【感想・ネタバレ】若葉のころ(凜一シリーズ)のレビュー

あらすじ

京都の大学に進学し、二度目の春を迎えた凛一。氷川と逢える平穏で幸福な日々がようやく訪れたかに思えたが、三年ぶりに帰国した有沢が、再び凛一の心に波紋を広げていくのだった。そんなおり、大学フットボール部の主将として活躍する氷川に関する情報を外部に漏洩しているという疑いが凛一にかけられる。ふたりはこのまま逢うことができなくなるのか……。好評シリーズついに完結。

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Posted by ブクログ

凛一、氷川くんシリーズ最終巻。秘密の恋ってどれも切ないです。いろんな人の気持ちが、痛いです。でも、最後は少し救われました。いつまでも、この、本のなかにいたくて、全巻2度読みしてしまいました。

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2014年07月26日

Posted by ブクログ

4部作の完結編。

凛一は大学2年生になり、同じく京都の大学へ進学した、
ひとつ下の従弟、正午と暮らしている。

嬉しかったのは、有沢さんが再び登場したこと。
なんでこんなに、魅力的なんだろうこの人!狡いよ!

3作目の「彼等」で千迅さんが凛一に言ってたけど、
「なにがどういいのか。ただの男だろう、どうしてそう惚れるんだ」
って、ほんとだよ・・・。氷川さんも確かに素敵だけどさ・・・。
有沢さんのどこが不足なんだ、凛一~

でもたぶんそういうことじゃないんだろうな。
凛一はもともと無意識のうちに、自分を傷つける、酷い扱いをする人に寄っていくし、
避けようと思えば避けられたのに結果的に自分が傷つく選択をするところがあるな~
氷川さんは、将来的には女の人を選んで普通に結婚していく気がする。
それでも、氷川さんと一緒にいることを選んだ。

最後の凛一の台詞は、華道の家元を継ぐ者としては可笑しな台詞だけど
凛一の無邪気で可愛らしい一面が見られて嬉しかったし、良い終わり方だと思った。

人物、景色、時代背景、花や自然の描写などなど
全てがほんとうに綺麗な作品。何度でも大事に読み返したい。

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2012年12月07日

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ネタバレ

氷川さんしっかりしてよ!な最終巻
有沢が帰国
正午は相変わらずツンデレ
千迅や千尋はどうしたいのかわからないし
マネージャーとラグビー部腹立つ

個人的は有沢と幸せになってほしかったけど
体の欠陥が2人に共感を生んでると思うし
有沢の表層に対する執着も凛に関してだけは違うし
何より氷川みたいな中途半端な真似しないし
大体女と平気で付き合うくせに凛が他の男といるのは許せないって言うのが許せない
凛が幸せならそれでいいけどさぁ

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2010年12月06日

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凜一シリーズ、最終巻。
有沢さん、再びです。
でも、有沢さんが揺さぶろうとも、もどかしく縺れながら、凜一と氷川は結局、離れられない。
正午の言う通り、いい男はみんな、凜一が好きなんですよね。笑

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2010年11月02日

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でも若葉の緑もいい。見捨てたものぢゃない。
これでもう充分。
べつに満開の桜に感動しなくてもいい。

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2010年07月27日

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凛一シリーズ完結編。
京都の大学に進学した凛一の前に、またも有沢が現れ
凛一の心は乱れます。
更に氷川の彼女が凛一にちょっかい出す。
まさにドロドロ状態なんだけど、和の世界に乗っかって
切なさ全開なので、どっぷり嵌まれます。

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2010年04月25日

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うむ。読んだ。

うーん、うーん。これはハッピーエンドなのか? そうとは思えなかったのだが、これはこれでいいのか?

氷川さんの態度とかに、いらっとしちゃう。浮気と一緒じゃないの! 凛ちゃんも個人的になんだかなぁという態度だし、相性悪いんだよきっと、とか思ってた。

とりあえず完結しました。いろいろ不完全燃焼です。長野作品は短編のほうが好きかも。

これだけ書いておいてなんだが、もちろんオススメ作品なので、私のコメントで判断せずに読んでみてください。本当にきらいだったら、まず星はなしです。

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2010年02月19日

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凛一と氷川の繋がりそうで繋がらない恋。

ボーイズラブだが、綺麗な表現である為とても読みやすかった。
私的には正午と凛一の関係が好きだったり。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ああああああ!!!ラスト!!!さみしぃぃぃぃ(;ω;)
いやーっ
そして私てきに今までで一番、凛一と氷川の関係をやっと真剣に考え・・・・てみた・・・
とみせかけてくれたようなお話でした。
いつまでもその、押し寄せては引いてゆく波のような二人でいてください。
長野様の脳内には二人の行く末がなんとなしに決まっているそうです。
私はもちろんハッピーエンドはないと思うけど、いつまでも心で繋がっている、もしくは凛一が呪縛のように氷川を
絡めとり続けていてほしいものです。
いつかまたシリーズ読めますように。
復活を切に願います。

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2009年10月04日

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氷川×凛一シリーズの完結作!!
ようやくお互いの想いが近付き、穏やかで温かい日常に、3年ぶりに帰国した有沢がまた凛一を惑わせ波紋を広げていく。本当の気持ちにやっと気付いたはずが…。
淡くいじらしい不器用な恋の完結作。無音の世界で甘い気持ちになれます。

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2009年10月04日

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『白昼堂々』、『碧青』、『彼ら』の続編。というか、最終巻。
終わっちゃったー。もっと、氷川君と凛一がラブラブしている話が読みたい!!と思うのは、欲張りすぎ?
きっちりと収まっています。
でもね、あんなに苦しんだ凛一の為にも、もっと…(うるさい

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2010年04月20日

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凛一シリーズ第4弾。
一応はこれでおしまいなのですが、続きが出てもおかしくないです。
キレイにまとまっておしまい!なら気持ちはサッパリしただろうけど終わらせた感があったんだろうなぁ…と思うので、これはこれでよかったかな。

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2009年10月04日

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凛一シリーズ完結。氷川…これはハッピーエンドなのかどうか、自分にはわからない。やっぱり有沢がいいよ!!!

