長野まゆみのレビュー一覧

  • 改造版 少年アリス

    Posted by ブクログ

    装丁と挿絵がとにかく可愛い!!
    小説の不思議な世界観とよく合っている。

    「アリス」、「蜜蜂」、「耳丸」、「スカラ座」など、どの国の物語が分からないところが、空想の世界の雰囲気をより強くしていて、面白かった。
    あと、最後の終わり方がユーモアにもホラーにも感じられて、言いようのない気持ちになった。

    0
    2015年01月24日
  • 野川

    Posted by ブクログ

    「意識を変えろ。ルールが変わったんだ」
    両親の離婚により生活が一変した中二の夏。転校した先で出会った担任の言葉は『音和(おとわ)』の耳に重くひびいた。


    課題図書らしい。けど長野まゆみだ。例のジャンルではないだろうが、それでも感想を書くのは難しいんじゃないだろうかと心配になる。なんせ私はいつも悩むので。
    登場するのは思春期のシニカルな主人公(もちろん男)、人好きのする分別ある先輩、一風変わってはいるがセンスのある担任等々。長野ワールドとしてのメンツがそろっていてこちらとしては深読みをしたくなってしまうが、そこは課題図書、少年の成長期として体をなしていた。
    そしてもう一つの主題と言ってもいいと

    0
    2014年12月31日
  • 少年アリス

    Posted by ブクログ

    「あゝ、そうか。提灯を作るんだね。蛍星を入れて。」アリスが了解すると、
    「そう、月明かりだけでは暗過ぎるからね。」
    2014/10/31-11/05

    0
    2014年11月22日
  • よろづ春夏冬中

    Posted by ブクログ

    長野まゆみさんらしい14の短編集。
    少しのファンタジー要素と、青年たちのほんのりとした妖しい関係が多々あり。

    0
    2014年10月22日
  • ぼくはこうして大人になる

    Posted by ブクログ

    久しぶりに長野さんの本を読んだ。
    歳の離れた血が繋がっていない双子の兄姉をもつ主人公。中学生のちょっと冷めた感じや背伸びした感じがなんとなく懐かしかったかな。

    0
    2014年10月18日
  • 螺子式少年

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず素晴らしい世界観。読み始めるとすぐにどっぷり浸かれる。SFなんだけどファンタジー色が強いからそこまで固くないので好き。この世界では色んな人がレプリカされているんだろう。葡萄丸のお父さんがレプリカなのも実は死んで仕舞ったんじゃあないかとか、野茨のママも本当の野茨を亡くしてレプリカを作ったんじゃないかとか憶測だけど、考えてしまう。 それにしても、長野まゆみの世界は全てが綺羅綺羅している。夜警が買ってた果実入りのシトロネル酒私も飲んでみたい。

    0
    2014年10月13日
  • 咲くや、この花 左近の桜

    Posted by ブクログ

    つまり、きみはもう外道にいるわけだよ。

    「左近の桜の」続編。相変わらず巻き込まれ体質の桜蔵。各章ごとに区切られているので、次の章こそ新展開かと期待して読み進めるも、少しワンパターンな展開が続く。しかし、最後はなかなかどうして気になる。大学生編と続いてほしいシリーズ。

    0
    2014年10月09日
  • お菓子手帖

    Posted by ブクログ

    エッセイ。当時の様子もわかり、お菓子の甘い香りが文章を通じて伝わってきます。 甘いものが食べたくなる。

    0
    2014年09月27日
  • ぼくはこうして大人になる

    Posted by ブクログ

    年の離れた、血のつながりのない双子の妹兄をもつ一(はじめ)。幼い頃、この双子に、女だとおもいこまされ、また、従兄に間違った性癖をおしえられ、今は中学3年生、優等生を演じている。
    東京で、弁護士をしている、兄のクライアントの弟が、一の中学に転向してきて、一の生活が、変わっていく。
    長野さんらしい、はなしの展開。
    でも、最後が、ちょっといい話で、読後感がよかった。

