感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かなり核心に迫ってきているのに、それぞれがそれぞれの思惑によって勝手に行動しているようで、一筋縄ではいかない。誰がどの種族であるか、本人さえも記憶が無かったり、あっても偽造された記憶であったりして、複雑極まりない。シュイはいっそう孤独を深める。なんて哀しい物語なのだ。
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誰がHALASSで誰がラシートで、誰が誰の子どもで…?とかそろそろ解らなくなってきたけれど謎めく世界観が良いです。
消えてしまいたいシュイと、ジャウが…ジャウが居なくなるっぽいのが悲しい。
ラストの独白は毎回、誰なんだろう。
「いつからこうしているのか……思いだせない」
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ジャウ……!
新世界では一番ジャウが好きでした。
「……終わりにしたいと……希むのは、……何もあなたばかりでは……ありま……せん、」
08'9'3
Posted by ブクログ
これは長野先生の他の作品を読んで、慣れた人が読むのが好ましいと思われる。
例のごとく隠語のような感じや遠い言い回しなどが多く、推察力というか想像力が乏しいとよくわからない表現も多々。
全5巻なので、愛がないとやめてしまう可能性もあり。
作品としては「千年王子」に雰囲気が似ている。
Posted by ブクログ
主観はシュイですかね・・・段々解かってきたような気もする・・?ラシートの女はイオ、というかミンクの体?なんですかね??5まで読み終わってから、もう一回全部読みたいと思います。
Posted by ブクログ
陳腐な表現だが謎が謎を呼ぶ、という感じで頭がこれでもかと混乱した。高校生のときに読んだ際は何を感じたのかまったく覚えていないが、きっと同じように混乱したのであろう。けれど何もかもをつじつまを合わせて読もうとするから疲れるだけで、そこにあるものをそのまま吸収してじぶんの物語に変換してしまえば、こんなに好きなように読める作品もない。喪失感にくるまれていくシュイが切ないが、ここにきてそのその寂寥感に捕らわれるわけにはいかなくなった。エヴァとジャウの意味深なセリフに、ソレンセンという男。さあ、終焉を描く5thへ。