あらすじ
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太陽から二億三千万キロ離れた夏星。そこではP.U.Sという先天的病気の因子が住民を蝕み、人々は"新世界"への渡航を夢見ていた。斡旋住宅で兄シュイと二人きりで暮らすイオ。彼の元に残された謎の物質"ゼル"とは何か?二人を巻き込む壮大な闘いが今、始まる。超人気シリーズの第一巻。
感情タグBEST3
匿名
子供の頃何回も読んだ本
不思議な世界でちょっと切ない世界
でも、シュイとイオが大好きです
大人になってから読み返すと、さらにちゃんと捉えることがいくつもありました
そして、1巻の最後はちょっとというか…結構切ない
Posted by ブクログ
混乱した意識。混線した交換器の音声は誰を呼ぶ声なのか。
イオの視点で書かれているから、ということだけのせいではなく、ここにはイオしかいないのではないか、という気がしてくる。
Posted by ブクログ
ついにハードカバーから文庫へ。
見つけた時には迷わず購入。
読み始めた時は世界の設定がよくわからなかった。謎をふっかける1stは続編への期待を膨らませます。もちろん、少年たちの動向にも期待してる。
Posted by ブクログ
長野さんのゴリゴリのSFで、ダークな世界観が好きです。
粗野と品が同居するキャラや、記憶か人格を無くしたかでよく分かってないキャラがいるのもいつもの。
P.U.S.を発症すると超肥満体になる、これまでで最も醜いかも。身体を切り売りしたり。
黒長野、好きです。
Posted by ブクログ
太陽(ソル)から2億3千万キロ離れた夏星(シアシン)。
そこではP.U.Sという先天的病気の因子が住民を蝕み、
人々は“新世界”への渡航を夢見ていた。
斡旋住宅で兄シュイと二人きりで暮らすイオ。
謎の物質“ゼル”をめぐる闘いのなか、
“永い眼り人”はふたたび目醒めるか。
全5巻の長編作。
長野さんのSFはテレビジョン・シティ以来かな?
部分的な描写はハッキリしているのに全体が繋がらない。
でもそれは物語の進行を邪魔したりはしない。
最後はかなり切なかったけれど、種族によって
身体機能や能力で絶対的階級制度を設けたり
意思を持たない人を作り上げ、自分のパーツを培養したり
パーツを売り買いしたりする様は
クローン実験の成れの果てを連想させるとともに
私利私欲の為には人を人とも思わない残酷な人間そのものの
未来を写しているようで恐ろしかった。
Posted by ブクログ
これは長野先生の他の作品を読んで、慣れた人が読むのが好ましいと思われる。
例のごとく隠語のような感じや遠い言い回しなどが多く、推察力というか想像力が乏しいとよくわからない表現も多々。
全5巻なので、愛がないとやめてしまう可能性もあり。
作品としては「千年王子」に雰囲気が似ている。
Posted by ブクログ
文庫本が出てたので即行get。相変わらずの独特な世界観です。意味の解からない単語が一杯。2週目が楽しいんだよ・・・!意味が解かりだしてね?来月も出るらしい。ウヒョー
Posted by ブクログ
この作品のあたりから、あからさまに如何わしい題材が増えた気がする。
イオが記憶喪失だったり、粗暴な人に惹かれたりと、お得意な設定。
まだ普通の医者の振りしてるソレンセン素敵(笑)