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Posted by ブクログ 2015年12月20日
かおりんです。さっちさんからいただきました。こちらも鉱石の写真がとても綺麗です。色々な鉱石が物語と共に紹介されていますが、煮詰めるとドロップになるなど、素敵な設定になっています。
Posted by ブクログ 2016年08月16日
長野さんの「今」の小説も好きだけど、私が初めて触れて好きになったこの時代の小説にもすごく惹かれます。
鉱石に長野さん独自の名前がつけてあり、それについての散文詩のような文章(見開きに収まるボリューム)、想像上の鉱石の説明のところが気に入りました。
むかし、長野さんの小説を初めて読んで「ほわ~」と...続きを読むなったときの気持ちを思い出しました。
特に散文詩のような文章がすごく気に入りました。
想像上の鉱石の説明では、鉱石を「食べる」種族が解説を書いているので、何オンスの水分を含む(ジュースにするらしい)とか、砂糖漬けにすると保存がきく、とか書かれています。
…猫かな?
以前は興味がなくて手にとらなかったのですが、いま読んでみたら手元に置いておきたいと思いました。
Posted by ブクログ 2014年06月03日
石好きならばと勧められた本で、写真も美しいしそれに付随する文章もさらに綺麗なもの。ファンタジーであり、また常々美味しそうにも見える石は私だけでも無いのだと実感。石好きの友人にも勧めたい。
Posted by ブクログ 2013年05月18日
鉱石好きにはたまらない、浪漫たっぷりの一冊です。
写真が多く掲載されているので、図鑑のような気分で読んでもいいかもしれません。
現実と夢の境目のような世界観で、どこかリアルなファンタジーといった雰囲気です。
どうぞ、おめしあがりください。
Posted by ブクログ 2013年03月02日
少年、鉱物の要素がたっぷり詰まった一冊です。
長野さんのファンなら是非。
詩のようなものなので読み応えを期待すると楽しめないかもしれませんが、よく見ると鉱物の紹介文もメルヘンな感じになっています。
そして写真がとても美味しそう!
綺麗ですよ♪
文章も美しいです。どっぷり日本語の魅力に浸かれます。
Posted by ブクログ 2012年06月24日
色とりどりの鉱石を食べ物に見立てており、どれにまつわるお話も楽しかったです
鉱石のカラー写真も興味深く、昔の自分も、土産物屋で買った水晶を大事に持っていたことを思い出しました
綺麗な、まるで流れるような印象の文体も好きです
Posted by ブクログ 2012年02月20日
長野さんの本はやっぱりいい。
不思議な世界観が別の世界に連れて行ってくれるので読んでいて癒されます。言葉の使い方がきれいで、鉱物の写真との相性も非常に良く、とても楽しい気分になる。
Posted by ブクログ 2011年05月12日
長野作品と鉱石(と少年)は、切っても切れない深い繋がりがあると思うのです。
この作品は、美しい鉱石の写真に、長野さんの鉱石たちへの溢れんばかりの愛を感じられる物語が添えられた『長野的鉱石図鑑』。
長野さんの筆にかかると、鉱石たちがふわりと匂い立つというか、かじればカリッと美味しいんじゃないかと思えち...続きを読むゃって困ります(笑)。
Posted by ブクログ 2010年07月22日
最近の作品は、ひらがなで紡がれる湿り気を帯びたイメージですが、初期作品は漢字に彩られた硬質で綺羅綺羅としたイメージなんです。だから鉱石との相性もいいんですな。
長野まゆみの手による鉱石は、甘く旨味そうな輝きに満ちています。そんな架空の鉱石から生まれた物語。しかもその鉱石の写真には実在の鉱石が用いられ...続きを読む、その解説も付されているから、虚と実が入り交じり何とも奇妙な感覚に包まれます。
冒頭の学校を舞台とした短編も、初期のイメージそのままに綺羅綺羅として秘めやかで素敵です。
Posted by ブクログ 2022年07月14日
長野まゆみさんによる鉱石の解説が本当に素晴らしい。鉱石を食べ物にみたてて紹介しているので、視覚だけでなく味覚も刺激される気がする。一つ一つの物語もきらきらして美しい。いいなぁ、こんな世界に行きたいなぁと思う。
Posted by ブクログ 2022年05月15日
個人的に鉱物が小さな時から好きで
シトリンはべっこう飴みたいでおいしそうだなと思っていました
この本は小さい時に夢想していたことを
図鑑のように詩集のように綴られており、
読み終わってしまうのがもったいなくて
少しずつ大事に読みました
写真も綺麗で眺めているだけでも楽しい一冊です
Posted by ブクログ 2021年11月29日
