安心できる物語。

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    2009年10月04日
  • コドモノクニ

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    マボちゃんの日常をつづります。いつもとはちょっと違う雰囲気のお話。そういえば昔はこんなこと思ってたよなぁとか、そうそう、こういうものが好きだったとか思い出させてくれる。時代は違っても、共有できる子供のころのお話。

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    2009年10月04日
  • 改造版 少年アリス

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    退廃文学風の造りで,読んでいて怠くなりますし,少年少女のための索引(辞典)が付いていて余計に〜アリスは,兄から借りた鳥の本を取ってこいと云われた蜜蜂と一緒に夜の小学校に赴く。誰もいないはずの理科室で,妙な授業が展開されており,蜜蜂は愛犬の耳丸と逃げてしまい,石膏の卵を持っていたアリスは新入生と勘違いされて,天幕に輝く星と月を作り,針と糸で縫いつけて夜を明かし,戸棚の中にしまわれてしまう。先生は梟で,生徒は孵らなかった鳥の卵たちだった。記憶が曖昧になる中,蜜蜂から食べさせられた実は授業の中で食べてはいけない木の実だった〜1988年に「少年アリス」でデビューと書いてある。その後,泣かず飛ばずだった

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    2012年02月21日