長野まゆみのレビュー一覧

  • 猫道楽

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    うわあ、これは気持ち悪いぞ。(笑)
    過激とかそういうのではなく、攻め方がね。
    こう、ジワジワ相手を追い詰めて行く感じが。

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    2013年12月07日
  • 千年王子

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    テレビジョンシティのような、近未来SFと、古代ファンタジーが混ざったような小説。
    千年前に古代都市で生きていた人が、近未来の時代に転生して、徐々につながりがわかっていくが、どこと誰が結びついているのか、しっかり読まないと混乱する。
    名前がアルファベットなので、途中で誰が誰かわからなくなったり、近未来のシステムがなかなか理解できなかったりと読むのが大変だったけど、基本は長野ワールド。
    つまり、少年同士のシーンが出て来るけど、今作はあからさまにやってるシーンがたくさん出てくる。
    普通にsexって単語出てきますし。
    ですが、それをまた違う言葉で言い換えたりしているので、あからさまなシーンなはずなのに

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    2013年11月16日
  • 水迷宮 瀧の巻

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    下巻。
    上巻の途中から、世代順に話が始まってきたが、家系図がついているので、それを見ながら読み進めるとわかりやすい。
    得意な少年の話が出てきます。

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    2013年11月16日
  • 水迷宮 汪の巻

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    長野まゆみの初期の作品。
    短編連作で、平安時代の妖をテーマにした作品です。
    よくある、妖の呪いを末代までかぶることになった一族の話で、平安時代のホラーなんだろうけど、そんなに怖さを感じない内容。
    長野作品にある難しい漢字や珍しい文章はそんなになく、読みやすいです。
    こちらが上巻です。

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    2013年11月16日
  • 改造版 少年アリス

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    読み始めた頃はファンタジー感強くて苦手かも…と思ったけど読み終わると独特の世界観があっておもしろかった。
    他の作品も読んでみたいかも。

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    2013年11月09日
  • 猫道楽

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    綺麗な表紙で手にとってみたら…
    大学の学生課に入った猫シッターの高額バイトの募集。仕事先は瀟洒な調度のお屋敷で…
    という出だしに惹かれたものの、途中でどうやらBLらしい展開に。
    しかし思い返せば冒頭から、バスの中で桜の花びらを取ってもらうシーンからなにか怪しかった、と気づくべきだった。

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    2013年11月08日
  • 野川

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     東京の西側郊外を流れる野川を中心とした物語。関東の地図を開いてみてください、東京と神奈川の境を西の奥多摩から東京湾に向けて、東西に多摩川が流れています。野川は西東京を流れる多摩川の支流。

     多摩川の周辺にはそれとは気づきづらいのですが、何段かの河岸段丘が残ります。東京側の野川の向こうには”はけ”という地形が残る段丘が広がり、周辺には武蔵野台地に浸み込んだ湧水が野川に流れ込んでいきます。

     物語の随所に自転車で走り回った地域が出てきますので、大変馴染みを覚えます。調布飛行場、東京天文台、東京外語大学、まだ緑の多く残る地域です。私のホームタウンは多摩川を渡った逆側の段丘、多摩丘陵です。

     

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    2013年10月31日
  • 少年アリス

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    独創的な世界観のある長野まゆみの原点。話の舞台は、現実世界のようなのだけど、著者の幻想的な表現によって、一種のパラレルワールドのようにも感じられる。その世界の住人アリスと蜜蜂が、夜の学校で別の世界に紛れ込んでしまう。二重のパラレルワールドが展開されているようで、とても不思議な作品。単純なファンタジーではなく心にチクッと刺さるものも、大人でも存分に楽しめる童話。


    中学の頃に出会った本。当時は単行本だったが今回文庫を読み直し。「天体議会」もそうだけど、この作家の初期の作品を何冊か読んでいると宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」(登場人物のほとんどが猫の姿で描かれてたアニメ版)の世界をいつも想像してしまう

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    2013年10月28日
  • よろづ春夏冬中

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    つくづく、この人の文章が好きなのだと思う。

    お気に入りは「待ちきれない」。先生が好き。でも実際に自分の近くにいたら、ひいちゃうと思う……(笑)
    「猫にご飯」も良かったなぁ。続きが読みたい。

    長野さんの作品の中ではライトというか、文体的に読みやすいのかしら、と感じました。

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    2013年10月21日
  • サマー・キャンプ