    0
    2014年08月28日
  • 少年アリス

    Posted by ブクログ

    足穂だ!
    書評を先に読んでしまい興味を持った。
    幻想的であり、夢のようでもあり。

    卵(鳥になれなかった=未熟な?
    子どもから大人になるでもなく、子どものままでいるのでもない。
    月の光:霧につつまれた様な雰囲気。

    0
    2014年08月25日
  • お菓子手帖

    Posted by ブクログ

    小説だと思って読んでたけど、
    エッセイに近い感じ。
    ても、出てくるご飯やスイーツは
    どれもおいしそうだった。

    0
    2014年08月23日
  • 鉱石倶楽部

    Posted by ブクログ

    美しい鉱石の写真に美しいお話が添えられている。
    本の後半部の菓子職人のひとりごとがいい。

    別の著者の本になるが、クラウドコレクターと似た趣きを感じた。

    0
    2014年08月22日
  • 野川

    Posted by ブクログ

    著者の「最高傑作」とあるので、期待して読んだけど、これが最高傑作なら、他の作品を読む必要はないな。
    設定は今どきのYAらしく、家庭が崩壊し、心を閉ざした少年。もちろん、仲間やいい教師との交流を経て再生していくわけだけど、出てくる人、皆賢くていい人で、傷ついた少年の心を思いやり、成長させてくれるんだな。
    現実にそんなことばかりあるはずないし。
    少年の心が託された鳩のすがたもあまりにありきたり。
    それでも★三つのわけは、今どきの日本のYAの中では、文章はそこそこいいから。
    他は・・・・。
    まあ、こういうのが好きな人もいるんでしょうが、よく読んでる人はこの程度のっ作品に感動したりしないよ。

    0
    2014年07月28日
  • 鳩の栖

    Posted by ブクログ

    中学生を主人公にした5つの短編集。
    表題作『鳩の栖』―内向的で孤独だった主人公操は、快活で人望も厚いクラスメイト至剛との出会いにより初めて心を開くようになるが、至剛には早すぎる死が迫っていた。
    哀しい話ではあるのに、不思議と艶っぽいしっとりとした雰囲気。描写表現がすごく綺麗。

    0
    2014年06月11日
  • レモンタルト

    Posted by ブクログ

    夭逝した姉の配偶者、つまりは義兄とは隣に住む「私」の不思議にまみれた仕事と恋の日常を描く。
    「私」が、恋に巻き込まれるたびに白馬の王子様のごとく現れる義兄との間には死者の、姉の匂いがうっすらと漂う筆致は見事。見事、だけど――やはり長野まゆみである。

    『雪花草紙』で「ぎゃー」と叫んだことがあることをすっかり忘れていた。この手のジャンルはそこまで得意ではないことを忘れていたわけではなかったのだが、忘れていたわけではなかったのだが手にしっとりとなじむ柔らかな文体でつい最後まで読んでしまったのが流石は長野まゆみであるといったところか。後半になればなるほど心の中の「ぎゃー」の頻度は増していったが、違和

    0
    2014年06月08日
  • 鉱石倶楽部

    Posted by ブクログ

    鉱石から生まれた詩のような短編集。鉱石の簡単な解説とカラー写真も掲載され、短編集としても写真集としても楽しめる1冊。元々幻想的で妖艶な作品を多く書く作家さんですが、美しく妖しく光る鉱石がまたよく合う。

    0
    2014年05月30日
  • レモンタルト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ”私”は義理の兄と二世帯住宅に暮らしている。
    会社の重役に与えられる数々の秘密の任務をこなし、奇妙なできごとに巻き込まれながら義兄への思いを募らせていく姿が描かれている。

    長野まゆみさんの本、初でしたー
    そしてBLを取り上げている作品も初でしたー
    ことこまかい描写がなかったので読めました。
    普通には起こりえないことが起こっているのに淡々と仕事をこなしている主人公、という印象を受けました。

    0
    2014年05月19日
  • サマー・キャンプ

    Posted by ブクログ

    ああ、長野まゆみさんはやっぱり頭がおかしいなと。

    再読します。
    メモを取ってもう一度頭の中を整理しないと、この本を本当に楽しむことはできないようだから。

    0
    2014年04月28日
  • 新装版 夜啼く鳥は夢を見た

    Posted by ブクログ

    紅於、頬白鳥兄弟と、従兄弟の草一。三人の少年と沼をめぐる不思議な物語。初期の作品らしく、BL要素はないけれど、なんとも不思議な世界観に包まれている。
    沼、水蓮、水蜜、水笛…水をキーワードに、その温度や質感までもが、美しい文章で綴られる。ちょっと恐いけれど幻想的な感じの終わり方が好き。

    0
    2014年04月23日
  • 野ばら

    Posted by ブクログ

    名前フェチみたいになるが、銀色という名を見たときには衝撃だった。
    景色や時間が重なる演出は面白い。が全体的な印象としてはやや茫洋として帰着点がない。

    0
    2014年04月04日