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2009年10月04日

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希望が見えて終わってよかった…!
2人はこれからどうなっていくかわからないけれど、とりあえず”今”を選んだんですね。
それにしても有沢くん好きだわ…。
凛一くんはもっと甘えたっていいと思うよ。自分をもっと大切にしていいよ。

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2015年11月21日

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続きが読みたいような、読みたくないような。

10代だからこその、危うさや脆さを、美しい情景と共に
留めたからこその作品ともいえる。

表層・像という言葉が多く登場するが、このシリーズ通して
主人公たちの表層だけが浮き彫りになっていて、
だからこそ、浮遊したような漂う空気感になっているのかもしれない

「満開の桜に感動しなくてもいい」と明言してしまう
凛一は、このまま家元を継ぐことはできるのかな。

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2012年05月21日

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割と時間かからずに全巻読めました。
まあ、退屈ではないですけど・・・
この人のお話は、目立った起伏が少ないような気もします。
ちょっと物足りないような・・・
漂ってる雰囲気はものすごく好きな場合が多いですが。

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2012年05月05日

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優しい物語だった。なんだかんだ言っても、千迅さんも有沢も、優しい。みんなが凛一のことを気にかけている。そして、氷川君も。そんなみんなの優しさに救われる。

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2011年04月17日

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絶対に、以前に読んだ事がある(笑)
この種の作品…BLモノと言うには長野作品は文芸的に過ぎるのだけれど、兄、弟という関係が結構重要な意味が帯びてくる気がする。
自分的にそのあたりが気になりすぎるだけなのかも知れないけれど。

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2010年05月21日

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いい終わり方だった
そして兄弟と―――な関係だったりと、個人的にぎゃ!(にやにや)なシーンもあって、うん。よかった(正直です

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2009年10月04日

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もう、逢うべきぢゃない・・・氷川への断てない思いを抱える凛一。
凛一と彼をめぐる人々の想いの行方は?
凛一と氷川シリーズ完結編。
長野さんのシリーズ作品の中で一番好きなシリーズなので、もう一度一気に読みたいです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

凛一シリーズ第4弾、完結編です。叶うはずもないと思い続けていた想いが目の前にある。
凛一の戸惑う気持ちも限りない歓喜もわかります。

「満開の桜に感動しなくてもいい」

満足する素敵なラストでした。

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2009年10月04日

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最後まで綺麗なお話。人間関係は最後までどろどろしてたのに不思議だなぁ。氷川に行きついたことが幸せかどうかは分からないけど、これでよかったなと思わされる。

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2009年10月07日

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完結作になります。
このお話には不思議な空気と香りが感じられます。とても綺麗な景色と音。
登場人物が殆ど男性で恋愛もその中でおこなわれます。でも違和感はありません、不思議と。
結末としては少し物足りない気もするので星一つ少なめ。

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2009年10月04日

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『白昼堂々』シリーズ最終巻。ストーリーはとても面白かったし、切なくてよかったです。でも、最後がなんだか、個人的には物足りなかったなぁ…うん。なので★は4つ。シリーズとても楽しませてもらいました。読んでよかったです。

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2009年10月04日

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長野作品ではこの凛一シリーズが一番好きです。長野まゆみを長野まゆみたらしめているあの独特の文体が、特に匂い立っている気がします。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

完結。個人的には千尋さんがあまり出なくて残念だった。正午の声はたつひさイメージでした。根が素直で、いたずらもするんだけど憎めない子。千尋さん、省子、正午、千迅、凛一は好き。有沢と氷川は実はあまり好きにはなれなかったかなー。思ったり思われなかったり、だけじゃない。思いが強すぎたり、表現を間違ったりすることでも崩れてしまうことだってある。

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2011年07月15日

Posted by ブクログ

正午のやつめ。
最初は好きの部類に入っていたが、イヤミな奴だ。
それも凛一が好きだから、そうなってしまったのだけれど。

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2010年04月24日

Posted by ブクログ

凛一シリーズ第四弾。
ほんとうに想像をかき立てるのがうまいなと改めて思いました。
さらりとした、そして情緒たっぷりの描写で読む者の心をしっかりとらえて、小説の世界へ連れて行かされてしまう。だからこそ、かなりすごい内容にもかかわらず、けっして下品になどならず、むしろ静謐で、ただただ耽美な世界が限りなく広がっていくんでしょうね。
母親からのプレゼントのエピソードに泣けました。

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2009年11月12日

Posted by ブクログ

白昼堂々シリーズ最終巻。相変わらず人物同士の距離の取り方が神秘的です。あと最後まで主人公の考え方と出てくる人物たちのキレるタイミングがつかめなくて不意打ちされてばかりだった気が…

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

登場人物の9.5割男ばっかりだけど、
全く下品さもなく逆に綺麗さすら感じる。
読み手が想像力豊かなほど、愉しめるんじゃないでしょうか。
現実では全く触れることの出来ないこの世界を、一度は傍観してみたいものです。

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2009年10月04日

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