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    ネタバレ

    彼女作の「ぼくはこうして大人になる」と少し近かった。清浄な淡白な文章と設定、ドロドロで欲望と希求溢れる内容。長野まゆみの、錯綜した性や女性男性の垣根を分からなくさせる得意の内容だった。読んでいて誰が何の性別でどんな印象でどんな人物なのかわからなくなる。いかに自分の人物評が性別に依るかが分かって嫌になった。ジェンダーの問題を主眼に置きつつも主人公、温の性別や染色体や病気を探るものではなくてそれは唯の手がかりで自分は何者なのか、どういう生活をしてきたか誰なのか、社会と相対的に存在する自分はどこにいるのかを探っていった。
    自分が何者なのかということを探ることで自分の世界、自分にとっての愛おしいものを

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    2013年10月17日
  • 夜間飛行

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    常に夢の中にいるみたいなお話。
    挿絵がなくても頭の中にキラキラの色や物語の世界が広がる。
    宝石箱みたい~

    あとミシェルの飲む薄荷入りのジュース、飲んでみたいな~♪

    読みすすめるうちにどんどんわくわくするお話でした。
    また読もう。

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    2013年10月04日
  • 咲くや、この花 左近の桜

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    前作よりファンタジー(と表現は不適切な気がするが)な
    要素が強まってしまったなあ・・・。
    でも相変わらず独特の妖艶さと柔らかさで、
    不思議な世界にたゆたう感じは好き。
    この人の作品を読むと、
    日本語のもつ美しさにはっとさせられる。

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    2013年09月08日
  • 都づくし旅物語 京都・大阪・神戸の旅

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    高校の卒業旅行。この本を参考に京都の町を巡ったものです…なぜか最近は男性愛専門作家みたいになっていますが、この頃はもっと幅のある活動をされていました。

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    2013年09月08日
  • 銀河電燈譜

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    宮沢賢治が辿った銀河鉄道の旅と、上京先で巡り合った人々を描いたファンタジー。
    本当の宮沢賢治が東京で如何様な出会いをしたのか定かではないが、彼の視線から人々の数奇な生き様を見ることは、なかなか愉快であった。

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    2013年08月31日
  • 鳩の栖

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    高校の頃一度読んで意味がわからないと思ったけど、今なら客観視しながらちゃんと読めた。

    季節や言葉に関しては、本当に美しいものばかりだし、四季をはっきりと感じることができる描写。

    夏の夜に読みたくなる。

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    2013年08月09日
  • あめふらし

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    相変わらずの長野ワールド。『よろづ春夏冬中』に出てきた橘河、市村兄弟が再出。そういうことか〜と納得のいく部分もあり、まだまだ理解できない部分もあり。それでも、タマシイとか異界とか、この妖しく不思議な世界観は好き。また時間をおいて読み返してみたい。

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    2013年08月07日
  • 鳩の栖

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    短編集。
    少年たちのおはなし。
    この人の作品は読めないのと読めるのがあるんだけど、これはすんなり読めた。あっさりしてるからかな。

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    2013年08月06日
  • となりの姉妹

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    御近所づきあいからのちょっとした冒険ものみたいなお話。謎解きもありながら、ゆるーく時間が過ぎてくのもいいな。身近な人達の関係性がいろいろあって、人との繋がりって不思議だなあと思わされる。

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    2013年07月31日
  • 箪笥のなか

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    ☆3.6
    親戚から譲り受けた、古い紅い箪笥。その引き出しから時々不思議なものたちがあらわれ、また箪笥に呼ばれるように、この世ならぬ人々が私を訪ねてやってくる...。

    古い紅い箪笥の影響で、現実とちょっと不思議な世界の入り混じった空間になってる。訪ねてくるのは怖いものたちじゃない、ちょっと不思議なものたち。マイペースな弟や大家さんもいい味出してる。

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    2013年07月26日
  • 螺子式少年

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    久しぶりにキラキラモードの文章が読みたくて再読。
    瑠璃・紫瑛など作品中の漢字にふってあるルビを見ずに
    どんな物なのか漢字のみを見て、自分で想像をするのが
    ちょっと楽しかった。

    この作品が不気味なのは、本人の全く知らないところで
    自分そっくりに作られるレプリカが、普通に生活を送っている
    こと。 依頼者が身内だった場合、同じレプリカが大量に
    作られ本人か偽者かの見分けが、周りでつかなくなっている。
    心までも本物そっくりにコピーできるレプリカと本物との
    違いは? どこで線引きをするの? 
    答えの出ないグルグル感が久しぶりに面白かった。

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    2013年07月24日