三日月少年漂流記

三日月少年漂流記

418円 (税込)

2pt

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博物館に展示されていた三日月少年が消えた。充電式のニッカド電池で動く精巧な自動人形は、盗まれたのか?自ら逃亡したのか?三日月少年を探しに始発電車に乗り込んだ水蓮と銅貨の不思議な冒険を描く、幻の文庫オリジナル。

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三日月少年漂流記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    幻想的だった…
    ガラス細工のような美しい文章で
    きらきらした綺麗なものだけを集めた宝石箱のよう。
    知らない言葉が出てくる度、どんなものだろうと想像する時間が楽しかった。そして水蓮と銅貨。なんて素敵な名前だろう、と思った。この2人がかわいい。ただ世界観に心酔しました。いつかまた再読したい一冊

    0
    2023年11月29日

    Posted by ブクログ

    三日月少年漂流記なんてタイトルだから、一般的にいう、漂流記を物語にしてるのかと思いきや…。長野さんの話は、文体や言葉が綺麗で好き。文章から想像される世界観はレトロなようでもモダンな感じ。綺麗な世界。あくまで、個人の感想である。

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    「天体議会」読んだら久々読みたくなりました。こっちの方が「家族」の繋がりを感じる…ということは、「三日月~」から「天体議会」の間に、世界に何があった?と妙に勘繰ってしまったり。牛乳の香りのする少年たちが、「天体議会」では煙草の匂いになってしまうのね。「天体議会」を中心に考えると、その後も読んでみたか

    0
    2012年03月04日

    Posted by ブクログ

    自動人形の三日月少年を追う水蓮と銅貨の家出冒険ファンタジー。
    大好きな作品です。
    天体議会とは全く違う世界観のお話ですが、二人のやんちゃな所はそのままで読んでいてとてもわくわくしてしまいます。

    0
    2011年10月11日

    Posted by ブクログ

    少年たちと三日月少年の若さとかわいらしさ。
    そして出てくる街並みの美しさが印象的。
    雰囲気はヨーロッパ的で、でもどこか明治大正。

    0
    2011年02月20日

    Posted by ブクログ

    長野まゆみ作品の中でもこの系統の話が一番好き。
    色々なアイテムとか食べ物とかの名前が出てくるたびにどんなものかと想像する。

    0
    2010年07月22日

    Posted by ブクログ

    精巧な少年の人形、というレプリカキッドなどにも繋がる題材で、ファンタスティックに少年たちの冒険を描く。

    0
    2010年06月27日

    Posted by ブクログ

    水連と銅貨・・・私は水連派ですが、銅貨のノートを持ち歩く様も可愛らしい
    三日月少年がその後どうなったのか・・

    0
    2010年05月14日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ長野さんの本です。母親が所持(!)していて、面白そうだな〜と思ってタイトルに惹かれて読みました。第一印象は本当にビックリの一言というか。世界観がまず私がとても好きなものだったのでそこに引き込まれたというのと、やはり言葉のひとつひとつにすごく感銘を受けたというか。他の本や作家さんの言葉や文

    0
    2011年09月23日

    Posted by ブクログ

    天体議会と同じ登場人物…らしいけれど、天体議会をいまいち覚えていないのでわかりませんでした(…)でもこの話は好きです。長野さんの本では分かりやすい話だとおもう。

    0
    2009年10月04日

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