鉱石を題材に、1つ1つ綴られたストーリー。
写真も掲載されていて、美しい美術カタログのよう。
ビジュアルも含め、長野まゆみの世界観たるや脱帽。
ほんの数行で、宇宙空間に放り出されたような美しさの渦に自分の思考が浸っていることに驚く。
宮沢賢治をこよなく愛す長野まゆみ。
まるで「銀河鉄道の夜」のよ...続きを読むうな、不思議な世界観を繊細でガラス細工のような言葉で紡ぐ。
ストーリーの他、鉱石を薬草か何かのように食べられるものとしてレシピや効用なんかが書かれている所なんか、想像力の豊かさが幼い子供時代を思い出させてくれる。
暗に猫さん目線で語られている感じも宮沢賢治の影響力を感じさせてくれて楽しい。
Posted by ブクログ 2020年09月21日
綺麗。鉱石の写真もお話も。
鉱石を食べ物や他のものに例えてお話作られてるのも素敵。砂糖菓子屋のところもいい。
「きょうこれからの、まだ誰も知らない一日のほうがきっと価値がある」
Posted by ブクログ 2013年04月05日
この作品を読み終わった時に、
昔好きだった鉱石集めの趣味がぶり返してきました。
ひとつひとつの石がとてもおいしそうに描写されており、
本当に食べられるのではないかと錯覚してしまいそうになりました。
写真も素敵です。
Posted by ブクログ 2012年11月19日
友達にもらって、初めての長野さんの作品。
文章が素敵なのはもちろん、写真も綺麗で素敵でした。
個人的にお気に入りの鉱石は雪綿(オーケン石)。
レビューで書いていらした方もいたのですが、私もこの雪綿の説明を本当だと信じてしまった一人です。食べられるんだ、へぇーとかなんとか思ってました。
はじめ読み始...続きを読むめる前にぱらぱらっと見たのですが、その時にこの雪綿のページを見つけたんです。プロローグを読んでいなかったからますます勘違いしやすくて^^;
ある意味、楽しい勘違いでしたが…。
ともかく、ほんとに素敵な作品です。
ネットで調べたら、ミネラル展という石が購入できる催しがあるようなので、行ってみたいなぁ~(*^_^*)
Posted by ブクログ 2012年10月26日
短編集なのでさらりと読める。鉱物の写真も美しく、また登場する少年達も大変可愛らしい。
鉱物やファンタジー、少年が好きな方にはオススメできる一冊。
Posted by ブクログ 2012年10月08日
鉱石を目でみて、物語で感じることができる本。
ファンタジーとリアルの配分が良くて、読んでて「この石は実際に砂糖漬けにして食べられるんじゃないか?」なーんて思ってしまう。
作者の鉱石への情熱を深く感じることができた。
読後はきっと石が欲しくなるはず!
渋谷の東急ハンズに行ってこようかな。笑
Posted by ブクログ 2012年10月06日
長野まゆみ作品に触れるまで、鉱石にはとんと興味がなかったのですが、ひょんなことから新盤少年アリスを手に取りました。そこからは不思議な長野ワールドに引き込まれ、鉱石にも……。
鉱石初心者にはありがたいですね。
写真も大きく、少ないですが解説もあります。まあ、ほとんどが長野ワールドならではの設定や短編小...続きを読む説ですが。
今度はもっと詳しい鉱石の専門図鑑が欲しくなる一冊です。
Posted by ブクログ 2011年11月09日
美しい鉱石の写真と、それに添えられた幻想的な小話集。
鉱石の写真と相俟ってか、言葉も透き通って響くようです。
ファンタジックな鉱石コラム(?)も、想像が難しいながらも魅力的で、鉱石がただの石ではなく、それ以上に生き物たちの暮らしに溶け込んでいるような世界観があります。
そして綺麗な宝石の写真...続きを読むが、段々と美味しそうな食べ物に見えてくるのです。
これほど想像を膨らませることができたら楽しかろうなぁ。
Posted by ブクログ 2020年01月26日
様々な鉱石から着想を得たごく短い物語が、鉱石の架空の使用方法と共に図鑑のようにまとめられている。
物語の登場人物は少年達。不純物を排除した世界で生きている彼らの記憶の断片を覗かせてもらっているようだ。純粋で透明で時が止まったみたい。
美しいその瞬間を永遠に閉じ込めておきたい一冊。
Posted by ブクログ 2014年08月22日
美しい鉱石の写真に美しいお話が添えられている。
本の後半部の菓子職人のひとりごとがいい。
別の著者の本になるが、クラウドコレクターと似た趣きを感じた。
Posted by ブクログ 2014年05月30日
鉱石から生まれた詩のような短編集。鉱石の簡単な解説とカラー写真も掲載され、短編集としても写真集としても楽しめる1冊。元々幻想的で妖艶な作品を多く書く作家さんですが、美しく妖しく光る鉱石がまたよく合う。